カテゴリ:16/NY・SZGバイロイト・Paris( 33 )

Dear Evan Hansen

今回唯一のBW観劇はこちら。
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旅行前にミュージカルに詳しいお友達に、今BWで観たほうがいい作品教えて?と訊いたら、迷わずの一番がこれだったので、チケット手配しようとしたのだけれど、一か月前にして滞在中の公演はすでにすべてソールドアウト(一月末くらいならばほんの少しは残っていた)。再販サイトにはかなりの枚数残っているがやはり高い・・・(メザニン5列目くらいで最低200ドルなんだもん)。そしてチケット受け取りの煩雑さもあるしさ。それでもねちねちと戻りチケットがでないかは毎日チェックしていたものの、やはり出ない。まあこれもご縁のものだからねえとほとんど諦めていたのだった。ががが、

大晦日のカウントダウン~ハッピーニューイヤーと盛り上がって深夜までおしゃべりしての現地朝の三時ごろ。そろそろ寝るか、でも一応もう一度だけtelecharge観てみるか・・・とベッドの中でチェックしたところ

なんと、プレミア席ペアチケット2枚だけが燦然と戻っていました!!

見つけたときは眠気もあって、一瞬目を疑ったよ~。でもでも二人で650ドル以上。どうする???とほんの3分ほど悩んでw、震える手で決済。いや~そのあとコーフンでしばらく寝付けなかったよ。チケットの神様ありがとう!!

とはいえ、そんな感じだったのでどんな作品かはぼんやりとしかわかっていない。正直これまでのMET4枚の分のチケット代に匹敵する値段だけの価値はあるのかいな?と楽しみ半分不安半分で元日の夜の公演にいってまいりました(ああ、前置き長っ)。

Evan Hansen; Ben Platt
Heidi Hansen; Rachel Bay Jones
Connor Murphy; Mike Faist
Cynthia Murphy; Jennifer Laura Thompson
Zoe Murphy; Laura Dreyfuss
Larry Murphy; Michael Park
Alana Beck; Kristolyn Lloyd
Jared Kleinman; Michael Lee Brown

で、感想。いやもう前半からぼろんぼろんに泣いてしまった。わたしゃこういう男の子ものに弱いんだよ・・・。SNSや動画サイトのタグ付など、市井の人たちがあっというまに情報拡散の波にもまれてしまうさまを描く、みたいな感じで予習していたのだけれど(もちろんそういう一面はしっかり描かれているんだけど)、基本は家族の物語だった。誰も悪くなくて、というかむしろ優しくて、でも少しずつ歯車がずれてしまって傷つけあってしまう。

もっといろいろ思うところはあるのだけれど、文章にしようとするとうまく拾えない感じでアップできないでいたので、漠然とした感想になっちゃったけどもうこれで。ともかく結末はきっとこうなってしまうんだろうな、とわかっていても、大いに揺さぶられた作品でした。そしてなんといってもBenくんの怪演だわねえ。のっけから彼のすんごい早口(冒頭が特にそれを際立たせていた)でおどおどとつんのめるように話して自虐的に笑うところなんかではもっと英語がわかればなあ~~といつも思うことなんだけど、歯がゆい思いをした。でもこれ、たぶん日本語での上演でも聞きとれないかもだわw

涙目のまま出待ちしたんだけど、Benくんの笑顔とちゃんとギプスにサインしてくれたところにまた感動(ギプスにサインっていうのが、ストーリー上すごく大事なポイントなのだ)。
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by tigersandcatlover | 2017-01-24 19:53 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

Roméo et Juliette

今回唯一事前にチケット購入していた公演。
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グノーのロミジュリであります。

パンフレットの後ろに写り込んでいるごとくのお屋敷の中庭のようなスペースですべての物語が進む。真ん中の少し高い部分がベッドに見立てられたりして動きを出しながら。シンプルだけれどいかにも演劇っぽい。いろいろ展開があるのも楽しいけれども、基本こういうのでいいんだよね~。

Conductor; Gianandrea Noseda

Roméo; Vittorio Grigolo
Juliette; Diana Damurau
Tybalt; Diego Silva
Paris; David Crawford
Mercutio; Elliot Madore
Capulet; Laurent Naouri
Gertrude; Diana Montague
Gregorio; Jeongcheol Cha
Frere Laurent; Milhail Petrenko
Stephano; Virginie Verrez
Benvolio; Tony Stevenson
The Duke of Verona; Oren Gradus

