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ボリショイ・バレエ来日公演 ドン・キホーテ

 連休中日は夕暮れ時の琵琶湖畔へ。といってもやっぱりこの日もホールへ直行(笑)。ちょうど日没時でロビーからの眺めに思わずシャッターを切った。もうちょっと早くいって散策したらよかったかな。
 プティバ台本のドン・キホーテ。記憶違いでなければバジルの狂言自殺~二人の結婚が認められるシーンがジプシーの野営地や森のシーンのあとだったような気がするのだけれど、今回はそれが逆で一瞬あれ?と頭がこんがらがった。が、総じてともかく楽しく、時間を忘れて夢中になってしまうひと時だった。邪念なく没頭してしまったというか。ハッピーな演目だからこそ実力の高さが映えるんやろな、と初心者目線。

 初めての生ドン・キがこれだなんて贅沢過ぎるかもね。

キトリ/ドゥルネシア:クリスティーナ・クレトワ
バジル:セミョーン・チュージン
ドン・キホーテ:ニキータ・エリカロフ
サンチョ・パンサ:ゲオルギー・グーセフ
ガマーシュ:ヴィタリー・ビクティミロフ
ファニータ、ピッキリア:アンナ・レベツカヤ、ヤニーナ・パリエンコ
エスパーダ:ルスラン・スクヴォルツォフ
街の踊り子:アンジェリーナ・カルポワ
メルセデス:クリスティーナ・カラショーワ
ロレンソ:アンドレイ・シトニコフ
ロレンソの妻:アレフティナ・ルーディナ
公爵:イリヤ・ヴォロンツォフ
公爵夫人:ヴィラ・ボリセンコワ
居酒屋の主人:ローマン・シマチョフ
森の精の女王:マリーヤ・セメニャチェンコ
3人の森の精:ネッリ・コバヒーゼ、オルガ・マルチェンコワ、アナ・トゥラザシヴィリ
4人の森の精:アンナ・ヴォロンコワ、スヴェトラーナ・パヴロワ、エリヴェータ・クルテリョーワ、ダリア・グレーヴィチ
キューピッド:ダリア・コフロワ
スペインの踊り:ニーノ・アサチアーニ、ヴェラ・ボリセンコワ、マリーヤ・ジャルコワ
ジプシーの踊り:アンナ・バルコワ
ボレロ:オクサーナ・シャーロワ、エフゲニー・ゴロヴィン
グラン・パの第一バリエーション:アンナ・チホミロワ
グラン・パの第二バリエーション:チナーラ・アリザーデ

 
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# by tigersandcatlover | 2014-11-25 22:13 | その他の舞台 | Trackback | Comments(0)

ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団来日公演 vol.1

 連休初日は小春日和で観光客でごった返す京都へ。といっても紅葉も神社仏閣にも目もくれず一目散にホールへ向かう。この日はこんな席で。


マリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団 (京都コンサートホール)
 ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
 R.シュトラウス:組曲「ばらの騎士」

 アンコール リゲティ:コンチェルトロマネスク

 少しお疲れかと思いきや、ニコニコと背中で歌うような元気な姿のヤンソンスに嬉しくなる。ジャンプもしてはったなあ。

 交響曲を前半に持ってくるという面白いプログラムだったけれど、終わってみると決して奇をてらった感じがしなかった。新世界はどこか郷愁的ながらも明るく透明なイメージ。2楽章の美しさといったら。ちょっと遅めのテンポだったような気がしたけれどそれも心地よかった。シュトラウスの2曲も本質的に明るいので楽しいひと時でありました。そしてなんといってもアンコールのリゲティ。いや~、もうかっこいいのなんの。本編はゆったり聴いていたのがぐいぐいと身を乗り出してしまったよ(後ろに人のいない席だったからというのもあるけど)。

 洒脱、という言葉がしきりに浮かんだっけ。

 至福の時間のあとは京都の洋食屋さんで。ハンバーグや海老フライやヒレカツなどなどを平らげた後の一口カレーがこんなC/Sに盛られてきたのが可愛かったのでパチリ。


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# by tigersandcatlover | 2014-11-25 22:11 | その他の舞台 | Trackback | Comments(0)

