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こぼれた写真あれこれ

二大テーマ(観劇とフェルメール)以外にこぼれた写真をとりとめなく。

快晴の空。そういえば、滞在中一度も雨に降られなかった。
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ここも勿論いいが、
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どちらかと言うと、その東のこちらのほうが気分だったなぁ(6階にあるFifth Floorなるレストランでランチ)。
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よっぽど無理して買って帰ろうかと思ったバスケット。
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ひょっとしたら一番ツボな美術館だったかも、のCourtauld GalleryのあるSomerset House。
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ここは人だらけで疲れた。
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おお、Eugene O'neillが上演されてる!渋いっ。残念ながらfull house。今度はストレートプレイも観たい(っていつ?w)。
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Covent Garden駅の改札。
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あらら、結局観劇がらみの写真になってるような気が・・・。

最後の最後にちょっと飛行機の窓から。

長く長く続く、昼と夜の境界。
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ほんのひと時、眼下に現れた虹(見えます?)。
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by tigersandcatlover | 2011-08-30 22:34 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

一点差でも勝ちは勝ち、だよね。

 ほぼ二ヶ月ぶりの甲子園。風も少なく蒸し暑いスタンドで、やや重いゲーム展開を眺めることになった。

~8月28日 阪神対ヤクルト戦~

タイガース先発のメッセンジャーは先頭打者の川島にいきなりヒットを打たれ立ち上がりが悪いかと思われたが、その後は圧巻のピッチング。7回までに10三振を奪う素晴らしい出来。対するヤクルト先発由規はヒットはほとんど打たれないのだが、四球やワイルドピッチなどもあり、スコア以上にはタイガースが押しているような印象で回が進んでいった。試合が動いたのは7回裏。藤井のヒットのあと、好投のメッセンジャーに代打桧山を出して、彼がつなぐ。そして平野のレフトヒットで藤井がホームイン。これがこの日唯一の得点にして決勝点。その後は榎田~藤川(この日は500登板目という記念日だった)で〆て辛勝。


 とにかく、投手陣が安定していたのがよかった。常に攻めていたので、もっと点が入ってもよさそうなくらいだったのだが、1点どまりになってしまったのは、チャンスでいつも打席が回ってきた新井にヒットが生まれなかったからというのが大きい。一度などは1死二三塁で、ショートゴロで三塁走者がアウトになった上に、新井本人が二塁を狙ってアウトになってしまい、結果ダブルプレーになってしまったのだった。おかげでスタンドからは「ダブルプレー男!」とありがたくない野次が(実際多いしな・・・)。

 そんな、勝ちはしたもののどこか消化不良なゲームやったけど、もちろん逆のパターンで負けるより断然いい。今年の観戦予定も残りわずか。蒸し暑い中に混じる秋の気配に少々切なくなりつつ、穏やかな気持ちで帰路についた。

 この日のヒーローは決勝タイムリーの平野に好投のメッセンジャーという、またしても凸凹コンビ。
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by tigersandcatlover | 2011-08-29 08:50 | 野球(タイガース)

夜の真義を マイケル・コックス 著

e0164774_16563629.jpg 600頁以上の単行本。重いよなぁと逡巡しながら夏の旅行のお供に持って行った。

~Book データベースより~

ロンドンの街の底を歩み、法律事務所のために裏仕事を請け負う男エドワード・グラプソン。英才と謳われ、名門イートン校入学を果たした男が、なぜ暗闇の街路で刃を握り締めるに至ったのか。その数奇なる半生が、いま語られはじめる。第二十五代タンザー男爵ジュリアス・デュポート。エドワードの実の父親は、この男爵かもしれない。母の遺品からそのことを知ったエドワードは、己の素性を隠し、裏稼業で知った手管を駆使して、父子関係の証拠を探しはじめた。だがやがて、男爵の寵愛を受ける若き詩人フィーバス・ドーントが姿をあらわす。ドーントこそが、かつてエドワードをイートン校放校に陥れた仇敵であった…。


