交流戦ラストゲーム

 今季初めてのデイゲーム。交流戦のラストゲームを観て来ました。

〜6月18日対楽天戦〜

先発は阪神;小野。楽天:岸(西武から移籍したんだ!)。阪神はチャンスはつくるのにここぞというときにタイムリーが出ず。三塁も三度踏んだんだけどなあ。でもまあ楽天の守備もよかった。とはいえ、ヒット数では楽天5本阪神10本で優勢だったのだが・・・。6回表1アウト1・2塁で岡島の打ち取ったかに思われた打球がセンターに抜けてタイムリーとなって、その1点で決まってしまった。9回裏、走者なしの2アウトから代打大和〜糸井がヒット続けて2・3塁になったときは、すわ!サヨナラか!?と期待しちゃったけど、俊介が三振でゲームセット。まあ、防御率0.3の抑えの松井裕をヒヤヒヤさせただけもええとするか。うーん、負け惜しみ。
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# by tigersandcatlover | 2017-06-19 20:25 | 野球(タイガース)

六月大歌舞伎

 この一年ほどお江戸に所用あると歌舞伎座の演目をチェックすることになってしまった・・・。隙あらば、な勢いですな。とはいえ、今回はちょっと節約して6千円の三階席で観て参りました。よく考えたら歌舞伎座で三階って初めて。音の響きが面白い席だなあ〜。声の通る通らないがはっきりわかるし、拍子木の音がぴっくりするほどエコーかかったりするし。

 一演目めの鎌倉三代記は所用の都合でパスして、二演目めから。

河竹黙阿弥 作
二、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵

御所五郎蔵 仁左衛門
傾城皐月 雀右衛門
子分 梶原平平 男女蔵
同  新貝荒蔵 歌昇
同  秩父重助 巳之助
同 二宮太郎次 種之助
同 畠山次郎三 吉之丞
花形屋吾助 松之助
傾城逢州 米吉
甲屋与五郎 歌六
星影土右衛門 左團次

 両花道の上手から仁左衛門さんが出て来て嬉(この日は花道が見切れる席だったのだけれど上手はぱっちり見えたのだった)。女心がわかんなくて粋がって、上司のイロを間違って殺めてしまうあかんたれの五郎蔵。今この役でかっこええ〜と思える役者さんって他にいるかな?と思った。でも、ああ〜もう一度にざさまの助六が観たいねえ、とも。米吉くん、声が誰よりも通ってよいわね〜。

三、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)

駒形茂兵衛 幸四郎
お蔦 猿之助
堀下根吉 松也
若船頭 巳之助
船戸の弥八 猿弥
酌婦お松 笑三郎
お君 市川右近
庄屋 寿猿
老船頭 錦吾
河岸山鬼一郎 桂三
清大工  由次郎
船印彫師辰三郎 松緑
波一里儀十 歌六

 冒頭、あれ???ってなってしまった。幸四郎さんがやっぱり関取見習いに見えなくて、なんかおじいちゃんのハイカイ(暴言失礼)に見えちゃって困った・・・。でも後半はよかったね、うん。普段はちょっと苦手なあのしゃべり方が茂兵衛にぴったりきたし。猿之助さんも前半はなんか声が普段に比べて通らないような気がしちゃった(席のせいかもしれないが)。が、それでもやっぱり女形の猿之助さんが好きだなあとしみじみ。少しかすれた声も聴いてるうちにお酒でやさぐれるって風に説得力でてくるし、茂兵衛の身の上話にふと手が止まる横顔が切なくて、三味線つまびく背中にキュンとして。10年ぶりの茂兵衛との再会に だれ?知らない人?思い出せなーい!で身悶えするほど可愛くて、わかったー!!で笑いを取る。もう巧過ぎてあざといのにニマニマしちゃいましたわ。
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# by tigersandcatlover | 2017-06-19 20:14 | 歌舞伎・文楽