悟浄出立 万城目学 著

  西遊記の沙悟浄目線の「悟空出立」をはじめ、三国志の趙雲、項羽の寵姫である虞姫、荊軻と同音の名をもつ男、司馬遷の娘、など中国の古典に絡んだ物語をつづった短編集。

 万城目さんというと、「鹿男あをによし」とか「プリンセス・トヨトミ」とか「偉大なるしゅららぽん」とかの、歴史を絡めながらの奇想天外で軽妙な小説を書く人、のイメージ。が、この本はなんだか違う。独特のユーモラスさは息をひそめてて、硬派。「これぞ正統派小説!」と言いたくなるような感じ。

 自分の世代以下の日本の作家さんの小説って、映像化しやすさを狙ってるというわけでもないだろうけど、テレビ的というか(テレビで育った世代だからなのか)、読みやすいんだけど軽くて後に残りにくいなあ、と思うことが往々にしてあった。で、正直万城目さんの小説もそういう範疇でとらえてしまっていた。ので、嬉しい誤算。これから彼の作品を追いかけていくのが楽しみだ~~。
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# by tigersandcatlover | 2014-11-19 13:24 | 読書 | Trackback | Comments(0)

マリボール歌劇場来日公演 アイーダ

 ヴェルディはやっぱいいな・・・。

 地元の決して洗練されてないホールで、座席もそんなに埋まってなくて、スター歌手も出演してるわけでもないけれど、すとんとその世界に入っちゃうんだもんなあ。

 なんかね、ほっこりしました。尖ってないけど安定の舞台。胸をつかまえるような感覚ではないけれど、音楽が心地よい。なにより出演者、オケが真摯で丁寧な感じが伝わってくる。

 もっともっと地元にオペラが来て欲しい。ので、また応援の気持ちをこめて出来るだけ行こう、と小さな決心をした夜。
  手抜きにキャスト表も写真で済ましてしまう・・・。ちなみにアムネリスが直前に変更になっていてイレナ・ベトコヴァさんでした。全くの余談だけどラダメスが古田新太さんみたいな雰囲気だったわw
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# by tigersandcatlover | 2014-10-30 20:02 | その他の舞台 | Trackback | Comments(0)

ドミトリーともきんす 高野文子 著

 「るきさん」「絶対安全剃刀」が大好きで何度も読み返している著者の新刊が出たので迷わず購入した。中身はまったく確認せずに注文したのだけれど、届いてページをくりだして軽く驚く。いわゆるストーリー漫画とは全く違うものなのだった。

 科学者たちの著書を収めた本棚の前で母と娘が「彼らと言葉を交わせたら」と想像の翼を広げるところから始まる一連の短編は、4人の若き科学者が住む学生寮「ともきんす」を舞台に彼らとの交流を描くというもの。その寮生とは朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。彼らの思考の断片を抜粋して、各編の末尾にはその著書を紹介してくれる。要するに科学者の本を紹介する漫画、なんである。ものすごいオリジナリティ。でもこれ、高野さんだからできることだよなあ。普通の作家さんがこれやっても商業ベースには乗らないかも?

 で、正直一度読んだときには、やっぱり物語性のある彼女の作品が読みたいなあ、とやや拍子抜けしたようながっかりしたような気持ちになったんだった。でも「どらどら」という感じで、青空文庫に収録されている牧野氏の随筆を読んだり、Kindleで湯川氏の随筆をDLしたり、というあっさり影響を受けやすい自分がいる。ひょっとしたら彼女のこれまでの作品のように、これから何度もこの本を開くことになるのかもしれないな。
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# by tigersandcatlover | 2014-10-29 15:00 | 読書 | Trackback | Comments(0)

