犬の人生 マーク・ストランド著

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犬。

村上春樹さんの訳。

この表紙。

ツボです。



もともとは " Mr. and Mrs. Baby and Other Stories"
というタイトルだったこの短編集を、
その中の一編 " Dog Life" から、タイトルを冠して
しかもこの装丁。

これはもう企画の勝利と言って、いいんじゃないかな?

いや、それでも手にとって読み始めて、
村上さんが ”何故か不思議に気になる作家の一人だった”と
言うのもすぐに納得。
彼の”蛍・納屋を焼く・その他の短編”とか
”中国行きのスローボート”とか
”東京奇譚集”とかの短編集に流れるムードと類似している。

ささやかで、ちょっと物悲しくて、かなりシュール。

以下、少しだけあらすじに触れています。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-09 21:08 | 読書

偏向的クローゼットの悩み

巷によく聞く、ご婦人たちの平和な悩み。

クローゼットが似たようなものばかりで埋め尽くされて、
いざとなったときに着ていく服がない!ってやつ。

でもいつも思う。
似たような、ならばまだいいではないか。

先日、あるお方とお食事したときに、
履いていたブーツをすこぶる褒めていただいた。
そのときは形どおりにお礼を述べたが、
呆れられるかと思って告白できなかったことがある。

私、このブーツ、色違いで三足もってるんです。

そう。
われながらしつこいとは思うけれど
気に入ったものがあると、
同じものを色違いで買ってしまう癖がある。
それも二つだなんてかわいらしいものではなく、三つ四つと。

今思いつくだけでも、
くだんのブーツを始め、ショートブーツ、パンプス、
バッグ、帽子、スカーフ、手袋、レギンス、レッグウォーマー
当然のごとくのシャツ(複数)、カットソー(複数)、靴下(多数)
セーター(複数)、パンツ(複数 もうええって!?)、
果ては眼鏡まで・・・。

うちはユニク○か!?

まあ、百歩譲って、気に入ったもんならね、という
温かいご理解もあるだろう。
困るのが、形が同じであるばかりに、思った色と違うものを
身に着けて家を出てしまったりすることだ。
そんなん誰も気にしない、かもしれない。
でも、女性なら、わかってもらえると思う。
黒のブーツに合わせて服を選んだのに、
こげ茶を履いて出てしまい、
一日それで過ごさないといけない時の居心地の悪さを。

まあ、それだけならそんなに気にせんでも
おばちゃんの足元、だれも見てへんわ!と開き直れるだろう。

さらに困るのは、形が同じであるばかりに(ってしつこい)
左右違う色を履いたり持ったりして外出してしまうことだ。
さすがに靴をっていうのは幸いまだないが
(今後はどうなるか、かなり不安ではあるが)、
靴下やレッグウォーマーなぞは日常茶飯事。
ごく最近では茶色と黒の手袋を左右で持って出てしまったため
極寒の中、素手で過ごさねばならなくなったりしたことも。

みなさん、どうしておられるのでしょうか。
それとも同じものばかり買う私って
かなりの変人なのでしょうか??



※誤解なきようお伝えしますが、我が家のクローゼットは
ほんの三畳くらいのスペースしかありません。
決して衣装持ちというわけでもないのに色違いが多いということは
異様に種類の少ないワードロープとなるわけだ。
これもまた、悩みのタネ。
ま、平和ということやね。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-08 13:50 | 徒然やら日記やら

顔見世でござる

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京都の冬の名物詩、
南座での吉例顔見世興行が
始まりました。

今年は夜の部が
超人気で即日完売。
その分、昼の部は
ものすごくいい席が空いていた。
顔見世が一種の年末の行事と
なっている私たちは
よろこんで昼の部へ行くことにした。

四条あたりは大賑わい。
さすが紅葉の季節の京都。



いい席と言うのは特別席。いわゆる桟敷席であります。
ええと、堤燈があるあたりの席ですね。
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ドアを開けると5人ずつくらいのボックスになっていて靴を脱いであがる。
畳に座椅子に座布団だけど、掘りごたつ式なので正座はしなくていい。
卓がついてるのでお茶やら、番附やら、イヤホンガイドやらが置けて便利。
自宅で過ごすようなくつろぎモードで舞台が観られるだなんて夢みたい。
もう、ここに住みつきたいくらいやわ~。

さて、アホなこと言うてないで、はじまり、はじまり。

以下演目と感想であります(案の定長い)。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-07 21:19 | 歌舞伎・文楽