Procution; Bartlett Sher

ともかく、主役二人がすべてだった。まあそういう作品だけれど。特にぐりごろくんに尽きた。だって彼が第一声発するだけで他の男性陣と格が違うってわかっちゃうんだもん。一人浮いてしまうくらいに。それまでの三作品では少々男性陣が弱かったのもあって、この夜はテノール充♡、と思いながら観ていた。ダムラウ譲は貫禄たっぷりだけど、ちゃんと少女らしく見えた。ドレスが先述の高くなってる部分の角にひっかかってしまったりしたのを、とっさにぐりごろくんが駆け寄って自然に直したりしていて、当たり前だけど二人とも舞台慣れしてはったわあ。
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ぐりごろくん恒例の舞台にキス&観客に♡を~~。

振る舞い酒で乾杯♪ 2017もいい年になりますように。
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by tigersandcatlover | 2017-01-16 19:45 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

Nabucco

サロメも遥かなる愛も、よかった。楽しかった。面白いオペラ体験だった・・・が、あのオペラ特有のうわ〜っという気持ちの盛り上がりを感じることができなかった。いや、しにくい作品だった。でで、やっぱり王道のオペラ欠乏症のところに、三日目はヴェルディ先生のナブッコをば。
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Conductor; James Levine

Zaccaria; Dmitry Belosselskiy
Ismaele; DmitryThomas
Fenena; Jamie Barton
Abigaille; Liudmyla Monastyrska
Anna; Danielle Talamantes
Nabucco; Zeljko Lucic

Production; Elijah Moshinsky

別の日にはドミンゴ先生がキャスティングされていたのよね。
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やー、やっぱりオペラはこうじゃなくっちゃね〜、のカタルシス。特に女性陣、なかでもAbigaille役のMonastyrska嬢の大迫力にもうわくわく。いいぞもっとやれ!みたいなw 逆に少々男性陣は弱く、Lucic氏の声が弱い・・・てか籠ってて聴きづらい・・・。でも何よりうわ〜と来たのは合唱。今回これまで観た2作品ではなかった(あ、遥かなる愛にはちょっとだけあったな、シンクロ団体みたいな合唱がw)ってのもあって、厚みのある声の重なりにうっとり。そして驚いたのが、なんとその合唱の聴かせどころである 「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」Va, pensiero, sull'ali dorate で鳴り止まぬ拍手に応えてアンコールがあったということ。それだけ素晴らしい出来だったということなんだろうな。一度目は感情の波にもまれるような感じに、二度目は少し冷静にじっくり噛み締めるように楽しんで聴くことができた。
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by tigersandcatlover | 2017-01-15 19:08 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

L'Amour de Loin

二日目はこちら。
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北欧出身の現代作曲家Saariaho(1952/10/14 〜)のオペラ。プレミアは2000年のザルツブルグ音楽祭でMETは今回が初演。あらすじも音源も全く予備知識なしに初めての作品を観ることになった。我ながら珍しいパターンだ。

Conductor; Susana Mälkki

Jaufre Rudel; Eric Owens
Clemence; Susanna Phillips
The Pilgrim; Tamara Mumford

Production; Robert Lepage

で、これが実に実に不思議なオペラ体験だったんだよねえ。まずはリングを手がけたLepage氏の演出の舞台装置のシンプルで無機質な美しさ。電飾がオケピまで被るように張り巡らされてあって、これがまさに海なんだった。劇中うねって波のようになったり、その隙間からコーラスが顔を出したり(ちょっと笑ってしまったけれど)、Rudelの想像上のClemenceがシンクロナイズスイミングの選手のように飛び出てきたり。
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そしてあの音楽。いや、決して耳に残るようなメロディがあるわけじゃないのだ。ややもすると単調ですらあり、まるで波音を繰り返し聞かされているようでもあり。α波でまくり。が、舞台を観ていると眠くならない。時折背後のスピーカーからコーラスの唸るような声が聴こえて来たりして、音の波に漂うような体感型オペラみたいだった。

Pilgrim(ズボン役ってことになるのかな)の歌い方が独特で、時々ふと歌声から話し声になるようなパートが随時あり、これが不吉な響きを醸し出す。そして終盤のClemenceの悲鳴にも似た嘆きの歌は圧巻で、これまで陽気な役でしか観たことがなかったPhillips嬢の新たな一面を見せて貰った気がする。

