カテゴリ:歌舞伎・文楽( 64 )

九月大歌舞伎~勘九郎襲名公演

 大阪松竹座での九月大歌舞伎・夜の部を観てきた。中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露公演となる。
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一、女暫
          巴御前       玉三郎
          舞台番  勘太郎改め勘九郎
          轟坊震斎       翫 雀
          女鯰若菜       七之助
          局唐糸       吉 弥
          手塚太郎       壱太郎
          紅梅姫       新 悟
          家老根井主膳       薪 車
          江田源三       亀 蔵
          猪俣平六       市 蔵
          木曽太郎       進之介
          成田五郎       彌十郎
          蒲冠者範頼       橋之助
          清水冠者義高       秀太郎


二、六代目中村勘九郎襲名披露 口上
                 勘太郎改め勘九郎
                            
           玉三郎
           我 當
           秀太郎
           幹部俳優出演


  勘九郎六変化
三、雨乞狐
    野狐/雨乞巫女/座頭
    小野道風/狐の嫁/提灯  勘太郎改め勘九郎


四、雁のたより
    髪結三二五郎七       翫 雀
    愛妾司       壱太郎             
    若旦那万屋金之助       亀 鶴              
    若殿前野左司馬       薪 車                 
    乳母お光       吉 弥             
    家老高木治郎太夫       彌十郎                 
    花車お玉       扇 雀

 どれもこれもお祝いムードのハッピーエンドで可愛らしい演目ばかり。本公演主役とも言える勘九郎さんの狐のはじけるような可愛らしさ、翫雀さん壱太郎くん親子による微笑ましい恋物語、そして特に女暫の玉三郎さんのツンデレぶりに萌えた~w。

 ただそのぶん、心わしづかみ!みたいな気持ちにはならなかったな(←わりと悲劇好き)。勘九郎さんには個人的にはじりじりした焦燥感とか狂気の宿った役をしはったときに一番ゾクゾクさせられるので。ま、それはまた別の機会の楽しみとしましょう。
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by tigersandcatlover | 2012-09-10 23:00 | 歌舞伎・文楽

文楽 曽根崎心中

 大阪の町が天神祭りで賑わう中、国立文楽劇場で上演中の夏休み文楽特別公演;夜の部を観てきた。大阪市長とのあれこれで妙な注目のされかたをしてしまっているけれども、だからというわけではありません。
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 演目は近松門左衛門作の曽根崎心中。 

 19歳のお初と25歳の徳兵衛という若い二人の心中にいたる物語。人形ゆえの無垢な感じが作品にぴったりだった。もちろん歌舞伎で観るのもいいが、どうしてももう少し年配の役者さんが演じることになっちゃうしね・・・。それにしても、道行文の美しいこと。それまではかなりの割合で舞台上の字幕を追っていたのだけれど、ここだけはふと気づくと耳だけでその七五調のリズムに集中していた。

 この日は開演前に友人のおかげで舞台裏見学させていただけた。舞台の上に立ったり、背景を裏からみたり、人間国宝の文雀さん作の人形を手に持たせてもらったり。楽しかったなぁ。
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 舟底と呼ばれる人形遣いさんたちが歩くところを舞台下手から見る。意外と広い〜。でも考えてみたら三人掛かりで操るんやもんねえ。
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by tigersandcatlover | 2012-07-27 14:30 | 歌舞伎・文楽

七月大歌舞伎

 大阪松竹座の夏の風物詩、七月大歌舞伎を観てきた。三月に南座で行われた秀山祭に続いての三代目 中村又五郎さん(中村歌昇改め)と 四代目 中村歌昇さん(中村種太郎改め)の襲名披露公演となる。なので吉右衛門さんが、そしてさらに仁左衛門さんが出演しはるとあっては、行かいでか!てなもんでありましょう。

 我々が観たのは昼の部。

一、双蝶々曲輪日記
  引窓
    南与兵衛後に南方十次兵衛       梅 玉
                母 お幸       東 蔵
                女房お早       孝太郎
                三原伝造       松 江
                平岡丹平       進之介
               濡髪長五郎       我 當


