村井國夫×春風ひとみ トーク&コンサート ~ある夫婦の物語~

 村井さんと春風さんのI do! I do! を100人ほどの小さな会場でピアノ一台伴奏でのコンサート形式で観た。大掛かりなセットも凝った演出もなく、役者二人だけのシンプルな芝居。

 会場のマグノリアホールは小さなコンサートくらいはできるかもだけれど、ホールというよりは大きめの普通の部屋で、座席も普通のパイプ椅子に、舞台だってほんの20センチほど高くなってるだけで奥行きもちょっとしかないし、ピアノを置いたら残りは3分の2くらいのスペースしかない。けれどその空間が二人が結婚して、子供を育てて、離婚の危機を乗り越えて、そして最後はそこを出て行くという、彼らの家そのものに見えてしまうから本当に演劇って素晴らしい。老夫婦になった二人の最後のシーンの演技が始まった途端にどわ〜っと落涙してしまった。観客は一緒に彼らと年を重ねた家の目線だったかも。

 たくさんの舞台を観て来たなかで、これよこれ、こういう舞台体験がしたいのよ、の珠玉の時間だった。
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# by tigersandcatlover | 2016-02-07 14:35 | その他の舞台

DNA-SHARAKU

 和製新作ミュージカルのいいところはアテ書きが出来るところだなあ、と思った一作。

 ストーリーやプロットは正直B級というほかないけれど(いやわざとそう作ってるんだろうけど)キャストの個性を存分に活かした作品にはなっていた。ってなんかエラそうねwでも本当にそう思ったんだもん。歌がうまい人たちには声にあった歌が、目に麗しい人には踊りをはじめとした動きの美しい見せ場が、味のある人には渋い台詞が、などなど。

 これ、笑う場所だよね?ってところでも客席が戸惑ってるのが分かってどどっと笑えなかったがちょっとフラストレーション。いや、初見でも自由にどかんどかん笑えばいいんだけどさ、BWの劇場みたいに。その辺りがギャグがお約束になってる劇団なんかだと観客もそういう気持ちで来てるからやりやすいんだろうなあとは思った(某新○線の劇団を指してますw)。

出演
ナオト・インティライミ / 小関裕太 / 新妻聖子 / 坂元健児 / 田野優花 / ミッツ・マングローブ / 藤岡正明 / Spi / 大野幸人 / Miz / 朝海ひかる / 中川晃教 / イッセー尾形 / 他
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# by tigersandcatlover | 2016-02-07 09:28 | ミュージカル

べつの言葉で ジュンパ・ラヒリ著

 なんの予備知識もなく、図書館で予約していたラヒリのエッセイを借りた。で、びっくり。彼女の初エッセイであるこの本は、なんとイタリア語で書かれたものなのだ(もちろんそれを和訳したものを私が読んでるわけだけど)。

~内容紹介(amazon.comより)~

「わたしにとってイタリア語は救いだった」ローマでの暮らしをイタリア語で綴るエッセイ。子供時代から、家では両親の話すベンガル語、外では英語と、相容れない二つのことばを使い分けて育ったラヒリ。第三の言語、イタリア語と出会ってから二十余年。ついにラヒリは家族を伴いローマに移住する。初めての異国暮らしを、イタリア語と格闘しながら綴ったひたむきなエッセイ。イタリア語で書かれた掌篇二篇も付す。


 まず頭に浮かんだのは、すこしわかる、そして羨ましい!という感情。私はもちろん日本語が母国語なのだけれど、中途半端な幼少期に過ごしたアメリカでの生活のせいで、英語が彼女のベンガル語のような位置づけに感じられてしまう(彼女同様、それは決してうまく操れるわけではない)。そこにかれこれ6年ほど少しづつドイツ語を勉強しているのだが、まったくもう湖の岸沿いを泳ぐどころか、水たまりに足をちょちょっと入れてるような感じでまどろっこしい。異国の言語への憧れともどかしさ。なんなんだろうなあ。正直最近は授業は受けているものの予習復習に身が入ってないなあと自分でも思うんだけど、また少し初心に戻って頑張ってみようかな、という気になった。