この日は観客も少しいつもの雰囲気と違って、比較的年齢層が若く、男性の二人連れが多かった印象。3月にドンパスクワーレを観たときに年齢層の高さに少々METの行く末を案じてしまったが、こういう客層でしっかり客席が埋まってるところを見るとちょっと明るい気持ちになったりして。って余計なお世話かw
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この日の夕食は部屋食。ライス入りチキンスープがまるで雑炊みたいになってしまってて、まあ美味しかったんだけれど、こっちの人的にはありなのかしらん??
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by tigersandcatlover | 2017-01-13 19:40 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

Salome@MET

やはり初日からこちらへ(笑)
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大晦日ガラのロミジュリの垂れ幕がお出迎え。いつ来てもこの瞬間は本当に胸が高鳴る。
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一本目はシュトラウスのサロメをば。チェックインしてすぐにホテルのPC前でラッシュチケットをゲト(nさんありがと♡)。平土間最後方の二階の天井がかかる席とはいえ、25ドルでオペラが鑑賞できるだなんて、なんと素晴らしいことであろうか。周りはたぶんみなさんラッシュで買ってはるのだろう、どこかゆる~い雰囲気で、直前までスナックを食べていたり、始まってしばらくはささやき声が聞こえたりで少々気が散ったが、舞台が始まるとすとんと物語に入ることができた。のは、やはりなんやかんや言っても一定のレベルを保っているからだろう。一時間半ほどの一幕ものってことで初日としてはちょうどいい感じだったかも。

Conductor; Johannes Debus

Salome; Patricia Racette
Jochanaan; Greer Grimsley
Harraboth; Kang Wang
Herod; Gerhard Siegel
Herodias; Nancy Fabiola Herrera

Production; Jürgen Flimm

ヨハナーンのGrimsley氏は長身でなかなかのイケメンくん。この役はやはり見た目の魅力もないと説得力ないもんなあ。声もなかなかよいのだけれど、どうしても役柄上歌い上げることもなく地下からの単調な歌声がメインになってしまいちょっと寂しいかも。できたらワグナーあたりで聴きたいな〜。サロメのRacette嬢は脚をぶらぶらさせたり少女らしい仕草は見せてくれるとはいえ、やはり10代にはちょい見えずw。ストリップショーみたいになってしまう踊りのシーンは少々はらはらしながら観てしまった。あと、Siegelはこないだミーメで聴いたんだったなあとか思いつつ。

舞台本体とは関係ないけれど、どうでもいいよな覚え書き。
☆昨シーズンには動かなくなってた開演前のシャンデリア。今年はまた動くようになっていた。が、このあと1日だけ作動しなかった日もあり。調子悪いのかしらん?
☆大晦日ガラのロミジュリの垂れ幕。この日目にした以降は外されてしまっていた。これも??
☆計4公演観たのだけれど、3公演が上演時間になっても始まらず。10−15分ほどおしてしまうことに。これも珍しいなあ。

終演後は三度目になるかな?のE'd chawder houseで。23時までの営業なので、二幕もの以上の公演だとちょっと間に合わないけれども、すんなり座れてアフターシアターには便利便利。
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by tigersandcatlover | 2017-01-12 20:15 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

ちょっと遅くなりましたが

あけましておめでとうございます。

2016年末~2017年始はここのところ嬉しい恒例になっているNYで過ごしてまいりました。振り返ってみると5年目になるかしらん。これまでは出発までにガツガツと枠を埋めてしまって、現地ではそれをこなしつつ間を縫うように買い物に食事にと予定てんこもりな感じだったんだけど、今回事前に用意していた観劇チケットは大晦日のMETガラ一枚のみ。あとは現地でゆる~く気分次第で予定を組むような感じで、なんか新鮮だったな~。本来はこういうのが旅の醍醐味というのかもしれん。
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そんなわけで今年もよろしくお願いいたします(ぺこり)。
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by tigersandcatlover | 2017-01-12 19:49 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

Lucia Di Lammermoor

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 今回2本目観劇はランメルモールのルチア。前日のホフマンがすこぶるよかったこともあって期待度高めで劇場入りしたのだったが・・・

いや~眠かった。実は三分の一くらい寝てしまったのよねー。狂乱の場で寝ちまうなんてよっぽど(以下略)

 なんでなんやろう?と自己分析するに、とりあえずオケがドニゼッティしてへんかった…タメがなくてあっさり盛り上がらないドニゼッティ。演出といい、わざと色を消したのかと思うくらい。

 その演出。冒頭、見世物小屋みたいな軍隊みたいな雰囲気で始まる。上から体操競技みてる紳士達がお金投げ入れてて頭の中に??マークが。そして途中梯子のようなものが出たりするものの、陰気なすり鉢状の空間で物語が進む。てか物語に沿わなくて解釈もしにくい感じ。もともと酷いハナシではあるんだけど閉塞感が半端ない。そういや、二幕冒頭のエンリコとエドガルドの決闘の日時を決めるシーンがまるっと省略されてたけどなんでなんやろう??

