カテゴリ:その他の舞台( 170 )

髑髏城の七人~Season 鳥~

 髑髏城の七人~鳥~を観てきました。

 1990年の初演以来、再演・アカ・アオ・ワカと7年ごとに再演を続けてきた劇団新感線の髑髏城の七人。今年は前回のワカドクロから6年めなのだけれど、ステージアラウンド東京なる360度回転式の劇場で花鳥風月のキャスト4パターンを一年かけてのロングランで次の七年目を迎えるというにぎにぎしい企画の今回の上演。でも大阪まで来ないしなあ~(って劇場もってこれないから当たり前)、とりあえず小栗くんの捨は観たしなあ~と花はスルーしてしまった・・・のだが!友人に鳥を誘われた途端、あっさり行ってしまうという腰の軽さなのだった。
 
 感想羅列。

 まだ新しい匂いのする劇場。ホワイエ狭い!が結構いろいろ売ってて時間あれば一杯飲んだりしたいのに~。休憩が20分てのがなんとも惜しい。システマチックではあるがカオスなトイレ休憩で終わってしまったよ。が、まあ新感線は作品が長いからしゃあないか・・・。

 捨のキャラ、かなり変えてるってことだったけど違和感ゼロ。むしろこのテーマパーク感ある劇場には、女たらし度ゼロのおっちゃんやのに少年みたいな不思議キャラな捨が合ってるとすら思った。彼によくあてられる役のパターンのおどおどしたようなキレるようなキャラじゃなくて正統派だったね、うん。

 そして前回観たワカドクロでノックアウトされた太一くんと未来くん。うおー、進化しとる!?未来くんは前回にも増してあの怪しい井上節のセリフに踊るような殺陣。そして太一くんは殺陣はもう安定の速さ美しさなんだけど演技がむちゃ色っぽくなっとる!ワカドクロのころはまだまだ青臭い感じやったけど十代やったもんなあ、そりゃあ当たり前だ。

 あとはやっぱりなるしーだなあ。彼を新感線の舞台で観てからはテレビドラマで出てきてもなんかやらかすんじゃないかと笑い待ちしてしまうもん。贋鉄斎のシーンは声あげて笑い続けてしまったよ・・・。これ次はじゅんさんが演るのよね?いやーなんかそれだけでも観たい気がするw

 最後にまさにお目当ての大きなひとつともいえる劇場のこと。今回の席はステージのほぼほぼ中央だったせいというかおかげというかで、しばらくいつ回転するのだろう?と思うくらいに回転に気付かなかった(爆)。端のほうの席だとかなりGかかるんだろうなあ。カーテンコールですべての場をもう一度ぐるりとみせてくれるという演出もニクい。しかしこのクオリティを一度体験させられちゃうと今後の作品を選ぶなあとは思う。場所もまあまあ不便だし。でも楽しみでもある。ので、偉いヒト頑張ってください~。

~キャスト~

捨之介;阿部サダヲ
天魔王;森山未来
無界屋蘭兵衛;早乙女太一
沙霧;清水葉月
極楽太夫;松雪泰子
兵庫;福田転球
贋鉄斎;池田成志
狸穴二郎衛門;梶原善

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by tigersandcatlover | 2017-07-24 12:00 | その他の舞台

エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団

 初夏の爽やかな日曜の午後、兵庫県立芸術文化センターへ。

エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
    [ピアノ]チョ・ソンジン
       ソリストアンコール;ドビュッシー「子供の領分」より 人形のセレナーデ
   マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

 いつものように手抜き感想メモ。

 ピアノコンツェルトはすんごい前のめりな感じのテンポ。ソリストのペースなんだろけどちとせからしかったかな。ソンジン氏は技巧的には素晴らしいんだろうけど指がオケより先に流れちゃうのが気に障ってしまい集中できなかった・・・。カデンツァのところは悪くなかった、と思う(エラそうだなw)アンコールは打って変わって可愛らしい曲をゆったりと。こういうのも弾けるのよ、っていう感じかしらん?