 19世紀のロンドンが舞台で始まるこの物語は、ある殺人者が自ら書いた告白文のようなものを、後世の大学教授が見つけ出して、注釈を入れて整理していくような形で綴られている(もちろんそれ自体もフィクション)。少し古臭い言い回し、いかにもイギリス的なねちっこい文体、そして膨大な注釈の数。でもあっという間に読めてしまった。語り手の人生の転落ぶりと、彼の仇敵であり・標的でもある男の本性との対比をやりきれない気持ちで、早く決着をつけてくれ~みたいな感じで。

 ああ、でも哀しいかな、とことんやりきれなく物語は終わってしまう。もうそれは冒頭の通り魔殺人を告白するところから予感はしてたんだけど。

 ま、それはそれとして、ロンドンの街中のディティールが楽しかった。歩いたばかりの通りや訪れたばかりの劇場の名前が出てきたりして。
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by tigersandcatlover | 2011-08-27 22:30 | 読書

Prom 41

 The Proms (BBC-Proms)は毎年7月中旬から9月中旬にかけて(今年は7月10日~9月10日)ロンドンで開催される、クラシック音楽祭。会場であるRoyal Albert Hall見たさに、ウエストエンドの劇場がお休みの日曜日のチケットを買った。なんと邪な欲望!(笑)。その上、この日のプログラムである20世紀のイギリス出身の作曲家;TalbotとBrittenの曲は一度たりとも聴いたことがなかったし、予習すらしていかなかったという体たらく。ちなみに翌日はマリインスキー管弦楽団率いるゲルギエフの「白鳥の湖」だったので、ミーハーな私は、あ~もう1泊する計画を立てたらよかったな、と思ったけれどあとの祭り(ちなみにPromsのチケットは5月に発売なのですでにその時点では航空券を予約してしまっていたのだった)。

 開演19時半、開場18時45分というのに、18時にはRAHに到着。まずは南側にあるBoxでチケットを引き取る。レミゼ10周年コンサートのDVDが10£で売られていたが、リージョンが違うしなぁと、うーんと悩んで止めてしまった。帰国してからちと後悔。

 ホールの北側のHyde Parkからホールを望む。美しい~。ちょっと野球場みたいやけど(笑)。
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 開場まもなく、嬉しがって入場す。うわー、と思わず声が出た。
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 席はややサイドよりのボックス席の一列目。視界良好。これで32£だから本当にお手ごろと言うしかない。丸いアリーナの部分(人が座り込んでいるところ)は立見席で10£。開演直前にはここがびっしり人で埋まっていた。
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Prom 41 ~Joby Talbot & Britten~

Joby Talbot
Chacony in G minor (after Purcell)
  BBC Commission, World Premiere

Britten
Cantata misericordium

Britten
Sinfonia da Requiem

Britten
Spring Symphony


Amanda Roocroft (soprano)
Christine Rice (mezzo-soprano)
Alan Oke (tenor )
Leigh Melrose baritone
Trinity Boys Choir
BBC Singers
BBC Symphony Chorus
BBC Symphony Orchestra

Mark Wigglesworth (conductor)

 一曲目はそうでもなかったのだが、合唱が入るBrittenの三曲はひじょ~に前衛的に不協和音的に感じる不思議な音楽。正直ちょっと眠くなってしまった。歌が入ると大丈夫なことが多いんだけれど、今回はちょっときつかったなぁ・・・。ソロも合唱も入る(しかも男女+少年という大編成)という壮大な曲やったんやけどね!