 それにしてもいくら20年間イタリア語を勉強したとはいえ、ローマへ移住してわずか一年で短編まで仕上げてしまうこの言葉への才能に驚嘆。翻訳の素晴らしさもあるだろうけど、ラヒリのこれまでの小説から受ける色みたいなのはそのまま残っていて、でももちろんよりプリミティブな感じ。それより彼女の日記を盗み見るような楽しさもあって、いやもうこの本、絶対手元に置いておきたいから買っちゃおう~。
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# by tigersandcatlover | 2016-01-26 21:27 | 読書

ジョルジョ・モランディ 〜終わりなき変奏〜

 生涯通じて静物画(それも同じ器を無限に)とグリッツァーナの風景だけを描き続けた画家、モランディ。その展覧会を観て来た。(兵庫県立美術館にて2月14日まで
 まーあ、これでもかというほど同じモチーフの作品が展示されているさまは圧巻。なんというか、手元に飾りたくなる作品、だったなあ。観ていて落ち着く。

 面白かったのは彼を知っている人が彼を語るドキュメンタリー映像。作品を世に出したり売ったりすることには全く興味なく、決まった生活、決まった作法、そして静かに絵だけを描いて暮らすことに専念した姿。彼の人生こそがまさにstill lifeなんじゃないかと思ったわあ。
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# by tigersandcatlover | 2016-01-24 12:59 | おでかけ

ミハイロフスキーバレエ来日公演 白鳥の湖

 成人の日連休の観劇行脚ラストはこちら。
 あら、正方形で撮影されちゃった。前から2列目ガン見席にて。

〜キャスト〜

オデット/オディール アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
ジークフリート王子 ヴィクトル・レベデフ
悪魔ロットバルト/ ミハイル・ヴェンシコフ
道化 /デニス・トルマチョフ
王妃 /ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師/ ロマン・ペトゥホフ
パ・ド・トロワ/タチアナ・ミリツェワ ワレーリア・ザパスニコワ ニキータ・ナザロフ

指揮:ヴァレンティン・ボグダーノフ
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団

 ゴメスワン沼友たちがおロシアで、そしてちょうど去年の今頃の来日で<目をつけた>(笑)レベデフ王子をようやくこの目で観ることができました。第一印象は脚が意外に細い!だったけど、どうやら一幕のやや長めのトップスの衣装のせいだったようで、二幕には上下とも白い衣装で健康的な「これぞ白タイツ!」を見せてもらえましたわ。眼福(おばさん目線w)。それにしても笑顔のかわいらしいこと。他のキャストたちが踊っているときも袖で細かい演技してたりするのでついつい彼ばかり目で追ってしまったという・・・。まあそういう見方は邪道なれど、やりたいようにやらせてもらうわ、もう。

 ヴォロンツォーワは体操選手っぽい体格で健康的なお色気だったかな〜。コケティッシュな黒鳥がことのほか魅力的だった。

 あと座付きオケはやはりよろしいねえ。踊りに合わせるがあまりに、あれ?こんな音楽だっけ?と思うこともあったけど、それも新鮮だったし。何より目と耳からの刺激がぴったり合う心地よさがあった。来年も来日してくれたらぜひ観たい。けど、せっかくだから演目はちょっと工夫してくれたら嬉しいな。
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# by tigersandcatlover | 2016-01-17 22:29 | その他の舞台

Stars in the moonlight~月夜に煌めくエトワール

 オーブからオーチャドへ移動。渋谷内マチソワ。で、観たのはパリ・オペラ座のエトワールたち三人とヴァイオリンとピアノの競演。舞台後方のモニターに作品名・キャスト、そして月が効果的に映し出されて幻想的。

 背中を見せて立っているだけでも美しいエルヴェさん(吐息が素敵、というファンの方々の言うてはることがちょっとわかった・・・いい意味でどこかアンニュイなのよねえ)。余分なものが削ぎ落とされたような佇まいのドロテさん、健康的な筋肉の美しいマチューさん(体操着みたいな衣装のせいでそんな印象になったのかもしれないけどw)。そして個人的にうれしかったのは彼が18歳のころから何回か演奏を聴いてる三浦文彰くんがすっかり大人になってこういう場に声がかかって演奏するようになっていること。彼の演奏は外連味がなくて誠実感にあふれているので、今回のようなプログラムにはぴったりだなあと思った。