料理は脇役でいい、のよね。

芦屋川沿いにあるそのお店に最後に行ったのは
かれこれ10年以上も前のこと。
あの時一緒だったのは誰だったでしょう?
(本当はよく覚えてる)

さて、その懐かしいお店に、
今年お知り合いになった超イカシタ女性とランチに。

邸宅レストランということなのだが
クリスマス前ということもあり、
建物全体に巨大な赤いリボンのデコレーション
(写真撮ったらよかった!)。
遠くから見ると、大きなプレゼントのように見えるだろう。
エントランスには天井までのクリスマスツリー。
ツボ、おさえてるなー。

30席くらいの店内は、もう2時だというのに、満席。
一番奥の小さなお庭が見える窓際の席に陣取る。
ランチメニューは一種類。
スープかパスタの一皿とメインが魚か肉か選べるコース。
まずは前菜のサーモン。
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私は水菜と海老のパスタと
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肉。にしました。
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しゃべるのに夢中で料理の名前は失念。
最近、こんなんばっか。

もちろんデザート付きであります。
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マロンのジェラートと柿とパウンドケーキ(?)。

あんなに一杯だったお客さんが皆帰っても、しゃべる、しゃべる。
ついにはお店のかたに、
”すいません、もう終わりです~”とまで言われるくらいに。

しかし、料理の印象があまりない
(いや、もちろんおいしかったんだけどさ)。
会話を邪魔しない、お料理だった、というか 。
きんちょー、とも違う、うわの空、とも違う。

強いて言えば、会話への集中度が勝ったということでしょうかね。

医療業界に身を置いていると、
ものすごく世間が狭くて、それ以外の世界の方って、
なかなか出会えないもんです。
いや、まあ患者さんにはたくさん出会えるわけですが、
悲しいかな、どうも友人、という風にはならないんであった。
なんかカッコつけたり、いい人ぶったりしてしまうんである。
多分、こっちが無駄な囲いを作ってしまっているのだろうな。

そんな囲いをとっぱらかって、おつきあいしてくださって
ありがとうございますー、マダム!(ありゃ、言っちゃったわ)。

リストランテ ベリーニ
0797-32-1777
兵庫県芦屋市月若町2-17
11:30~14:00
17:30~21:00
木曜日定休
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# by tigersandcatlover | 2008-12-07 01:00 | 外食しました。

一日ケーキ屋

このかたのためにケーキ屋バージョンのデザインにしとりました。
が、目に毒のため、閉店しますー。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-07 00:29 | 徒然やら日記やら

案外、買い物好き 村上龍著

ゴージャスで、ちょっとエラそうでムカツクけど、
男の子のままでかわいいところもあって、
そのくせ、真面目に社会のことも語ったりして、
なんか腹立つんだけど、惚れたら振り回されそうなタイプ。

と勝手に村上龍さんのイメージ。

テニスボーイの憂鬱 は名作だよ” 、と
当時つきあっておった男が言うので読んだものの、
なんか男の身勝手さが腹立つ小説やなあ、と思ったりしたのが
彼の本との出会いだった。
ま、第一印象は決してよくなかったわけです。

そうかと思うと、 恋はいつも未知なもの で夢中にさせられ、
走れタカハシ! では野球オタクの心をくすぐられ、
69 では10代の男の子の等身大さにニッコリさせられ、
すべての男は消耗品である ではうんうんと頷く。
その一方、 半島を出でよ 五分後の世界
どうしても好きになれず、
あの金で何が買えたか 13歳のハローワーク
ううう~ん、どうしちゃったのかな?とも思ったり。

ああ、忙しい。この好き嫌いの振れ幅よ。

e0164774_7263923.jpgで、この本である。
龍さんがお買い物しまくる。
世界中で。

表紙のブルーのシャツの
イラストから類推されるように
その多くはシャツである。

単行本の帯に
”そんなにシャツを買って
どうするの?”とあるが、
私も心の中でツッコミましたよ。

ある日、イタリア人のお洒落はシャツが基本と目覚めた龍さんは
ミラノで25分間に13枚のシャツを購入したのを筆頭に、
ともかく各地でシャツばかり買い捲っておられるのだ。
いっそ小気味よいくらいに。

後半はイタリアの都市を中心とした短い旅行エッセイ。

それにしても、このタイトル。

いやいや、龍さん、”案外” じゃないよ。
むしろ ”案の定” ですから。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-06 07:40 | 読書