今回の楽曲・作曲家などなどに関する自分メモ。
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by tigersandcatlover | 2011-08-26 20:11 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

そして、音楽の稽古

 さくさくとロンドンフェルメール鑑賞をこなしていったわけだが、最大の難関がこちら。

 音楽の稽古。
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 エリザベス女王のコレクションであるこの作品。普段はバッキンガム宮殿にあり、通常は観ることが出来ない。時々同じ敷地内のQueen's Galleryに展示されたり、ウィンザー城に展示されたりすることもあるが、いつになるかもわからない。唯一比較的読めるのが、女王陛下が宮殿を留守にする夏季限定のバッキンガム宮殿の一般公開(2011年は7月23日~10月3日の期間)。けれど約二ヶ月限定ということで、ただでさえ混雑しているというのに、今年はこんなものまであったので、そりゃ~もうエライ人人人だったのだ。
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 少し出遅れてしまい、枚数限定の前売り券をネットで予約しそびれてしまった私。実は初日の10時頃に呑気に様子を見に行ったのだが、あまりの行列に恐れをなして出直しを決意。三日目の朝8時30分(開場9時半)にチケット売り場の門に到着したところ、それでも15人くらいはすでに並んでいた。ひ~。門に向かって右側に予約(pre-paid)の人たちが並び、左側に当日券購入の人たちが並ぶ(そう、予約してても並ぶのだ;理由は後ほど)。こういうのも初日に来ていないとわからなかったかもしれない。
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 チケット販売は9時スタート。開門と同時にテント奥の10個ほどあるキャッシャーに流れていく。で、予約の人たちが優先で、それが捌けていって初めて我々の列の順番になるというシステム。はーなるほど、こういうシステムか。そんなわけでかなり早めに並んだにも関わらず、9:30、9:45はすでに売り切れてしまい、10:00の入場券がようやく買えたのだった。さらに10時少し前に今度は一番東側の入り口のticket holderの列に並んでようやく中に入ることが出来た。つ、疲れた・・・。

 けれど、やはりそれだけのことはあるわけで。これまで少ないながらもいくつかの宮殿を見学したが、現在も使われている現役の宮殿というだけでやはり雰囲気が全く違う。手入れが行き届いているというか(当たり前だよ!)。我々が見学できるのはごくごく一部の公式諸間(The State Rooms;ダイニング・絵画の間・舞踏会の間・音楽室・謁見の間など)のみの19室。それでもガイドホンを聞きながらゆっくり見て回っていたら2時間以上かかってしまっていた。ツボだったのが、白の客間に通ずる女王陛下の抜け道。控えの間で来客が待っている間に飾り棚がくるりと開いてそこから女王陛下がいらっしゃるというコメンタリーの説明にその様子を想像して笑ってしまった。

 さて、目的の「音楽の稽古」は、絵画の間に入ってすぐの左の壁にかかっていた。画集では詳細がわかりにくい鏡の中の様子(イーゼルが映っていて、女性の顔も描かれている姿勢より右を向いている)もじっくり鑑賞できて満足! 考えてみたら、この作品のように後姿ってフェルメール作品では珍しい。つつましい、という言葉が真っ先に浮かんだのはそのせいかもしれない。

 この絵画の間には他にもレンブラント、ルーベンス、プッサン、カナレットなどの作品がびっしり。まるで美術館。夜会室には代々王室が集めたロシアの金細工師カール・ファベルジェのコレクションが。イースターエッグが有名なようだったが、個人的にはミニチュアのティーセットとか人形がツボやったなぁ。そして舞踏室にはケンブリッジ公爵夫人(ケイト・ミドルトン嬢と言ったほうが馴染みあるけど)のウェディングドレスと靴やイアリング、ティアラなどがどどんと飾られていて女性達が目をキラキラさせていた。

 最後は庭園に出て宮殿を振り返る。
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入場までは苦労したけれど、そのぶん満足感も大きかったな~。ベタな観光地と言えばそうなんだけど、斜に構えずに、ここだけは観光する価値大いにあり、と心より思います。 
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by tigersandcatlover | 2011-08-25 21:03 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

Betty Blue Eyes

 Love Never Diesマチネで前夜とは別の意味で虚脱してしまったワタクシ。これでロンドンミュージカル観劇が終わってしまうというのはなんとも哀しい。というわけで、この日は結局マチソワすることにした。何観ようかな~。NYで観たBilly Elliotを本場ロンドンでってのもいいな。あー、それともBlood Brothersとか。あ、Fela!やってるんや~。とぐるぐる悩みつつも、せっかくやからここでしか観れないのにしようってんで、選んだのはこれ。