 静謐で美しくて洒落ていて・・・大人な時間だった。昼間はオーブでぐわ~っと魂持っていかれたのだけれど、それをいい意味でクールダウンするような。こういうニュートラルな気持ちになる観劇体験って初めてかもなあ。

~演目リスト~

音楽:ジュール・マスネ (「タイスの瞑想曲」)
振付:エルヴェ・モロー
振付協力:イザベル・シアラヴォラ
バレエ:ドロテ・ジルベール&エルヴェ・モロー
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

イザイ:『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調" バラード"』
ヴァイオリン:三浦文彰

ポンセ:『メキシカン・バラード』
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『トリスタンとイゾルデ』よりパ・ド・ドゥ日本初演
音楽:リヒャルト・ワーグナー
振付:ジョルジオ・マンチーニ
バレエ:ドロテ・ジルベール&マチュー・ガニオ

『ツクヨミ』 世界初演
音楽:アルヴォ・ペルト「アリーナのために」
振付:中村 恩恵
バレエ:エルヴェ・モロー
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『それでも地球は回る』
音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ (「バヤゼット」より“私はないがしろにされた妻”)
振付:ジョルジオ・マンチーニ
バレエ:マチュー・ガニオ
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

サン=サーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ』
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『瀕死の白鳥』
音楽:カミーユ・サン=サーンス「動物の謝肉祭」より第13曲「白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン
バレエ:ドロテ・ジルベール
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

Musicリスト:『バラード 第2番 ロ短調』
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『月の光』
音楽:クロード・ドビュッシー
振付:イリ・ブベニチェク
バレエ:エルヴェ・モロー
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
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# by tigersandcatlover | 2016-01-15 15:49 | その他の舞台

2016 New Years Musical Concert

 新年早々観劇上京(笑)。まずは当初はあまりチェックしていなかったんだけど、あとからBWで2500回以上ファントムを演じた名優;Howard McGillinさんの出演が発表されてテンション上がりつつチケット購入したこのコンサート。
CAST

Matt Laurent
Rachel Tucker
Howard McGillin
Laura Osnes
Robert Marien

 3年前のノートルダム・ド・パリの来日公演でLaurentさん、Marienさん観てるやん、わたし!と後から気づいた。とほほのほ。で、ほんとうにほんとうに素晴らしいコンサートでした。正直前半は懐かしのミュージカルメロディてな感じで、歌謡ショーみたいではあったんだけど、後半の自ら演じた役からのソロ5連発では突然その作品の世界に持って行かれるような。これよこれ。さすが現役で舞台にのってる・のり続けてる人たちだわあ。そしてやはり一部を切り取ったコンサートだけではなく、揺さぶられる舞台をこれからも観つづけたい、と心より思った。まさに観劇おたくの新年にふさわしいコンサートと言えましょうw

 以下セットリストと書きたいところだけの感想メモ。

1)Seasons of Love/『RENT』:ALL 
 なぜだかハワードさんの寝癖みたいなほよほよした髪型に目が行ってしまったわ~。つい一緒に口ずさんでしまいそうになりつつ。 

2)Some Enchanted Evening/『South Pacific』:Robert

3)CABARET/『CABARET』/Rachel 
 これは年末にPOBで聴いたブリヨーナ・マリー・バーハムさんに軍配があがるかな。

4)Over the Rainbow/『The Wizard of Oz』/Matt
  前半は自らギターをつまびきながらのアレンジ。

5)Singing in the Rain/『Singin' in the Rain』:Howard
 今回の5人の中で彼だけが少し前の世界からタイムスリップしてきたかのような錯覚になりつつ。ちょっぴりぎこちなく踊るさまと、誠実さがあふれる声とオールドファッションなきちんとした発音の英語。

6)Sound of the music/『Sound of the music』Laura

7)Luck be a Lady/『Guys & Dolls』Howard, Robert and Matt
 
8)Shall we dance? /『King & I』Howard and Rachel
 ハワードさんのちょっとぎこちないダンスがなんとも可愛らしい。

9)So in Love/『Kiss me kate』Robert

10)Memory/『CATS』Rachel

11)Tonight/『West side Story』Laura and Matt

12)I got rhythm/『Crazy for you 』ALL

~~インターミッション~~

13)I am the starright/『Star right express』Matt

14)All I ask of you/『Phantom of the opera』 Howard and Laura
 ラウルとではなく、ファントムとクリスティーヌのハッピーエンド的な一曲に思えてしまった。なんかじんわり。