今夜は母と二人で

父が仕事でCancunへ行ってるというので(ちぇっ、いいなあ)、
母が ”一緒に晩ご飯食べよう!” と職場へふらりとやってきた。
どうやら、歯医者帰りにコロー展まで行った帰りらしい。
ちょっと顔を上気させて、手にはデパートの小さい袋。
なんかかわいくて笑っちゃうな。

どこへ行く?と訊いたら
普段、父とは行かないようなお店に行きたい、
予算は5000円くらいまで、と。
ううむ。

てことで、元町駅からも程近い、igrek VEGA (イグレック・ベガ)にした。
ご存知、北野ホテル 山口浩氏プロデュースのレストランで
ホテル以外にはここベガと芦屋にBellportと
兵庫県立芸術文化センターにTheatreを展開している。

しかし、よくよく考えてみると今ルミナリエ期間中やったわ!
(昨日、まさにその話題を書いたところなのに、失念)
元町駅から外へ出ると、警官だらけ!
しきりに”左側通行でお願いします~”と叫んでいる。

さて、VEGAであります。
実は先述のigrekレストランの他三軒は足を運んだことがあるのだが
ここは初めて。
真っ赤な内装にちょっと怯むが、
スタッフはややフレンドリーながらも感じがいい。

お料理は前菜とメインを一品ずつ選ぶコースにした。

まずはアミューズ。鮭のマリネ
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前菜はフォアグラ。
洋梨のジュレが添えてある。ふむ、おいしい。ワインが進むよ。
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けど、このメニュー。
温前菜の欄に記載されていたのだが、パテであった。
これでは冷前菜に分類しといたほうがいいんちゃうかなあ
(お店のかたにもそう言ってしまった)。
母はホタテときのこの一皿を選んでいた。

メインは二人とも仔鴨を選ぶ。アプリコットとか大根とかと一緒に。
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優秀な別腹でデザートも追加してしまう。
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自分で選んだ割には名前がわからないという情けなさ。
ともかくレモンを使ったデザートでありました。

周りは若いカップルばっかりだったので、ちょっと場違いな二人だったかもな~。
でもなかなかリラックスした楽しい時間でありましたよ。

この歳になると母との関係って不思議なバランスだ。
お互い、相手を守ってあげたくて、ちょっと甘えたくて、という。
それがちょうどいいのかもしれない。
ぞんざいに過ぎず、重過ぎず。

せっかくだがら、ちょっと大丸の角からルミナリエをちらり。
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igrek VEGA
078-334-1909
兵庫県神戸市中央区元町通1-7-1 VEGA 6F
11:30~14:30 ランチ
14:30~17:00  カフェ
17:30~21:30 ディナー
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# by tigersandcatlover | 2008-12-05 22:48 | 外食しました。

先生のシュト-レン

今日から神戸ルミナリエが始まった。
今年は4~15日のやや前倒しの感のある日程。

さて、毎年丁度そのルミナリエの時期にぴったり合わせて
お菓子教室 の広実先生が
シュト-レンを神戸のキャトルセゾンで委託販売することになっている。
今年は発酵バターの不足で、危うくこのうれしい季節の恒例を
中止せざるを得なくなりそうだったとのこと。

ということで、今日がその発売日初日。
食い意地はりまくりの私はさっそくお昼休みに買ってきちゃいました。

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            携帯の写真なので、ちとピンボケやなあ。

このシュト-レン。
キリストのおくるみ姿を象ったドイツのお菓子ですが
堅めに焼いたフルーツケーキみたいなもの?
でも発酵過程をとるので、定義的にはパンです。
学生時代に近所のパン屋さんで教えてもらってから
毎年いろんなお店のものを買っています。
日持ちするので少しづつ切って、ちびちびと楽しみながら
クリスマスを待つお菓子なのです。
先生のものはなんだかスパイシー?何のせいかな?
上級コースまで頑張ったらレシピを教えてもらえるので
楽しみにしておきますかね。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-04 17:32 | Sweets中毒

生涯二度目の生落語

ちょっと長い話におつきあい願います(と落語風に)。
まずは、それまでたいして噺 いうもんに興味もなかった私の
落語との出会いについてであります。

去年の10月のこと(ここからは普通の口調で)。

愛車アルファロメオを購入した八光(旧アピス)芦屋店で
秋のイベントと称しての落語会に参加した。
ショールームで落語??とも思ったが、
準備しているディーラーの方たちも楽しそうで文化祭のノリ。
普段は車が展示してあるスペースに畳まで入れてしまうという懲りよう。
机を並べた上に一枚畳を置いて、
ちょっとぐらぐらするものの、高座まで作っていた。
見台・小拍子・膝隠もちゃんと用意して。