Betty Blue Eyes in Novello Theatre
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 なんか子供騙しっぽくない?と侮るなかれ。御大キャメロン・マッキントッシュがプロデュースを手がけたこの作品。なんともアイロニーとパンチの効いた大人のコメディだった。ちなみにアラン・ベネットが脚本を手がけた映画「A Private Function」が元。

~あらすじ~

 戦後間もない1947年のイギリスが舞台。戦争で国庫を使い果たしたイギリスは物資不足で食料も不足しており、food-inspectorが闇食材に目を光らせているような状態。主人公である足医者(こんな医者あるんや~と思ったのだが、先日読んだ「オリーヴ・キタリッジの生活」でオリーヴの息子の職業が足医者だった<大いなる余談)のギルバートは妻のジョイスと84歳の母との三人暮らし。独立開業したいという夢を持っているが、店舗のオーナーに全く相手にされない。そんな折、エリザベス王女とフィリップ王子の結婚式がとりおこなわれることに。せめてその日くらいは豪勢な晩餐で祝おうと画策する地元の名士たちがいる中、店舗のオーナーを筆頭にしたグループが不法に豚を飼育していたのだった。それを知ったギルバートは、ええい、豚を盗んでやる~!と半ばヤケクソに決心し・・・。

~キャスト~

Joyce Chilvers; Sarah Lancashire
Gilbert Chilvers; Reece Shearsmith
Dr. James Swaby; David Bamber
Henry Allardyce; Jack Edwards
Mother Dear; Ann Emery
Francis Lockwood; Mark Meadows
Inspector Wormold; Adrian Scarborough


 かわいい豚が主人公?と間違って子連れ客を期待して販促してるんちゃうかと思うような広告だったり劇場の外観だったりしたけれど、全くそうではなくて、むしろ子供には全然面白くないであろう内容。Betty(豚の名前)はちょっとしか出てこないし、登場人物は中高年ばっかり(それがまた身体張って弾けてたりするんだが)。内容だってかなり社会風刺的やし。あ~、これは日本では絶対上演されへんやろなぁ、と思いつつ観てた。こういう中高年のキャストがその年齢相応の役柄を演じるのでは客が呼べないのが、哀しいかな、日本のミュージカル観劇客層だもん。個人的にはぶっとんだfood-inspector演じるAdrian Scarboroughがツボでありました、はい。

音楽は懐かしの60年代ミュージカル風。手がけているのはMary Poppins(2004年)を手がけたGeorge Stiles。万人受けするかはわかんないけど、少なくとも気が散ることなく、楽しめました。それでええんちゃうかな?
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by tigersandcatlover | 2011-08-24 21:44 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

Love Never Dies

 The Phantom of the Operaの10年後を描いた舞台。

以上。

 で終わってしまいんですけど・・・ダメ??
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~キャスト~

The Phantom; Ramin Karimloo
Christine Daaé; Celia Graham
Madame Giry; Liz Robertson
Meg Giry; Haley Flaherty
Raoul, Vicomte de Chagny; David Thaxton
Fleck; Tracey Penn
Squelch; Adam Pearce
Gangle; Charles Brunton
Gustave; Jack Costello

 前評判から、ぐだぐだの昼メロだと聞いていたのでスルーするつもりだっだのだけれど、逆に絶対これは日本版は上演されへんやろう、てのと少々の怖いものみたさと、ファントムを演じるRamin Karimloo観たさ(彼はLes Miserablesの25周年コンサートでアンジョルラスを演じていてこれが素晴らしくよかった!)にチケットを買った。

 で、う~~ん。役者はいい。子役もかわいい。音楽も決して悪くはない。舞台装置にお金はかかっている(趣味は悪いがw)。ただいかんせん、脚本つか、物語自体が破綻してる。ありゃないよ。ラウルもメグ・ジリーもかわいそう過ぎる(涙)。これじゃ、ファントムの妄想の世界やん。