手抜き読書日記

Twitterにつぶやいた読書感想メモ+α

神去なあなあ日記  神去なあなあ夜話 三浦しをん著

 高校卒業と同時に首都圏から三重県の林業の村へなりゆきで研修しにいくことになってしまったイマドキの青年の日常。ちょっと漫画チック、というかテレビドラマっぽいノリ。「日記」が面白かったので「夜話」も続けて読んだ。

総理の夫 原田マハ著

 日本初の女性総理の目線からみた就任前~政権運営のあれこれ、を日記調にしたもの。あまりにも総理である女性が出来すぎというか、恵まれすぎていて、正直やや白けてしまった。鼻につく・・・というか。僻みかしらん?(笑) 原田さんはやはりアートを絡めた作品のほうが魅力が光るような気がする。

人生相談。 真梨幸子著

 ある新聞のややユニークな人生相談とその裏事情をオムニバス形式にしたもの。いくつかの相談が一つの線につながっていってなんとも恐ろしい結末に・・・。先が気になり一気読み。読み終わってからもう一度伏線を探してしまった。好みのミステリーに出会った時はいつもこうなっちゃう。

みちたりた痛み  甘糟りり子著

 オムニバス形式の小説つながりで。首都圏の実在するレストランを軸にした短編集。私自身はどこにもいったことがないのだが、実際にその店を知っていると面白さが違ってくるのかもしれない。どの一遍も登場人物は享楽的でやや類型的で都会にありがちな「自分だけはひとかどであるという錯覚に伴う飢餓感」に振り回されている気がする。そう思うとなんとも皮肉なタイトルよのう。

三毛猫ホームズとオペラに行こう! 赤川次郎著

 オペラに限らず、歌舞伎やバレエなど舞台全般に造詣深い著者の朝日新聞で2007~2008に連載していたエッセイをまとめたもの(残念ながらもう絶版)。普段の小説の語り口同様の軽やかさで、クラシックやオペラに詳しい人に時々ある、上から目線を感じてしまうような文章は皆無で、やはりプロだなあと思ったりそういうお人柄がにじんでいるんだなあと思ったり。私がちょっとオペラかじりだしたのより少し前の話題なのだけれど同じ舞台を観ていたらもっと楽しかったに違いない。

オペラと歌舞伎 永竹由幸著

 大序の「オペラと歌舞伎と植民地」では強引すぎるような関連づけに思えたけど、なかなかどうして面白かった。考えたら文明は世界同時多発的に発生しているわけだから芸能も同じかもしれん。平成5年初版ということもあり、出てくる役者さんの名前は懐かしいものばかりだったのも感慨深かったな・・・。

望郷 森瑤子著

 朝の連続テレビ小説マッサンのモデルとなった竹鶴リタの人生をかなり史実に基づいて小説化した作品。彼女が竹鶴政孝と出会う前の家族との物語もきちんと描いていて、そのぶんそれを捨てて日本へ来ることになった決意に圧倒される。妹との確執は読んでて辛くなったけれども、失くした故郷を余市や養子縁組した息子、そしてその嫁の中に見出すところではかなり涙腺に来た。いい小説でした。


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# by tigersandcatlover | 2014-10-28 14:00 | 読書 | Trackback | Comments(0)

クラシックコンサート二連荘

 10月の連休は例年旅行へいってしまうことが多かったのだけれど、今年はザ・シンフォニーホール通いとなりました(ってまだ連休終わってないか)。

 まずは土曜日の午後。ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団によるストラヴィンスキー:バレエ音楽 「火の鳥」(1919年版)とマーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調。

 火の鳥はさすがというか手練ているというか。ぱしっと決まっているという感じ。このあとの東京での公演は全曲版だったようなのだが、大阪では1919年版。せっかくだから全曲で聴きたかったなあ。でもまあ、それとマーラーだとスタミナ的に大変なのかもしれない。

 そしてマーラー5。第一楽章のテンポの遅さがちょっと気持ち悪かったかな〜。あとは後半になるに従って大きくなるゲルギーの唸り声が。でも金管のぴしっと決めるところなんかはさすがやなあ、と思いながら。

 翌日曜日は台風19号がじわじわと近づいてくる中、ミュンヘン・バッハ管弦楽団 ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会へ。 
  