 ともかく全般にノリのようなものを消した感じの舞台に歌にで、決して悪いわけじゃないんだけど、個人的にはあのドニゼッティのお約束感みたいなのが好きなので、それがなかったぶん退屈に感じてしまった。
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 ルチアも美しい声なんだけど心揺さぶられなかったのよ〜〜(涙)。私の感受性の問題かもしれないけど。

Conductor; Riccardo Frizza
Director; Andrei Serban
Enrico Ashton;Artur Ruciński
Lucia;Pretty Yende
Edgardo di Ravenswood; Piero Pretti
Arturo Bucklaw; Oleksiy Palchykov
Raimondo Bidebent; Rafal Siwek
Alisa; Gemma Ní Bhriain
Normanno; Yu Shao
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 こんなことを言うのはせんないけれど、昨日のホフマンと順番が逆だったらよかったかなあ〜と思いつつ、バスティーユを後にした。
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by tigersandcatlover | 2016-11-17 19:42 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

Les Contes D'Hoffmann

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 今年3月の弾丸NYの目的だったのはマノンレスコーに出演するはずだったヨナス・カウフマン。ところが彼がまるっと公演キャンセルということが判明して打ちひしがれていた2月のある日。秋のパリ・オペラ座でヨナスがホフマン物語を歌う、そしてちょうどお休みできるかも?な日程だ!ってんで、今度こそ<生ヨナス!>の思いで弾丸パリ旅行を計画したんだった。ががが

またしてもまるっとキャンセルされました(号泣)・・・

 けれどもせっかくの初めての秋パリ(ええそうなんです)。こちらはキャンセルせずに行くわよーてなもんで、無事こちらも初めてのバスティーユへ。

  私の席は下手2列目だったのだけれど隣から端まで4列と前の席が空いていた。ヨナスキャンセルのあおりか、真横で歌うシーンがあるからか。いずれにせよ視界良好、ただし後半寒かった・・・途中でクロークからコート出してもらったくらい。

 ヨナスの代役はラモン・バルガス。正直それほど期待してなかった(ごめん)・・・のだが、いやはやこれがすんごいよかったのよ~。もともとホフマンっていわばアル中の妄想系拗らせ男子なわけで。で実に失礼とは思うけど、そんなホフマンにぴったりなルックスにどこか可愛らしさのある動き。ああなんかこれ観たことある・・・と思って自分の少ないオペラ観劇記憶を手繰ったら、カマレナに通ずる可愛らしさだ、と気づいた。コミカルな演技の中にある切なさみたいな。短い手足でダンスする姿に目頭が熱くなったのは疲れのせいかもしれないなあと思いつつも、高音のスコーンと抜ける気持ちよさと相まってなんかすっかり彼に感情移入してしまったわ。3幕ラストで光の中にミューズと歩いていく姿を見ながらほろほろと涙を流してしまった(やっぱり疲れて以下略)。
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 最後は 可愛い、としか思えなくなってた。

 あと泣かされたのはアントニアのヤホさん。ただ巧いだけでなく歌声にのる感情の演技にほろほろ。いや~ええもん聴かせてもらった・・・。

 指揮はジョルダン。オッフエンバッハの色気のある音楽をこれまた色気たっぷりに。時差ボケでも疲れてても眠くならない指揮(ってなんつー高飛車な感想だろう。でも本当に眠くなるかならないかって生理的に大事な気がする)。それにしてもホントイケメンねえ・・・。
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 あとなによりこのカーセンのプロダクション、舞台装置から演出から素晴らしく洗練されてるんである。まずは開演10分前から幕があいてバルガスが演技を始める。酒瓶に囲まれて寝ころびながら一心不乱に物語をつづっている演技。これ、ヨナスだったらここから拍手でそうだなあと思いつつ(今日は歌ってくれるのねーの拍手ね)。ここからしてもうワクワクさせられてしまった。