 引窓だけを観たのは初めて・・・かな?たぶん三度目の双蝶々曲輪日記。我當さんの左膝のサポーターが痛々しかった(涙)。

二、棒しばり
                次郎冠者  歌 昇改め又五郎
                太郎冠者       染五郎
               曽根松兵衛       錦之助


 染五郎さん、「研辰の討たれ」からついついこういうコミカルな役がお似合いな気がしてしまったり。又五郎さんがまたええ味出してはりました。昼食後の舞の演目って眠くなっちゃうことが多いんだけど、全くそんなこともなく、ひたすら楽しい。

  江戸絵両国八景
三、荒川の佐吉
  序幕 江戸両国橋付近出茶屋岡もとの前の場より
  大詰 長命寺前の堤の場まで

               荒川の佐吉       仁左衛門
               大工辰五郎  歌 昇改め又五郎
             丸総の女房お新       芝 雀
             仁兵衛娘お八重       孝太郎
               あごの権六       由次郎
              隅田の清五郎       錦之助
              鍾馗の仁兵衛       歌 六
              成川郷右衛門       梅 玉
              相模屋政五郎       吉右衛門


 待ってました、の仁左さま吉右衛門さま登場。いや~、もうアテ書き?くらいな感じの仁左衛門さんにぴったりな佐吉の役どころでありました。卯之吉を手放す決心をする場では、涙腺の固い私もさすがにほろほろ。

 終演後、まだまだ日の高い5時から法善寺横町で夕食。ほろ酔いで店を出てもまだ夕暮れ時だった。確かに最高の休日の過ごし方やなぁ。
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by tigersandcatlover | 2012-07-10 22:00 | 歌舞伎・文楽

秀山祭三月大歌舞伎

 関西で初めてとなる秀山祭を南座まで観に行ってきた。今回の公演は三代目 中村又五郎(中村歌昇改め)と 四代目 中村歌昇(中村種太郎改め)の襲名披露公演となる。
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 我々が観たのは午後の部。16時半開演〜20時終演、途中休憩も約1時間と歌舞伎公演にしては少し短め。

〜この日の演目〜
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一、俊寛

  俊寛僧都    吉右衛門
  海女千鳥    芝 雀
  丹波少将成経  種太郎改め歌昇
  平判官康頼   吉之助
  丹左衛門尉基康 錦之助
  瀬尾太郎兼康  歌 六


 悲しみの演技が似合う吉右衛門さんの俊寛。よたよたとのたうち回って嘆き悲しむさまに歌舞伎観劇では珍しくホンマにもらい泣きしてしもた。直後の口上では少しお疲れのご様子?「流刑地から戻りましたところで」と笑いを誘ってはりました。

二、口上
  歌 昇改め又五郎
  種太郎改め歌 昇
  幹部俳優出演


  播磨屋の役者さんたちの他、愛之助さんに翫雀さんたちを加えての口上。

三、新歌舞伎十八番の内 船弁慶

  静御前/平知盛の霊  歌 昇改め又五郎
  源義経       愛之助
  舟子岩作  種太郎改め歌昇
  同浪蔵       壱太郎
  亀井六郎       桂 三
  片岡八郎       種之助
  伊勢三郎       米 吉
  駿河次郎       隼 人
  武蔵坊弁慶       翫 雀
  舟長三保太夫      吉右衛門


 又五郎さんは静御前の静かで哀しい舞と知盛の霊の荒々しさとの対比で見応え十分。

 恥ずかしながら「能楽もの」って結構眠くなってしまうことが多い(今回も前段の静御前の舞ではちと危なかった)。が、漁師たちが出てくる間狂言のあたりから変化がぐぐっと出てきて後段の盛り上がりにつながっていくので全く飽きなかった。幕が引かれてからの知盛の花道での舞は、ちょうど花道真横の席だったこともあり、安全と分かっていても本能的に身体をよけてしまうほどの迫力。悪霊退散!とばかりに必死に吹き鳴らす笛と太鼓との掛け合いも面白かったなあ。
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by tigersandcatlover | 2012-03-25 11:01 | 歌舞伎・文楽