 マーラー6は、すんごい音量で(珍しく平土間ど真ん中席だったせいもあるけど)音に射抜かれる感覚。サロさま、第1楽章の最後の直立不動での指揮の終わりがむちゃカッコいい。第2・第3楽章はスケルツォ→アンダンテ・モデラートの順。第3楽章は指揮棒なしの優しい手つきで。この曲はここが一番好きなところ。フィナーレはじっと手を下ろさずに。観客もフライング拍手なく、ホール全体がその残響を慈しむようだった。2年前にドゥダメル指揮のロサンゼルス・フィルハーモニックで聴いたときにもそうだったけど、ついつい打楽器に目が行ってしまうのはもうしょうがないよねw

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by tigersandcatlover | 2017-05-16 12:37 | その他の舞台

ハムレット

  GWの旅行から帰っての翌日、兵庫県立芸術文化センター中ホールへ ハムレット を観劇に。なんだかまだ旅の途中みたいだなあ。
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 劇場に入ると舞台下手側にも客席が。そしてほぼ正方形の盤があってその向かいに役者たちが座って、自分の出番を待つ。みな一人何役かを演じる(ホレイショー以外)。

作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 松岡和子
上演台本 ジョン・ケアード 今井麻緒子
演出 ジョン・ケアード
音楽・演奏 藤原 道山

内野 聖陽 ハムレット・フォーティンブラス他
貫地谷 しほり オフィーリア・オズリック他
北村 有起哉 ホレイショー
加藤 和樹 レアティーズ・役者達 他
山口 馬木也 ローゼンクランツ・バーナード・役者達他
今 拓哉 ギルテンスターン・マーセラス・役者達 他
壤 晴彦 ボローニアス・墓堀野相棒 他
村井 國夫 墓堀り・役者達・コーネリアス・隊長 他
浅野 ゆう子 ガートルード 他
國村 隼 クローディアス・亡霊 他
大重 わたる・村岡 哲至・内堀 律子・深見 由真

簡単な印象羅列)

 衣装や決闘シーンの武器などが韓国風?ゆったりと楽そうで着てみたいようなデザインの衣装だったな。

 場面展開がゆるやかで重なるようになっていて面白い。つまり、一つの場面の終盤に次の場が少しずれたところから演じ始められるのだ。ので不思議なテンポで物語が進む。

 内野さん、ハムレットを演じている時の声が蜷川さんのハムレットを演じていた藤原くんにそっくり。口調とか絞り出すような声質とかが。真田丸で徳川家康を演じていたのと同じ人とは思えない若々しさ。

 圧倒されたのは國村さん演じるクローディアスの独白のシーン。全編の中で一番キタ。ちょっと噛んではったけどそんなん全く気にならないくらいに。

  一人生き残ったホレイショーを置いて登場人物たちが後ろへはけていくのだが、そのときにハムレットがそっとホレイショーの顔を撫でるようにするところでぐぐっと来た。
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by tigersandcatlover | 2017-05-12 19:39 | その他の舞台

2016 とりあえず、のコンサート納め

年末休み前の今年最後のエンタメは兵庫芸術文化センター管弦楽団 2016-17シーズン第93回定期演奏会。指揮はアルミンク。サブタイトルは「華麗なる第3番 」

ハイドン:交響曲 第70番 ニ長調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
ピアノクンウー・パイク
アンコール シューマン ピアノソナタ第1番第2楽章アリア
ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調
  アンコール ブラームス ハンガリー舞曲 第5番

ハイドンは正直少し眠くなってしまったが、尻上がりに盛り上がった感の公演。うーん、でもベートーヴェンピアノコン3はもう少し色気欲しかった…ちょっと退屈しちゃった。なーんてえらそうねw
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by tigersandcatlover | 2016-12-25 20:55 | その他の舞台

レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル

 水曜日のBRSO公演の感動覚めやらぬ土曜日、アンスネスピアノリサイタルを聴きにまたしても芸文へ。2014年5月の公演が彼の急病のためキャンセルになって以来、かな。