21ヶ月ぶりの六甲颪

 最後に球場で六甲颪を歌ったのが2015年9月。そこから苦節21ヶ月、ようやく久々の六甲颪を歌い上げることができました。はあああ、でも疲れたあああああ。

〜6月3日対日ハム戦〜

 前日2点リードを終盤にひっくり返されてのイヤ〜な負け方をしたタイガース。この日の先発は阪神;青柳、日ハム;メンドーサ。一回表、立ち上がりヒット2本にエラーに犠牲フライで2点献上してしまって、しょっぱなから悲観的な思いがふつふつと。が、この日はちょっと違った。三回裏岡崎のヒットから送りバント〜糸井のタイムリーでまずは一点返す。さらに4回には鳥谷のヒットのあと岡崎がなんとプロ入り初ホームランでひっくり返す。さらには8回裏四球で出た福留を鳥谷の綺麗なライトへのタイムリーで二点差に。継投は岩崎-高橋-マテオが気持ちいい投球で後続を立ち、やれやれやっと勝つかな・・・と思ったが、9回表にクローザーのドリスが乱調。で一死2・3塁で4割バッターの近藤を迎えることに。もう堪忍してくれー!怖くてみてられなかったが、その近藤を三振に、つづく中田をキャッチャーフライでアウトにして、試合終了。ほんまにほんまに疲れましたよ!!!

 交流戦は毎年セリーグの分が悪いのだけれど、今年も同じくで、この日も広島と阪神しか勝ててないという体たらく。でも各選手の打率を見てると、そら負けるわなあ〜というくらいに日ハムの選手は軒並み2割後半〜3割超えなんだった。まあそんな中よう2カード勝ち越してるよ。
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 この光景も久々よのう・・・。
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# by tigersandcatlover | 2017-06-06 08:58 | 野球(タイガース)

2017は(も?)黒星スタート

 観戦して一週間経ってしまった・・・が一応記録のために。

 今季初観戦は対巨人戦。5月になって珍しく勢いよく首位を走っていたタイガースなのだけれど、前週あたりからカード負け越しが目立って来たなあ、なんかやだなあ、と思っていたら案の定、で去年一年歌い損ねた六甲颪はまたもおあずけ・・・。一体どこまでこの観戦連敗記録が伸びるのか自虐的に楽しみになってきたわ。とほほ。

〜5月24日対巨人戦〜

先発は阪神能見、巨人吉川光。7回終了時点でヒットが阪神が3本、巨人が2本でどちらも無得点という完全なる投手戦。吉川調子いいなあ・・・と思っていたらなんと5回に鳥谷の顔面に死球を当ててしまい危険球となり退場。当たった鳥谷はしばらく身動きできず球場は騒然となる(結果的には歩いてベンチに下がることが出来たので少しホッとしたが、翌日のニュースで鼻骨骨折の重症だったと知る)。こういうときは打線が奮起してどどっと攻め込むパターンになるか?と思ったんだけど、試合は動かず。このまま延長になっちゃうのかなあ・・・と7回裏終わって小腹が減ったのでたこ焼きでも食べるか〜とスタンドから離れていたあいだに代打相川にヒットが出て、そこから送りバント→代打亀井にタイムリーが出て均衡破れる。更には桑原〜藤川の継投で9回の表にもアンラッキーなピッチャーヒット(イレギュラーしてしまい、手を出さなければファウルになるような打球に藤川が触ってしまった)を皮切りに2点献上。上本にソロHRが出たが焼け石に水。最後はマシソンに〆られてしまった。
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# by tigersandcatlover | 2017-05-31 19:38 | 野球(タイガース)

五月花形歌舞伎

 花形歌舞伎っていうと若手役者が中心になってのイメージなんだけど、もはやもう若手とは言えない(いい意味で)の猿之助さん・中村屋兄弟での松竹座へ行って参りました。昼の部は実はリピートしちゃった。