 けれどKarimlooは本当によかった。声も演技もルックスも。惜しむらくは到着日に観た10年前のファントムのストーカーじみたおっちゃんらしさが目に焼きついていたせいで、あれがこうはならんやろう、と冷めてしまったこと(そういう意味でもますますファントムの妄想っぽくなってきた・・・)。ホンマにねぇ。なんか、無駄に(爆)いい役者を揃えてるだけに脚本のまずさに泣き笑いしてしまったよ。勿体無いなぁ~~。

 喜劇のような悲劇。という言葉が頭をよぎりつつ、でもま、こういうこともあるよね。
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by tigersandcatlover | 2011-08-23 22:27 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

髑髏城の七人

ロンドンの日記は小休止。
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 劇団☆新感線 髑髏城の七人 通称「ワカドクロ」を観た。今回は東京より先に大阪での公演(梅田芸術劇場)。

出演;小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗、高田聖子、粟根まこと、河野まさと、千葉哲也

 5回目の上演となるらしいこの作品。新感線観劇歴のまだまだ浅い私は過去の舞台もゲキ×シネも観ていない。まるっきりの真っ白な予習しない状態で臨んだ。

 や、もう素直に面白かったです。と言うか、いつも新感線って言葉で感想を書いちゃうと面白くなくなっちゃうような気がする。つまりはドライブ感が魅力、なんだよな。

 主役三人(と言っていいだろう)で一番印象的だったのは「蛮幽鬼」でもびっくりした早乙女太一くんの殺陣のしなやかさ・速さ・まだ若干19歳(公演中に二十歳になるらしい)とは思えない佇まいに貫禄。先が楽しみやわ・・・(←おばちゃん目線)。森山くんは初見。二幕目のはじめの台詞がちと聞き取りにくかったけれど、あとは微妙に卑屈さを纏った存在感が印象的だった。小栗くんは「蜻蛉峠」の堤さんを髣髴させるルックスに立ち姿。いなせな感じとでも言いましょうか。もちっとすけべえな色気があってもええような役柄だったような気もするけど、どんどん進化していきそう。
 
 誰が客演しても、いのうえ節にすっかりなってしまうような感じがする新感線。この日も開演前にそのいのうえさんが観客席をうろうろ歩いているのを目撃。
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by tigersandcatlover | 2011-08-23 08:50 | その他の舞台

ヴァージナルの前に立つ女と座る女

 フェルメール鑑賞第二弾はThe National Galleryへ。
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ホテルからはのんびり歩いても10分ほどの距離である。開館直後のまだ人気の少ない時間帯に入館した。ここも先述のKenwood House同様、入館料は定まっておらず、寄付制である。館内地図は1£。

 館内は大まかに分けて、13~15世紀の宗教画、16世紀のイタリアはルネッサンス時代の絵画、17世紀のイタリア・オランダ絵画、18~20世紀初期の印象派などなどに時代分けされていた。 フェルメールの二作品は3階(あちらではlevel 2)の別々の部屋に展示されていた。

ヴァージナルの前に立つ女(25室)
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と、ヴァージナルの前に座る女(27室)。
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 正直言うと、どちらもそれほど心惹かれる作品ではないのだが(女性があまり魅力的に見えないので)、どちらかが貸し出されている可能性もあったので、ほっとしたと言ったら変かしらん。

 で、フェルメールが目的と言いながら、結局一番夢中になって見入ってしまったのは13~16世紀の絵画たち。ダヴィンチの「岩窟のマリア」や、
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ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫婦」、
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フランチェスカ「キリストの洗礼」
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など名作がずらり。ちょっとお腹一杯になってしまった。そのぶん18世紀以降の印象派を中心とした絵画は鑑賞が雑になりそうだったので(あとの予定もあったしね!)、結局滞在中もう一度足を運んでその時代の作品だけ観なおしたのだった。これも入館料無料だからなせる業?それにしても、なんと贅沢でうらやましい環境だろうかねぇ。
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by tigersandcatlover | 2011-08-22 13:20 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