 ステージに登場した彼はグレーのぴったりしたスーツ姿でなんだか最近の若いサラリーマンのよう。

シューベルト:3つのピアノ曲(即興曲) D.946
シベリウス:即興曲 第5番
シベリウス:3つのソナチネ 第1番
シベリウス:2つのロンディーノ 第2番
シベリウス:ロマンス op.24-9
ドビュッシー:版画 Ⅰ. 塔 Ⅱ. グラナダの夕べ Ⅲ. 雨の庭
ショパン:バラード 第2番
ショパン:ノクターン 第4番
ショパン:バラード 第4番

アンコール曲
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 作品53
シベリウス:悲しみのワルツ

 ピアノを習っていた人ならみんなそうだと思うんだけど、完璧に覚えていない曲でも次の音をほんの0.何秒かの手前で音を予想してしまうような感じがあるよね。大体こうくるんだろうな、という予定調和的な音階というか。それを楽しめるようなテンポでむちゃ心地よかった。気付くと彼の呼吸に合わせてしまったり、足や指が動いたりしてしまったよ・・・(また習いたい、とは不思議に思わないんだけど)。特にシューベルトは本当に折り目正しく、だったなあ。

 ショパンでゆうるりと気持ちよくなっていたら、アンコールの英雄ポロネーズではまさにマーチのようなワルツのような音の弾み方ににんまりしてしまった。脳内で踊るポロネーズw

 一週間で3回という怒濤のホール通いだったけれど、どれもこれも極上の時間で満足満足。今年もあと一ヶ月ほどだけれども、残っているチケットが少なくなってきて寂しい一方、いろいろあったけれどキャンセルしないで済んで(今のところは)総じて幸せな一年だったなあとも思い返す。
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by tigersandcatlover | 2016-11-27 08:33 | その他の舞台

ヤンソンスのマーラー9

 急に寒くなった勤労感謝の日。マリス・ヤンソンス指揮・バイエルン放送交響楽団の来日公演を聴きに西宮へ。曲はマーラー:交響曲 第9番 ニ長調。実演は初めて聴くのだった(何年か前にWPhとサロネンのタッグで予定されていたのがキャンセルになったっけなあ~)。

 開演前まで少し先の旅の予定をあれこれ悩んでいて煩悩の塊だったんだけれど、いやはや吹っ飛びました。どこかミュージカル音楽みたいなドラマティックな第一楽章に始まり、第二楽章の愉快な旋律ににんまり、第三楽章でぐいっと盛り上げて、涙が出そうになる第四楽章の美しさ・・・。いや~、もうね、いつまでも聴いていたい感じ。曲が終わって欲しくなくて寂しくて泣けた。そういや、先日のラインゴールドでも同じように終わるのが寂しくなったっけ。この一週間で二回もこんな気持ちになる演奏会を聴けてホンマ幸せ。

 特にトラペットとフルートに痺れたわ・・・。きりっとしたりささやくようだったり緩急自在。4階席最前列での鑑賞だったのだけれど、やっぱりここらへんが好みだなああ。売り切れちゃってなかなか取れないんだけどね。
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by tigersandcatlover | 2016-11-24 20:19 | その他の舞台

ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN  ラインの黄金

 バイロイトでワグナー先輩の方々に大いに薦められて現地からポチった公演の日がやってきた。あれから3ヶ月。早いなあ〜〜。

 ティーレマンが指揮するオペラは初めて観る。実はこれまで彼が振る交響曲を何度か聴いた時はそれほど心惹かれなかったんだけど、あるときアンコールで演奏したリエンツィ序曲がむっちゃよかったんだよねえ。なのでちまたで言われている、彼とワーグナーとの相性の良さみたいなのはなんとなくわかっていた。で、実演聴いて思ったのが、交響曲での外連味みたいなのがなくて予想外に王道で緻密で丁寧な印象だな〜ということ。全く指揮に疎い私だけれど、交響曲とオペラとでは音の作り方が違うのかなあとすら思った。重量級なのに繊細でなんか楽しい!なワーグナーでありました。

 全く予習してなかった今日の歌手陣。なんとミーメもファーゾルトもフライアもエルダも、この夏ザルツやバイロイトで聴いてた。なんと贅沢なことだろう。バイロイトでお知り合いになった方々との再会もあり、で楽しかった夏の続きのような気分になった。