〜昼の部〜

戻駕色相肩

 浪花の次郎作 勘九郎
 禿たより 児太郎
 吾妻の与四郎 歌昇

三代猿之助四十八撰の内
金幣猿島郡
序幕・二幕目

三代猿之助四十八撰の内 金幣猿島郡
大喜利所作事 双面道成寺

 清姫・藤原忠文・白拍子花子実は清姫の霊 猿之助
 北白川安珍実は文殊丸頼光 勘九郎
 七綾姫 七之助
 田原藤太 歌昇
 およし実は侍女桜木 笑三郎
 寂莫法印 猿弥
 如月尼 門之助

 いや〜楽しい。スーパー歌舞伎感たっぷり。本物の火ありーの、派手な照明ありーの、宙乗りのときのちょっと微妙な音楽ありーの。まずは清姫の前半のしおらしいさまとの「あなたじゃ、あなたじゃ、あなたじゃわいな〜」からあとの嫉妬に狂う豹変ぶりににんまり。いやそれでもなんか可愛いのよねえ。双面道成寺はこの数ヶ月に2回歌舞伎座で観ているけれど、どんどん凄くなってない?後半右半身忠文・左半身清姫の歩みで出て来た時は息を呑んだ。それにしても中村屋兄弟の贅沢な使い方よ!

〜夜の部〜

野崎村
 お光 七之助
 久松 歌昇
 お染 児太郎
 後家お常 竹三郎
 百姓久作 彌十郎

 彌十郎さんのお父ちゃん役には毎度泣かされる・・・。七之助さんが百姓の娘に見えなくて困った。最後の舟と籠が去って行くところが長く感じてウトッとしてしまった(汗)。

怪談乳房榎
 菱川重信・下男正助・うわばみ三次 勘九郎
 重信妻お関 七之助
 住職雲海 寿猿
 松井三郎 猿弥
 磯貝浪江 猿之助

 実は今回この演目が一番嵌ったかも。金幣猿島郡だけをリピートしたけれど、こちらももう一回観たかったくらいに。勘九郎さんの早変わりの早いこと早いこと。まるでマジック。替わると見せかけて替わらなかったり、代役(っていうのかな?)の役者さんが体型だけでなく横顔までも勘九郎さんに凄く似ていて、何度か あれ?  と声に出してしまった。早変わりと言えば猿之助さんで彼の替わりますよ〜替わりますよ〜ほおら!というテンポも大好きなんだけど、勘九郎さんのさりげなさすぎてびっくりの早業も凄く楽しい。こういうのにも個性って出るんだねえ(当たり前か)。猿之助さんの浪江は配役発表当時はイメージできなかったけど、ここまで徹頭徹尾悪いともう嫌悪感より気持ちよく感じてしまう。終演時の口上は猿之助さんで〆。

 や〜大阪でこんなんやってくれてホンマにありがとう!って感じでしたわ。
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# by tigersandcatlover | 2017-05-24 14:08 | 歌舞伎・文楽

エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団

 初夏の爽やかな日曜の午後、兵庫県立芸術文化センターへ。

エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
    [ピアノ]チョ・ソンジン
       ソリストアンコール;ドビュッシー「子供の領分」より 人形のセレナーデ
   マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

 いつものように手抜き感想メモ。

 ピアノコンツェルトはすんごい前のめりな感じのテンポ。ソリストのペースなんだろけどちとせからしかったかな。ソンジン氏は技巧的には素晴らしいんだろうけど指がオケより先に流れちゃうのが気に障ってしまい集中できなかった・・・。カデンツァのところは悪くなかった、と思う(エラそうだなw)アンコールは打って変わって可愛らしい曲をゆったりと。こういうのも弾けるのよ、っていう感じかしらん?