松竹座 二月花形歌舞伎

 雪のちらつく週末の夜、道頓堀は松竹座へ花形歌舞伎を観に行ってきた。いそいそ。なんとこの日は最前列かぶりつきという良席。役者さんの表情や汗・涙までくっきりと見えて、まさに舞台に引き込まれるような感覚に。以下配役と簡単な感想をば。

一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

  すし屋

                いがみの権太  愛之助
            弥助実は三位中将維盛  染五郎
                梶原平三景時  獅 童
                   娘お里  壱太郎
                 若葉の内侍  米 吉
              弥左衛門女房お米  吉 弥
                鮓屋弥左衛門  歌 六


 以前、海老蔵の権太で観たこの段(そういや、そのときも最前列での鑑賞やったっけ)。悪役をしてもどこか人の良さが感じられる愛之助さんの権太に最後はほろりん。そして壱太郎くんの可愛いコメディエンヌ(って変か)ぶりよ!米吉くんはなんと御年18歳という初々しさで先が楽しみ。ああ、おばちゃん目線やわ・・・。

二、研辰の討たれ (とぎたつのうたれ)

                  守山辰次  染五郎
                 平井九市郎  愛之助
                 平井才次郎  獅 童
                  八見伝介  亀 鶴
                 小平権十郎  松 也
                宮田新左衛門  宗之助
                  中間市助  薪 車
                 湯崎幸一郎  錦 吾
                 粟津の奥方  高麗蔵
               平井市郎右衛門  友右衛門
          吾妻屋亭主清兵衛/僧良観  翫 雀


 歌舞伎でこんなに声を上げて笑い転げたの、初めてちゃうかな?の楽しい舞台。染五郎さんがまるでドラマ「古畑任三郎」で西村雅彦さん演じる「今泉くん」みたいな演技。登場時は眉毛がヘンテコリンな形になっていて誰か分からなかったっけ。その染五郎さんの辰次を追いかける平井兄弟の愛之助さんと獅童さんの生真面目ぶりがまた笑える。三人の追っかけっこは縦横無尽に客席を行ったりきたりで我々の目の前の通路もドタバタと横切って行ったりでさすがの花形たちも息が上がるほど。やー、楽しかった!
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 この日は歌舞伎初体験の友人も同行していたのだけれど、彼女のリクエストが「楽しくて退屈しない演目で!」だった。まさにその言葉通りの舞台で大満足いただけた様子。これで歌舞伎ファンがまた一人増えてくれたらいいな。 
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by tigersandcatlover | 2012-02-19 20:56 | 歌舞伎・文楽

博多座 二月花形歌舞伎

酔狂にも、亀治郎さん観たさに、博多まで遠征。
性格のわっるい、おとわ演じる亀ちゃんに萌え。
つくづく、こーゆーいじわるキャラが似合いはるわぁ。

 猿之助四十八撰の内

一、通し狂言 天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)

  市川亀治郎宙乗り相勤め申し候

  序幕 博多沖元船の場より
  大詰 梅津館奥庭の場まで

      天竺徳兵衛/小平次/おとわ  亀治郎
               尾形十郎  右 近
        木曽官の霊/馬士多九郎  猿 弥
      小平次妹おまき/梅津桂之介  春 猿
                奴磯平  弘太郎
               百姓正作  寿 猿
           左馬次郎奥方葛城  笑三郎
                枝折姫  笑 也
             今川左馬次郎  門之助
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by tigersandcatlover | 2012-02-12 22:13 | 歌舞伎・文楽

平成中村座壽新春大歌舞伎

 続いて隅田川沿いに建つ中村座へ。2010年に大阪城を借景にした舞台をしつらえたのが衝撃的に素晴らしかったのを思い出す。ひょっとしたら東京スカイツリーを借景にするのかな?と期待したけれど、さすがにそれはなく。
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 正月らしく曽我兄弟の一幕と、七之助の文字通りの七変化と早変わりを存分に楽しませてもらいました。