指揮クリスティアン・ティーレマン
出演ヴォータン:ミヒャエル・フォッレ
フリッカ:藤村実穂子
フライア:レギーナ・ハングラー
アルベリッヒ:アルベルト・ドーメン
ミーメ:ゲアハルト・ジーゲル
ローゲ:クルト・シュトライト
ドンナー:アレハンドロ・マルコ=ブールメスター
フロー:タンセル・アクゼイべク
ファーゾルト:ステファン・ミリング
ファフナー:アイン・アンガー
ヴォークリンデ:クリスティアーネ・コール
ヴェルグンデ:サブリナ・ケーゲル
フロスヒルデ:シモーネ・シュレーダー
エルダ:クリスタ・マイヤー
管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン

舞台統括:デニー・クリエフ
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by tigersandcatlover | 2016-11-23 20:57 | その他の舞台

エンリコ・オノフリ メランコリア賛

 パリと前後してしまうが、10月末に聴いたバロックヴァイオリンとチェンバロのコンサート。友人が杉田さんと同級生だったということで誘われていった。全く予習せずに聴いたのだけれど、芸文の小ホールの独特のサロン感で贅沢な時間を過ごさせてもらった。

 演奏とは別のところで面白かったのが、チューニング。まずチェンバロとオノフリ氏が音合わせをして、そのあとオノフリ氏と杉田さんだけで合わせるのだ。そのせいだろうか、二人が合わせて演奏する二曲では、目を閉じていたらまるで一台のヴァイオリンが音を奏でていると思うくらいにぴったりとあう瞬間が何度も。

 杉田さんのドレスがとっても素敵だったのだけれど(ベルベットでさらりとしたロングドレス、ヴァーガンディとグレーにブルーがポイント→杉田さんのブログに写真が載ってた)、これも杉田さんとの共通の友人が彼女に合わせてデザインしているらしい。終演後みなさんで写真を撮ったり談笑したりしてはる姿を少し遠目にほほえましく眺めていた。あったかい時間でありました。

バロック・ヴァイオリン;エンリコ・オノフリ 杉田せつ子
チェンバロ;リッカルド・ドーニ

カステッロ:新しい様式による二つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第4番
フォンターナ:ソナタ 第2番
パンドルフィ・メアッリ:ヴァイオリン・ソナタ ”ラ・チェスタ”
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 RV12
ヴェラチーニ:ソナタ・アカデミーケ op.2より 第5番
ボンポルティ:インヴェンツィオーネ op.10より 第4番
ヴィヴァルディ:ソナタ op.Ⅰより 第12番 二つのヴァイオリンのための ”ラ・フォリア”

アンコール曲
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より シャコンヌ
ビーバー:技巧的で楽しい合奏 パルティータ第6番より 第1楽章
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by tigersandcatlover | 2016-11-18 09:06 | その他の舞台

SHINKANSEN RX  Vamp Bamboo Burn!

 クドカン作なんだ〜とか、今回は古田さんでえへんのや〜とかフェスティバルの階段で見上げながら。
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 全く予習も予備知識も無く、でも楽しめるのが新感線の舞台ですわね。

作 宮藤官九郎
演出 いのうえひでのり

キャスト
生田斗真・・・藤原藤志櫻/TOSHIRO
小池栄子・・・かぐや姫/アリサ
中村倫也・・・竹井京次郎/ヒメ
神山智洋・・・蛍太郎
橋本じゅん・・・翁/照屋
高田聖子・・・サカエ
粟根まこと・・・霧島茂[黒霧屋]
篠井英介・・・虫麻呂(劣)/マダム馬場
徳永ゆうき・・・徳永ゆうき
絋毅・・・KAN-主
松田翔・・・田所
右近健一・・・虫麻呂
河野まさと・・・清/知念
逆木圭一郎・・・髭剃/ヒゲ
村木よし子・・・蛇之目百三郎
インディ高橋・・・藤原加太毬/藤原藤志櫻(劣)/TOSHIRO(劣)
山本カナコ・・・お雅/保保肩ハルコ
磯野慎吾・・・蝉丸/セミ
吉田メタル・・・MIKADO
中谷さとみ・・・おりん/あずさ
保坂エマ・・・紫式部/女子アナ/シキブ
村木仁・・・豚足/トン/ドナベ
川原正嗣・・・霧島猛[赤霧屋]
冠徹弥・・・とおる
教祖イコマノリユキ・・・くにお