 前日と観客席もどこか違う雰囲気で同じホール?と思うほど。なんというか、より親密な感じというか。お昼寝タイムになっちゃうかな?と心配したけれど、奏者同士の掛け合いみたいなものを観察するのも楽しく、あっという間の時間だった。ツボだったのがリコーダーのソリスト:シュテファン・テミング氏。なんとリコーダー専門の演奏家で現代作曲家のソロ作品の演奏なんかもしているらしい。ノリノリの演奏ににんまり。
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# by tigersandcatlover | 2014-10-12 19:39 | その他の舞台 | Trackback | Comments(0)

リスボンに誘われて

 友人に薦められた映画を観た。リスボンに誘われて(原題:Night train to Lisbon)。

~解説・あらすじ~映画.comより

2004年に刊行されて以来、全世界で発行部数400万部を突破しているパスカル・メルシエのベストセラー「リスボンへの夜行列車」(早川書房刊)を、ジェレミー・アイアンズ主演、「ペレ」「愛の風景」の名匠ビレ・アウグスト監督により映画化。スイスの古典文献学教師ライムント・グレゴリウスは、妻と別れて以降、ひとり暮らしの単調な毎日を過ごしていたが、そんな日々に特に不満も疑問も抱いていなかった。しかしある日、一冊のポルトガルの古書を手に入れたライムントは、その本に魅了され、アマデウ・デ・プラドという謎の著者について知るため、衝動的にポルトガルのリスボンへ旅立つ。旅先でアマデウの家族や友人を訪ね歩き、徐々に明らかになっていくその素顔や人生を知ることで、ライムントもまた、自らの人生と向き合っていく。メラニー・ロラン、シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツ、クリストファー・リーら豪華キャストが出演。

 老いたジェレミー・アイアンズが妻に去られた生真面目な男性を演じていてすごく味がある(妻になぜ去られたのか?と訊かれるシーンで「僕が退屈だったからだろう」と答えるシーンが切なくてそんなことないよ、と抱きしめてあげたくなるw)。とにかくいい人オーラ満載なのだ。
そのライムントの人の良さが数十年前の革命時にこじれてしまったアマデウと彼の友人・恋人・妹の凍った心を少しずつ溶かしていく。ライムントのある種のささやかな冒険物語なのだけれど、そういう凡人たる彼が過去の軛をそうという意図なく解いていく様が、なんかずしんと来た。「人生の転機はそうと知らぬ間に訪れる」、というアマデウの本の中の一節そのままだよな。ぜひ原作も読みたい。

 そうそう、余談だけれど、鞄も持たずにほんの身一つで突発的に列車に飛び乗って異国へいってそこで何日も過ごせるってなんか羨ましい。EU圏内、そして男性ならでは、だろうけどね。
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# by tigersandcatlover | 2014-10-10 20:13 | 映画 | Trackback | Comments(0)

美術展めぐりメモ

 観劇旅行やおでかけの合間の美術館めぐりメモ。

冷たい炎の画家~ヴァロットン展(9/23終了)  三菱一号館美術館

 美術館展、というものよりこういったある画家に特化した展示のほうが好きなんだよなあ、と思いながら楽しみながら。冷たい炎の画家、という副題のようには彼の作風から冷たさはあまり感じなかったというのと、輪郭をはっきり描く彼の独特の油絵群よりも、浮世絵を彷彿させる版画が今の気分には沿っていたというのが大雑把な印象。マッターホルンやモンブラン、ユングフラウを描いた版画が個人的にはツボだったかな。彼がスイス出身だと恥ずかしながら初めて知った。そしてチューリッヒやジュネーヴに所蔵されているものが多いということも。そいやスイスでは美術館へ足を運ぶことなかったなあ、また機会があればなあ、と思っていたらチューリッヒ美術館展が2015年1月31日(土)〜5月10日(日)の期間に神戸市立博物館へ巡回してくるということも自分メモ的に。

オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由-(~10/20まで)  国立新美術館

 かなりの混雑で人頭ごしに鑑賞する感じでちょっと疲れた。だけどよく考えたら本家パリでも入場に行列するわ、歩き回るわ、を考えたらまだ楽かもw そんな感じで、流すように観てしまった。マネの「笛を吹く少年」のポスターが実家の弟の部屋に飾られていたなあ、と妙な懐かしさを覚えつつ。

こども展 名画にみるこどもと画家の絆(~10/13まで)  大阪市立美術館

 パリ・オランジュリー美術館で開催された展覧会“Les enfants modèles”(「モデルとなった子どもたち」と「模範的な子どもたち」のダブルネーミング)の来日。オランジェリーは作品数がそれほど多くないうえに何度か行ってることもあって覚えている作品がちらほらあって懐かしくなりながら(他美術館所蔵はもちろんとしても個人蔵の作品が多く展示されていたのが印象的)。モデルとなった子供たちのその後の生涯についての説明にへえと思ったり、胸にきたり。
 
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# by tigersandcatlover | 2014-10-07 21:17 | おでかけ | Trackback | Comments(0)

Musical Meets Symphony 2014秋

 今回で4回目の開催になるミュージカルの名曲をオーケストラをバックに歌うという贅沢なコンサート。平日の夜というのにわざわざ上京してまで聴きに行ってしまったのは、ずばりジョン・オーウェン=ジョーンズさん(JOJ)がゲスト出演すると知ったから。他出演は石丸幹二さん、濱田めぐみさん、山崎育三郎さん、笹本玲奈さん。

 以下セットリスト。

Mamma Mia Overture~Waterloo~Dancing Queen
Love changes everything (Mamma Mia)
君の歌をもう一度 (Love never dies)
Come what may (Moulin Rouge)
イカれた帽子屋 (Alice in wonderland)
Why god why (Miss Saigon)
命をあげよう (Miss Saigon)
Anthem (Chess)
時が来た (Jekyll and Hyde)
ブロードウェイの子守歌 (42nd street)

オペラ座の怪人Overture~Music of the night
All I ask of you
A whole new world (Aladdin)
Let it go (アナと雪の女王)
僕は怖い (ロミオ&ジュリエット)
Defying gravity (Wicked)
Stars (Les Miserables)
Bring him home (Les Miserables)

One day more (Les Miserables)

演奏:読売日本交響楽団

 JOJさんが歌ってくれたのはLove changes everything、Come what may (玲奈ちゃんとデュエット)、Anthem、Music of the night、Bring him home、そしてOne day more (バルジャン・パートとなんとアンジョルラス・パート!)。

 いやはやええもん聴かせてもらいました。

 彼のあの言葉を音に包むような慈しむような声はなんといったらいいだろうなあ。そしてあのタメというか彼の歌声が途切れる瞬間。歌声が聴衆に浸透するように消えていく、数秒なのにものすごく長く感じるあの時間。数年前にサン・トゥスタッシュでのパイプオルガンのコンサートのときのことを思い出した(→そのときの日記)。もう何度鳥肌が立ったかわからない。音が身体を突き抜けていく感覚とでもいいましょうか。それに言葉がのっかるのだから、そら魂直撃になるわけだ。

 そしてもうひとつゾクゾクしたのが濱田さんの日本語で歌い上げるDefying Gravity。長くエルファバを演じていた彼女だからこそ、の魂のこもった役さながら、いやもうエルファバがそのまま舞台の上にいるがごとく。やはり日本人は日本語で歌うほうが断然よい、とやや逆説的に思ったりした。そう、今回みなさんもちろん素晴らしかったのだけれど、英語の歌詞の部分ではやはり歌いにくそうだったし、正直歌詞が聞き取りにくかったので余計にそう感じてしまった。ま、贅沢な感想ですわね。

 そんな風にすばらしい歌を聴きながら、歌詞の力に思いをはせた極上の一夜。
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# by tigersandcatlover | 2014-10-02 20:00 | ミュージカル | Trackback | Comments(0)
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