Les Miserables

e0164774_13195349.jpg 今年の夏休みにどこへ行こうかと思い巡らしているときに、航空券より何よりも先に買ってしまったのがLes Miserablesのチケットだった。それほどミュージカル鑑賞歴が長い私ではないけれど、数多ある作品の中で一番好きなものは何か?と訊かれたら迷わず選ぶだろうこの作品。東京・名古屋・博多と国内を遠征してまでも繰り返し観ているが、実は海外で観劇したことはこれまで一度もなかったのだった。

 その衝動買いというか何というかが1月中旬。気が早いとお笑いか。そのときそれでもすでにちらほらと購入済みの席があったのだが、1ヶ月ほど前にもう一枚くらい買い足そうかな、とサイトをチェックして驚いた。もうほとんどfull house。残っているのは見切れ席ばかり。それもそのはず、6月23日から新しいキャストでの公演がスタートしているのだが、昨年10月の25周年記念コンサートでジャンバルジャンを熱演~絶賛されたのも記憶新しいAlfie Boeが出演しているのだ。前後の日程を確認してみると、彼が出演しない公演(月曜日と水曜のマチネ・他にも何日か)はそれでもまだ比較的空きがある。おそるべし、Alfie効果。

 ああ、すでにもう前置きが長いよねぇ。とにかくこの日は気合の入り方が違った。前日のウルトラ衝動買い飛び込み観劇とは違って、ほぼ開場と共に劇場入りしたことからしても。開演直前にはおなじみのコゼットの絵が浮かび上がってきて客席が盛り上がってくるのがわかる。
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天井だって映しちゃうよ!
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 まずは舞台がものすごくこじんまりしていることに驚く(聞いてはいたが)。バリケードでみっちりと埋まってしまうくらい。舞台の両側に人が座れるくらいのスペースがあり、下手側には階段があってそこから役者が出入りできるようになっていた。
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~キャスト~

Jean Valjean; Alfie Boe
Javert; Hadley Fraser
Fantine; Caroline Sheen
Thénardier; Matt Lucas
Madam Thénardier; Katy Secombe
Eponine; Alexia Khadime
Cosette; Lisa-Anne Wood
Enjolras; Liam Tamne
Marius; Craig Mather

 やはり声量が圧倒的に日本人とは違う。これはもうしょうがないけれど、ともかくひたすら圧倒されたのだった。逆にオケはちょっとへにゃっとした音色で(オケの編成が違うのかな?)始まりのあの荘厳な音色の部分でちょっとずっこけてしまった。でもあとはそれほど気にならなかった。それほどまでに舞台に入り込んでしまっていたので。

Boe氏は他のキャストと比べて決して大きくないのでバルジャンの怪力さ加減みたいなのは実感できなかったけれど、実際の彼は凄い力持ち。マリウスを軽々とお姫様抱っこした状態で下水道でのジャベールとの対決シーンをこなしていた。いや、それは重要なポイントじゃないか(笑)。ともかくやっぱり声、だよなぁ。24601~!の歌い上げやBring him homeの高音も安心してうっとりと聴き入っていられたのがうれしい(東宝版だとどうしてもちょっとドキドキしてしまうので)。

 そして個人的にはジャベールのFraser氏がむちゃ熱くてよかった!!憎憎しげで暑苦しいジャベール。バルジャンより明らかに強そうやったな(笑)。Starsは鳥肌モノ。

 あとLucas氏が登場するシーンでの客席のノリの良さ。彼の人気具合がわかる。間の取り方なんかも絶妙で完全にその場をさらっていた。

 ああ~、もういくら書いても書き足りないや。すいません、暑苦しさ全開で。ともかく、ジャベールやないけれど、心が乱れて魂震えた一夜であったことでした。
 

以下、日本版との比較をネチネチと(笑)。
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by tigersandcatlover | 2011-08-20 20:23 | 11/NY・ロンドン・ドイツ


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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