 まあ、いつもの感じではありましたw 面白かったんだけど、やや疲れていたので最後ちょっとしんどかったかな。
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by tigersandcatlover | 2016-10-23 21:56 | その他の舞台

Sleeping Beauty×2

 2年前にSwan Lakeでどっぷり嵌った New Adventures。そのときには4回、さらには去年の夏にはCar Manをロンドンまで観に行ったんだったっけ。その彼らの来日公演;Sleeping Beautyを観てきた。今回は一泊二日で二回だから大人しいほうだわねw

 チャイコフスキーの眠れる森の美女を絶妙なさじ加減で読み替えたこの作品。カラボスの息子が出て来たり、王子様は幼なじみの庭師の恋人だったり、はたまたリラの精が男性でしかもカラボスと同類?!みたいな、おとぎ話をリアルに感じさせる説得力。そういえば、以前どこかのブログでカラボスとリラの精は本当は同一人物で善なる面がリラの精・邪悪な面がカラボスなのではないか?(そうでないと一歳のお誕生日パーティにカラボスを招待しないのはありえない)、という考察を読んでなるほど〜と思ったことがあったっけ。

 たった17人でプリンシパルもアンサンブルも、パペット使いまでも役代わりでこなしてしまうという、まさにザ・劇団。昨日主役を踊ったダンサーが今日はアンサンブルを踊ったりするのを観るのがまた楽しい。これってレミゼラブルのアンサンブル探しと同じ楽しみかただなあとか思ったりして。

 一度目のプリンシパルキャストはこんな感じ。
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 アシュレーちゃんはかわゆいし、ドミニクは一途青年ぴったりやし、クリスはかっこえし、リアムカラドックはセクシーだし、の鉄板キャスト。特に惹き付けられたのがリアム。カラボスでの登場シーンであるシルエットからもう美しい。知らなければ女性?と一瞬思ってしまうだろう。カラドックになってからもどことなく影のある表情についつい目が行く。成人式のシーンでもSwan Lakeでストレンジャーが登場したときみたいに、彼が舞台の端にいるだけで目で追ってしまっていた。全キャストのボードはこちら。
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 二度目のプリンシパルキャスト。
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 にキャストボード。
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いや〜トレンフィールドさんに泣かされた。最初はドミニクに比べたら「青年感」が足らないかな?と思ってしまったのだけれど、そのぶん100年経ったときの切なさが出るというかなんというか。最後の最後、オーロラが正気に戻ったときの「僕、でもこんな姿になってしまったから・・・」と哀しい顔をしたあと、オーロラに羽をすりすりされて(笑)のあとの嬉しそうな顔といったら!もうここでぐぐっと泣けてしまった。翌日反芻していて、そう言えばこれまで観た役(スワンにルカ)で彼のあんな笑顔見たことない、というかあんな無邪気な表情を見せてくれるというイメージを彼に持ってなかったからなんだ、と気付いた。

 ライラックは二日ともマーニーさんだったのだけれど、これまたSwanのときのへたれ王子と全く違うイメージで小柄でかわいらしい外見なのに、なんかカッコいい。少しわけあり妖精ってのがぴったりでありました。贅沢言っちゃうと、リアムのライラックもちょっと観たかったかな。東京に住んでたら間違いなく全キャスト制覇しちゃってるな、危険危険。

 やっぱりマシューボーンは天才だなあ〜。一度観たら二度、そしてまた次の作品が観たい!と中毒性があるんだもの。

 そんなわけで新作のRed Shoesをなんとか観に行けないかとちょっと妄想中なのだった。
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by tigersandcatlover | 2016-09-25 09:31 | その他の舞台


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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