 マーラー6は、すんごい音量で(珍しく平土間ど真ん中席だったせいもあるけど)音に射抜かれる感覚。サロさま、第1楽章の最後の直立不動での指揮の終わりがむちゃカッコいい。第2・第3楽章はスケルツォ→アンダンテ・モデラートの順。第3楽章は指揮棒なしの優しい手つきで。この曲はここが一番好きなところ。フィナーレはじっと手を下ろさずに。観客もフライング拍手なく、ホール全体がその残響を慈しむようだった。2年前にドゥダメル指揮のロサンゼルス・フィルハーモニックで聴いたときにもそうだったけど、ついつい打楽器に目が行ってしまうのはもうしょうがないよねw

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# by tigersandcatlover | 2017-05-16 12:37 | その他の舞台

ハムレット

  GWの旅行から帰っての翌日、兵庫県立芸術文化センター中ホールへ ハムレット を観劇に。なんだかまだ旅の途中みたいだなあ。
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 劇場に入ると舞台下手側にも客席が。そしてほぼ正方形の盤があってその向かいに役者たちが座って、自分の出番を待つ。みな一人何役かを演じる(ホレイショー以外)。

作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 松岡和子
上演台本 ジョン・ケアード 今井麻緒子
演出 ジョン・ケアード
音楽・演奏 藤原 道山

内野 聖陽 ハムレット・フォーティンブラス他
貫地谷 しほり オフィーリア・オズリック他
北村 有起哉 ホレイショー
加藤 和樹 レアティーズ・役者達 他
山口 馬木也 ローゼンクランツ・バーナード・役者達他
今 拓哉 ギルテンスターン・マーセラス・役者達 他
壤 晴彦 ボローニアス・墓堀野相棒 他
村井 國夫 墓堀り・役者達・コーネリアス・隊長 他
浅野 ゆう子 ガートルード 他
國村 隼 クローディアス・亡霊 他
大重 わたる・村岡 哲至・内堀 律子・深見 由真

簡単な印象羅列)

 衣装や決闘シーンの武器などが韓国風?ゆったりと楽そうで着てみたいようなデザインの衣装だったな。

 場面展開がゆるやかで重なるようになっていて面白い。つまり、一つの場面の終盤に次の場が少しずれたところから演じ始められるのだ。ので不思議なテンポで物語が進む。

 内野さん、ハムレットを演じている時の声が蜷川さんのハムレットを演じていた藤原くんにそっくり。口調とか絞り出すような声質とかが。真田丸で徳川家康を演じていたのと同じ人とは思えない若々しさ。

 圧倒されたのは國村さん演じるクローディアスの独白のシーン。全編の中で一番キタ。ちょっと噛んではったけどそんなん全く気にならないくらいに。

  一人生き残ったホレイショーを置いて登場人物たちが後ろへはけていくのだが、そのときにハムレットがそっとホレイショーの顔を撫でるようにするところでぐぐっと来た。
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# by tigersandcatlover | 2017-05-12 19:39 | その他の舞台

Gasteigでコンサートを聴く

 チューリッヒのホテルで朝ごはん食べてたら、ミュンヘンで合流する友人からメールが。「3日の夜、ミュンヘンフィルと ヴァンゲーロフのベトベンバイコンがありましたんで、独断でチケットを買ってしまいました」。4度目のミュンヘンにして初めてのガスタイク、喜びはあれども文句ありません!はて、で、指揮者はだあれ?訊くと「今回はなんとヴァンゲーロフの弾き振り。もう一曲は新世界より」。ひえー、それは珍しい!