一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)

                曽我十郎祐成  勘三郎
                曽我五郎時致  橋之助
                  大磯の虎  七之助
                 近江小藤太  萬太郎
                 化粧坂少将  新 悟
                鬼王新左衛門  亀 蔵
                 小林朝比奈  獅 童
               工藤左衛門祐経  彌十郎


二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)

  序 幕 柳島妙見の場
      橋本座敷の場
      小梅莨屋の場
  二幕目 瓦町油屋の場
      同 座敷の場
      裏手土蔵の場
  大 詰 向島道行の場

  油屋娘お染/丁稚久松/許嫁お光/後家貞昌
      奥女中竹川/芸者小糸/土手のお六  七之助
                女猿廻しお作  梅 枝
                  船頭長吉  萬太郎
                鬼門の喜兵衛  橋之助

 江戸時代の芝居小屋を再現ってのは粋で楽しい。が、やはり背もたれがバーのベンチシートってのはどうしたってやっぱり狭いし、トータル4時間超の観劇ってのは疲れる。5月までの公演が随時予定されていて興味があるのは山々だが、体力的にはちとしんどいかな・・・とリピートは消極的な気分。とかなんとかいいつつ、勘九郎さんの襲名公演には食指が動きまくりなんだけど(笑)。
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by tigersandcatlover | 2012-01-18 23:00 | 歌舞伎・文楽

新春浅草歌舞伎

 所用上京のついでに浅草で歌舞伎をはしごした。まずはこちら。
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お年玉〈年始ご挨拶〉

  隼 人


一、南総里見八犬伝

  富山山中の場
  大塚村庄屋蟇六内の場
  円塚山の場

             庄屋蟇六/犬山道節  亀治郎
             金碗大輔/簸上宮六  男女蔵
                網干左母二郎  亀 鶴
                  犬塚信乃  歌 昇
                  犬村大角  巳之助
                 蟇六娘浜路  壱太郎
                 犬田小文吾  種之助
                  犬坂毛野  米 吉
                 犬江親兵衛  隼 人
            下男額蔵実は犬川荘助  薪 車
                    伏姫  春 猿
                蟇六女房亀篠  竹三郎
                  犬飼現八  愛之助


二、夕霧 伊左衛門 廓文章
  吉田屋

                藤屋伊左衛門  愛之助
                  扇屋夕霧  壱太郎
              吉田屋女房おきさ  春 猿
               吉田屋喜左衛門  竹三郎

 お年玉はの隼人くんは子役以外では最年少らしく、初々しい。さかんに売店で販売されてる梵のカツサンドを宣伝してた(笑)。

 亀治郎さん目当ての里見八犬伝。なんと彼の役は庄屋蟇六というジジイ役。それも養女を無理矢理金持ちに嫁がそうとするジジイなのだ(笑)。ホンマにこういう性格の悪い役が似合うわ・・・(←褒めてますw)。一応二枚目役の犬山道節もやってるのだが、断然蟇六のほうが印象的やったなぁ。

 廓文章は壱太郎くんの無垢な美しさよ。ただこれは演目のせいなんだけど、後半ちょっぴりうとうとしてしまったのは不覚・不覚。

 浅草はたいそうな賑わいで、まだまだお正月ムード一色。私も結果的にこの日が2012年の初詣となりました。
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ポスターと同じくらいのきっぱりとした青い空。
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by tigersandcatlover | 2012-01-17 23:00 | 歌舞伎・文楽

クリスマスに歌舞伎

 京都南座での吉例顔見世興行へ今年も行ってまいりました。それもまさにクリスマスの日に。つか、個人的にはクリスマスよりこっちのほうが年末気分があがる(笑)。
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 この日は花道真横の席。緞帳が新しくなってた。
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この日の演目(夜の部)