 そして舞台装置が洒落てる。二幕三幕は劇場好きには堪らんのではないかしらん。壮大なるホフマン劇場。特に二幕は舞台上にオケピが原寸大にしつらえてあるんだけど、遠景からだとすごく面白い図だったろうなあ。そしてその舞台上のオケピに演奏者役のエキストラが入って来て演奏シーンが始まるところでは、あれ?ジョルダン?みたいに指揮役の人の指揮の仕方が同じでちょっと笑った。

 惜しむらくはラストのラスト、ホフマンとミュゼに戻ったニクラウス(ズボン役がぴったりすぎてちょっとミュゼがニューハーフみたいに見えちゃったw)が舞台奥の光に向って仲良く歩いていくところで超フライングブラヴォーが出たこと。まだ演奏真っ最中なんだけど!!まあでもそれだけ素晴らしい舞台だったということなのかな。

 洒落てて楽しくて最後はラモンホフマンにほろりんとさせられて、いやーおパリでオペラええやん!と大満足な夜なのでありました。

Conductor; Philippe Jordan
Director; Robert Carsen

Hoffmann;Ramón Vargas (ダブルキャストでStefano Secco)
La muse, Nicklausse; Stéphanie d'Oustrac
Olympia; Nadine Koutcher
Antonia; Ermonela Jaho
Giulietta; Kate Aldrich
La mère d'Antonia;Doris Soffel
Spalanzan;i Rodolphe Briand
Nathanaël; Cyrille Lovighi
Luther, Crespel;Paul Gay
Andrès, Cochenille, Pitichinaccio, Frantz; Yann Beuron
Lindorf, Coppélius, Dapertutto, Miracle;Roberto Tagliavini
Hermann;Laurent Laberdesque
Schlemil;François Lis
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by tigersandcatlover | 2016-11-15 12:08 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

54

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 2016弾丸旅行第二弾。6年ぶりのパリ。滞在時間54時間。オペラ2本に美味しいごはんを楽しんで参りました。 

 メインイベントの他の写真をまずは少し。

 現地空港で合宿メンバーと待ち合わせ。ちなみにワタクシは香港経由w
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 化粧水を買った店のスノードーム。ちょっと欲しいかも、と思ったけどやめといた。
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 ホテルはガルニエから徒歩圏内(とはいえ今回は外観のみ)。
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 やっぱりここはわくわくするね。
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お初のバスティーユでオペラ2本(感想はまたあとで)。
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 外食は一度だけであとは例のごとく部屋食。
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 まったくどこへいっても同じような旅ばかりしているねえ・・・。
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by tigersandcatlover | 2016-11-13 20:00 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris

バイロイトの休日

 オランダ人と神々の黄昏のあいだの一日は公演がなかったわけではなく、パルシファルが上演されていた。が、チケットを持っていなかったワタクシ。実は最初にバイロイトいこうかな~と思った時はこのパルシファルを観たかったのだけれど、発売日にアクセスしたものの玉砕(涙)。そのときまだ買えた神々の黄昏をまずポチリ、とりあえず練習みたいな感じでバイロイト行くか~と思いつつも、当日券が出ることもあるというかすかな望みもありつつ、その前のオランダ人も観ることにした、という経緯なんだった(ああ、長っ!)。

 で、当日券売り場にも行くには行ったが、残念ながらチケットは手に入らず。この日はバイロイトの休日と相成った。そんな一日のスナップを少しだけ。

 朝からマキシミリアン通りをそぞろ歩く。ポキモンアイスなんか食べながら。
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 町はどこもかしこもワーグナーだらけw
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 やはりここに来ねば、のワーグナーのおうち。
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 バイロイト先輩に教えてもらったインビスでブラットブルストを。うんまい!
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 当日券を目指して町から祝祭劇場まで腹ごなしがてら歩いた。誰もいない劇場前は絵葉書のよう・・・。
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 汗だくになったので一風呂浴びて、Liebesbierにて遅めの昼食を。ここはMeisel's Weisの醸造所のそばにあるビア専門レストランで、テラス席で風に吹かれながらだらだらりんと過ごす。ああ、こういうのんびり休日もええなあ~。
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 ちょっと仮眠してからパルシファルを観終えた友人と遅めの晩御飯。
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 なんとこの日はトータル2万歩も歩いていた・・・。これじゃ、休日というより、動日ですわね。
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by tigersandcatlover | 2016-09-03 13:34 | 16/NY・SZGバイロイト・Paris


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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