Beethoven: Violin Concerto in D Major
Violin; Maxim Aleksandrovich Vengerov

Dvořák: Symphony No. 9 in E minor

Conductor; Maxim Aleksandrovich Vengerov
Münchner Philharmoniker

 ヴァンゲロフは復帰直後に台湾でのシカゴ交響楽団とのチャイコフスキーのコンツェルトを聴いたっけ(→そのときの日記)。ベートーヴェンのコンツェルトはサロネン指揮のウィーンフィルとフィッシャー譲で(→そのときの日記) どちらも2013年だった。

 それらに比して、なんだか優しくまったりと感じた。ヴァンゲロフの演奏も、曲調自体も。あくまで自分の中だけでの印象。
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 それにしても写真では見たことがあったけど、面白い構造の客席だなあ~。特にあの仕切り壁の横とかどんな感じなんだろう。歌劇場の椅子に比べるとクッションが心地よく、背もたれにゆったり身体を預けてリラックスして聴いていたらスイマーがw まあ最終日で疲れがピークだったのと、演奏会直前にビアとニュルンベルガーで満腹になってしもてたからしゃあないか。二曲とも第二楽章はうとうと夢の中だったけど、盛り上がる第三楽章にはぱっちり目覚めて、ホテルへの帰り道は新世界の第三楽章のメロディを口ずさみながら。
 

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# by tigersandcatlover | 2017-05-10 22:09 | 17/ZRH-MUC

La traviata@Bayerische Staatoper

 さて三つ目の滞在地、三つ目のオペラ。ミュンヘンはバイエルン歌劇場にやってまいりました。
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La traviata


Conductor; Andrea Battistoni
Director; Günter Krämer

Violetta Valery; Sonya Yoncheva
Alfredo Germont; Arturo Chacón-Cruz
Giorgio Germont; Leo Nucci

 前日の神々の黄昏のチケット確保も大概ぎりぎりだったけど、ここバイエルンの一般発売は公演の2か月前。でもまあトラヴィアータやからそんなに苦労しないんやないかなあと高をくくっていた。バッティストー二の指揮とヌッチのジェロモンパパが観れたらいいくらいな軽い気持ちだったし。ところが、発売開始早々にサイトにアクセスして席をもたもた探していたらどんどん恐ろしい勢いで売れていき、30分後くらいにはほとんどフルハウスの状態に。ひえ~バイエルンおそるべしだなあ、と思っていたら・・

 感想羅列。

1)バッティストー二、歌いまくり。この日は2列目で鑑賞してたのだけれど、いやもうずっとフンフンタンタンフガー!と鼻歌レベルでない歌い方。私のひとつ前の席のカップルはかなり険しい顔で指揮者方面を睨んでいたと思うw

2)ヨンチェバ凄い!見目良し歌良し演技良し。決してボリュームのある体格じゃないのにすんごい声量。ヴィオレッタ絶命の場面でもド迫力もので、それを良しとしない人もいるかもだけど、もうそんなん吹っ飛んでた。それくらい説得力のある歌声だった。で、全く予備知識なくて言ってたので知らんかったんやけど、彼女最近の注目株らしい。ひょっとしてあのチケットの売れ行き好調は彼女の効果やったんかもしれん。いやきっとそう。

3)アルフレート役のChacón-Cruzはちょっと見た目の雰囲気がグリゴロくんに似てる。彼をあっさりにしたような感じ。体格とか仕草とかが。アリアのときは、お~気持ちいい、って感じでスコーンと来るんだけど、これがヴィオレッタと一緒だと声が霞んでしまう。そこだけが少々残念だったかも。

4)ヌッチさまはもうね~いぶし銀だなあ。ヨンチェバとの二重唱も、ヴィオレッタが歌い上げない曲だったからてのもあるけれど、むっちゃ気持ちよくハーモニーを聴かせてくれた。あの暗く重いシーンをずっと聴いていたくなったくらいに。

5)二幕目の最後、アルフレートに侮辱されて悲しみに暮れるヴィオレッタのシーンで、なんとなくイメージ的にはアルフレートとジオルジョとの三重唱にコーラス、だと思うんだけど、この日の演出はヴィオレッタだけにスポットがあたって、ジェロモン親子にも照明あたらず、薄い幕に隔たれて後ろでその他大勢扱い。いや~なんか、徹頭徹尾この日はヴィオレッタ=ヨンチェバメインな感じだったねえ。まあ私の感想もそんな感じになっちゃってるな・・・。