15)Any dream will do/Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat /ALL
~Everybody say YES/Kinky boots
 今年オーブで来日公演が予定されている作品からのメドレー。Everybody say~では客席からの声をあおるんだけど、これ、そういう曲じゃないからちょっとやりにくかったよ(笑)

16)In my own little corner/『Cinderella』Laura
 BWでタイトルロールを演じていたローラさん。階段に腰かけて歌う姿は一瞬ボロを纏ったシンデレラに見えた。

17)What have I done/『Les miserables』Robert
 彼はヨーロッパそしてアメリカツアーでバルジャンを演じていたとのこと。これをソロで切り取って歌うのって珍しい気がする。が、これまた臨場感たっぷり。歌い終わった後、そのまま舞台が続いていくような感覚になった。

18)Defying Gravity/『Wicked』Rachel
 現BWエルファバのレイチェル。休暇をとって(?)このコンサートのために来日したという。階段を駆け上がって最後の歌い上げをするのだけれど、まったく声がぶれない。鳥肌立った!

19)Danse mon Esmeralda/『Notre-Dame de Paris』Matt
 ガジモトの少ししゃがれた声に一瞬にして変わる(けれどやりすぎない感じ)、いや見事見事。

20)Music of the night/『Phantom of the Opera』Howard 
 もーう、なにもいうことありません。至福。これが聴きたかったんだもの!ファントム役泣かせの高音もロングトーンも衰え知らず。あのメイクはさすがにしんどいやろうから、コンサート形式でもいいから全幕聴かせて欲しい!

21)Le temps des cathédrales/『Notre-Dame de Paris』 Matt Robert
 レイチェルさんが冒頭間違って出てきちゃって笑った~。そしてこの曲は3年前に一度だけ聴いたことになるわけだけれども、それでも旋律が耳に残っていた。

22)Peoples song/Les miserables ALL
 
23)You'll never walk alone/carousel ALL

24)There's No Business Like Show Business/Annie get your gun ALL

 しかし前半はハワードさんのパート以外は寝てたんか?っつーほど後半の感想ばっかりだ。いやいやいかに後半魂持って行かれたかってことなんですてば。
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# by tigersandcatlover | 2016-01-15 15:47 | ミュージカル

ダンス・オブ・ヴァンパイア

 観劇旅行から帰って翌週の連休も続けて観劇三昧。土曜〜月曜をそわまちそわまちと4本行ってしまった・・・。まだ旅の途中のような気分。
 ~キャスト~

クロロック伯爵;山口祐一郎
アプロンシウス教授;石川禅
アルフレート;平方元基
サラ;神田沙也加
シャガール;コング桑田
レベッカ;阿知波悟美
マグダ;ソニン
ヘルベルト;上口耕平
クコール;駒田一
ヴァンパイア・ダンサー;新上裕也

 3年ぶりの再演になるのかな。今回のニューフェイスは平方くん、沙也加ちゃん、ソニンちゃん、上口くん。みんな役柄にぴったり。キャスティングって大事ね。それにしても、まーあ、沙也加ちゃんの可愛らしいこと。こりゃ〜アルフレートめろめろになるわなあ。

 衣装や舞台装置はマイナーチェンジありつつも、大まかには演出などに変更無く、実に安心して観ていられた。新鮮味なくてもドキドキしなくても、わくわくはするんだよね♪ 

 BWのある意味おおらかさ満点の観客席を経験して帰って来た直後の一本目だったので、客席の笑いの控えめさとかお行儀のよさをしみじみと感じたなあ。あちらは本当にどうでもええようなところでドカンドカン笑いが起こるんだもの。そのおおらかさや置いて行かれ感を懐かしくも思いながら、帰って来たというホッとした気持ちも抱きつつの、2016年観劇はじめ。

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# by tigersandcatlover | 2016-01-13 17:13 | ミュージカル