第一 楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
           石川五右衛門  我 當
          久吉家臣左忠太  進之介
            同 右忠太  壱太郎
             真柴久吉  秀太郎


   源平布引滝
第二 実盛物語(さねもりものがたり)
           斎藤別当実盛  菊五郎
               小万  時 蔵
            御台葵御前  孝太郎
         九郎助女房小よし  右之助
            百姓九郎助  家 橘
           瀬尾十郎兼氏  左團次


第三 元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)
   仙石屋敷
            大石内蔵助  仁左衛門
          磯貝十郎左衛門  愛之助
             大石主税  壱太郎
             大高源吾  亀 鶴
           富森助右衛門  男女蔵
              伴得介  右 近
            堀部安兵衛  権十郎
           桑名武右衛門  秀 調
          鈴木源五右衛門  家 橘
           吉田忠左衛門  團 蔵
            仙石伯耆守  三津五郎


   六歌仙容彩
第四 喜撰(きせん)
             喜撰法師  三津五郎
            祇園のお梶  時 蔵


第五 らくだ
   大坂野漠らくだ住居の場
   家主幸兵衛内の場
   元のらくだ住居の場

            紙屑屋久六  翫 雀
          らくだの宇之助  亀 鶴
             丁稚長吉  壱太郎
           脳天の熊五郎  愛之助


 一つ一つの演目の細々とした感想はパス。らくだ では壱太郎くんがクリスマス仕様の前掛けかけてのなんともかわいい丁稚姿。一つ前の忠臣蔵に絡めたネタで笑いを誘う。最後は愛之助さんがサンタの帽子を被せられての微笑ましい幕となりました。

  4時15分開演、9時45分終演の長丁場。けれどこれが意外にあっと言う間だった。それは単に歳をとって時間の感覚がへんになってるのか観劇慣れしてしまってるのか(どっちもかw)。
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by tigersandcatlover | 2011-12-26 21:00 | 歌舞伎・文楽

九月大歌舞伎 夜の部

 西(博多)から東(横浜)へと遊び呆けてた9月の連休もおしまい。そのラストに、地元関西は松竹座で歌舞伎観劇してまいりました。演目は以下の通り。

一、猿之助四十八撰の内 華果西遊記(かかさいゆうき)
                 孫悟空  右 近
                 猪八戒  猿 弥
                 沙悟浄  弘太郎
        女王妹芙蓉実は妹蜘蛛の精  春 猿
        西梁国女王実は姉蜘蛛の精  笑三郎
              玄奘三蔵法師  笑 也


二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
               武蔵坊弁慶  海老蔵
                 源義経  翫 雀
                亀井六郎  友右衛門
                片岡八郎  男女蔵
                駿河次郎  亀三郎
               常陸坊海尊  市 蔵
               富樫左衛門  團十郎


三、幸助餅(こうすけもち)
               大黒屋幸助  翫 雀
               女房おきみ  猿 弥
                 妹お袖  壱太郎
           三ツ扇屋帳場平兵衛  亀 鶴
               芸者秀ゆう  春 猿
            三ツ扇屋女将お柳  笑三郎
               世話役安吉  男女蔵
              叔父五左衛門  右之助
              関取雷五良吉  右 近

 もともとは海老蔵さん復帰後初の関西公演ということで、ちとミーハーな邪念ありで臨んだのだけれど、席のよさ(三列目)と明るい演目ばかりというのもあって、素直に楽しめた。西遊記と幸助餅での右近さんが目立つ形になったかな?

 團十郎と海老蔵の勧進帳は弁慶;團十郎、富樫;海老蔵バージョンは観たことがあったが、逆は初めて。個人的には今回のほうがしっくりきた。海老蔵のやんちゃなキャラが後半の酒を飲んだり踊ったりの弁慶にあっていた、と書くとちと問題かしらん?酒がなくなって哀しそうな目をする弁慶が妙にツボやったわぁ。
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by tigersandcatlover | 2011-09-27 08:50 | 歌舞伎・文楽


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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