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# by tigersandcatlover | 2017-05-08 19:43 | 17/ZRH-MUC

Götterdämmerung@Wiesbaden

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 快晴のチーリュッヒの翌日は雨のWiesbadenへ。フランクフルトからS Bahnに乗って30分ほどの保養地であります。本当にドイツって各都市にオペラハウスがあるんだなあ〜。

 演目はGötterdämmerung。もちろんリングチクルスが上演されていたのだけれど、日程的にこの日しかいけなくて(無理をすればSiegfredもなんとか行けたのだけれど)、それでもフライト的には日本からFRA-ZRH-FRAと行ったり来たりすることになってしまった。のに行こうと思ったのは去年の東京春祭で素晴らしいSiegfredを聴かせてくれたシャーガーが歌ってくれるからなんだった。

 で、このリング。4月にすでに二回上演されていて、それは通常通り半年ほどまえにチケット販売されたのだが、私が行った日はMAIFESTSPIELEの一貫だったため、シングルチケットの発売日が今年の2月中旬になってからというキワキワさ。まったく遠征族には辛いわ・・・。そんなわけで、2月に博多座で観劇中の幕間にこれまたドキドキしながらチケットを買ったんだった。こんなんばっかりやわ。

 劇場はHessisches Staatstheater Wiesbaden。初めての劇場は気分があがるねえ。席は二階のバルコニー最前列で視界良好。舞台も想像してたより近い!てか劇場がじつにこぢんまりとしてていい感じ。丁度チューリッヒ歌劇場くらいのサイズ感かな?
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これなら大劇場で歌うより喉にも優しいかもねえ〜とか開演前は思っていたのだが・・・

Conductor Alexander Joel
Director Uwe Eric Laufenberg

Siegfried; Andreas Schager
Gunther; Matias Tosi, Samuel Youn
Alberich; Thomas de Vries
Hagen; Shavleg Armasi (当初はAlbert Pesendorferがキャスティングされていたが体調不良で降板)
Brünnhilde; Evelyn Herlitzius
Gutrune; Sabina Cvilak
Waltraute / First Norn; Bernadett Fodor
Second Norn; Silvia Hauer
Third Norn; Sabina Cvilak
Woglinde; Gloria Rehm
Wellgunde; Marta Wryk
Flosshilde; Silvia Hauer

 もう冒頭の主役二人の二重唱でじんわり涙と、そして笑いが込み上げてしまう。なんという声量・なんというパワー。劇場の空気が太鼓のように響き渡る。人間ってあまりにも凄いものを観たり聴いたりすると笑うか泣くかしてしまうんだなあ〜と思った。あとはもう推して知るべし。がつんと冒頭やられたあとはそのまま物語の世界に入り込んでしまって、言葉がわからないことも全く気にならない観劇体験だった(ちなみに字幕はあったがドイツ語だけw)。本当に時々だけどこんな感覚になるんだよねえ。まだ数えるほどだけれども。

 演出はバイロイトほどわけわからんことになってなく、適度に現代的できちんと物語との整合性があって違和感なかった。こういうのも入り込める要素だよな。あんまり読み替えが過ぎる演出だと頭に中に<?>が出てしまうんだもん。
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  惜しむらくは自分の体調。3幕目の最後、ジークフリートが絶命してしまってからは目が覚めてはいるんだけど、ちょっと脱水+酸欠みたいでぼーっとなってしまった。劇場が小さい上、外は雨で湿度が高く、幕が進むごとに暑くなってきて汗をたくさんかいてしまったせいかもしれない。ワーグナーは演じる方はもちろん、観る方にも体力気力を要求するねえ、全く。
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# by tigersandcatlover | 2017-05-07 22:51 | 17/ZRH-MUC


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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