Les Pêcheurs de perles

 2015年の観劇〆は4度目になるMETの大晦日ガラ公演。ビゼーのLes Pêcheurs de perlesであります。

Conductor; Gianandrea Noseda

Zurga; Mariusz Kwiecien
Nadir; Matthew Polenzani
Leira; Diana Damrau
Nourabad; Nicolas Teste

 2013がこうもり、2014がメリーウィドウと英語版オペレッタが続いたガラ公演。もちろん楽しく華やかでお祝い気分にはぴったりと言うことはよくわかるんだけど、個人的にはオペラらしいオペラがやっぱり観たい。ということで実はものすごく楽しみにしていた。で、もちろん悪くはなかった。なかったのだが・・・なんというか小粒な印象。全編通じて流れる旋律は耳に残るし、1幕のズルガとナディールの二重唱は素晴らしかったんだけど。なんか短く物足りなく感じてしまった。なぜかなあ? Kwiechenが最終場であまり声が響かなかったからかなあ。なんとなーく勝手にファントムのラスト的な感情移入が出来るかも、と想像してたんだよねえ。

 あと何様目線を承知で言わせてもらうと、もともとの3幕を2幕にするのならば、1幕と2〜3幕に分けるんじゃなくて1幕と2幕1場までを前半にしたほうがバランスいいんじゃないかな?あと展開に手間取りすぎな感じ。ズルガの部屋から処刑場への展開部分はそのまま勢いでつなげたほうが盛り上がるのになぁ、それが可能なセットだったのになぁ。ってホンマに何様やわw
 てなことをグチグチ言いながらもやはり極上に幸せな時間であったことは間違いありません、はい。
 今年の年末も来れたらいいなあ・・・いや、来れるように頑張る!!
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# by tigersandcatlover | 2016-01-13 15:57 | 15/NY・VIE・London・DRS・NY

Hamilton

 30日ソワレは、今年のトニー賞最有力候補とささやかれていて、今や数か月先のチケットまでほぼsold outという社会現象的になってしまっている感のあるHamilton。とはいえresale ticketはあるのでその再販制度を悪用されてしまった感もあるのだが、その人気故という他ない。売れ行きの凄まじさを察知して早めに動いてくれたnさんのおかげで正規料金で観ることができた。感謝感謝であります。

 そんなプラチナチケットというのに、10ドル札に肖像画が使われているアメリカ合衆国の礎を築いた一人ということくらいしか知識もなく、音源で予習することも無く、という予習不全で観てしまったワタクシ。一幕二幕で主役級の3人が役代わりしてしまうので混乱してしまうわ、ラップ調で韻踏みまくりの早口の歌で言葉が十分に聞きとれないわという体たらくだったのに、いや〜もうなんかノックアウトされてしまった。原作者にして主演を務めるLin-Manuel Miranda氏の恐るべき才能(少し鼻にかかった声が耳に残る、いかにも頭よくて嫌みな、でも憎めないヤツにぴったんこ)。ともかくカッコいい!のだ。絶妙な緩急、笑いと涙、そして重層的な作り。格が違う、とすら思った。

 帰国後、CDを聴きながらリーフレットで台詞を追ってその台詞のダブルミーニングや役代わりが実は計算され尽くしたものだったことや、さらには歴史的な事実と照らし合わせていくほどに、久しぶりに心からリピートしたい!と強く思った。チケット争奪の狂乱が少しはおさまってくれたらいいのだけれどねえ〜〜。

CAST

Alexander Hamilton; Lin-Manuel Miranda
Eliza Hamilton; Phillipa Soo
Aaron Burr; Leslie Odom, Jr
Angelica Schuyler; Renee Elise Goldsberry
George Washington; Christopher Jackson
Marquis de Lafayette/Thomas Jefferson; Daveed Diggs
Hercules Mulligan/James Madison; Okieriete Onaodowan
John Laurence/Philip Hamilton; Anthony Ramos
Peggy Schuyler/Maria Reynolds; Jasmine Cephas Jones
King George; Jonathan Groff
Philip Schuyler/James Reynolds/Doctor; Sydney James Harcourt
Samuel Seaburry; Thayne Jasperson
Charles Lee; Jon Rua
George Eacker; Epjraim Sykes

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# by tigersandcatlover | 2016-01-13 15:20 | 15/NY・VIE・London・DRS・NY


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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