そのときの噺家さんは桂吉朝さん(桂米朝さんの弟子)の弟子、桂吉弥さん。
そう、NHKドラマ・ ちりとてちん の草原兄さんであります。
ただ、そのとき私は ちりとてちん も何気なくしか観てなかったし
(まだ草原兄さんは出てきてなかった)、
だいたい、生落語自体、初めてなんだった。

マクラはNHKドラマがらみのあれこれと、
学校の体育館なんかでの落語教室のおもしろ話。
とある高校ではむちゃこわい体育会系の指導教師みたいなのんが
生徒を怖い顔で並ばせて、黙らせたあげく
”え~、今日は思いっきり笑うように!”と指導したこととか、
小学生は笑いのつぼが排泄物ネタに集中するからやりにくいとか、
オチのところで、最前列の女の子が、主人公に予想される受難を予知して
”あかん!”と叫んでしまったので、高座で固まりそうになったこととか。

そして、案の定、高座は”ちりとてちん”でありました。

ショールームってのはガラス張りだから
秋の陽射しを感じながらとなり、それだけでわくわくするなあ、と思っていたら
もともと上方落語は大道芸のように外でやることが多かったとのこと。
てことは昔の人はこんな感じで落語を楽しんでたんや~。
私たちはまさに最前・かぶりつきの席(畳にざぶとん)に座らせてもらって
子供のように口をぽかんと開けながら
吉弥さんの細かい表情やしぐさに引き込まれて笑ったり、ハラハラしたり。
ほんまにね、さっきの女の子やないけれど
”(腐った豆腐=ちりとてちん)食べたらあかん!”と声をかけそうになった。

一年たっても、はっきりあのときのぽかぽかした陽射しの感じと
吉弥さんのしゃべった内容や表情までしっかり覚えているのが不思議なくらい。
それだけ鮮烈だったんだろう。

いや~、落語って、こんなにおもしろいんや、の原体験(遅すぎ)。

すぐに繁盛亭に入り浸りの落語好きの友人にどっちゃりCD借りて
(彼がほくそえんだように見えたのは気のせいではないだろう)、
運転中や、入浴中なんかに耳を傾けていた(但し野球中継時を除く)。
けれど、なかなかさすがに生で聞きに行くところまでは手が廻らなかった。

そんな時に、このかたのブログで米朝師匠のご子息
小米朝さんの襲名のつらつらを拝読し、俄然、もう一度生落語を観たくなる。
それはそれとしても、ひょっとしたら米朝師匠の姿を目にするのは
貴重な機会かもしれないという風に思ったのも事実。

ということで、長いマクラとなりましたが、本題です。
長岡京記念文化会館での
『桂小米朝改メ 五代目 桂米團治 襲名記念 桂米朝一門会』
なるものに、行ってまいりました。わくわく、いそいそ。

思い出話で余りに長くなったので以下はこちらへ。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-04 00:00 | その他の舞台

2009年の手帳

えっ、と思われそうだけど
5年ほど前までは自分で手帳を買ったことがなかった。

中学~高校までは生徒手帳だったし、
大学の時は父が職場でもらってきたやつを使っていたし、
仕事を始めてからは、だいたい年末になると、
製薬会社のロゴの入った手帳が医局に山積みされてたし。
出来る女のエルメス、とか、ファイロファックス、とか
憧れる気持ちがなかったわけでもないが、
どちらかというとこだわりがないんだった。
せっかく貰った手帳も白衣のポケットに入れっぱなしでヨレヨレ。
無頓着も甚だしい。

余談だが、同じ理由でボールペンも買ったことがない。
モンブランやらカランダッシェなんかも
人から貰ったりして持ってはいるが
基本的には薬の製品名入りを堂々と使っている。
いろんなところに置き忘れるしさ。

しかし、さすがに不況のおりの昨今。
製薬会社さんが年末に手帳を持ってきてくださる頻度がぐっと減った。

てことで、この数年は自分で少し大きめの手帳を買っている。
大きめにしたのは、今は外来しかしていないので
何もかも白衣のポケットに入れて院内を走り廻らなくてよくなったからだ
(病院勤めの医者の白衣は鎖帷子のように重い)。

見開きの左に一週間のスケジュール(でもそこはほとんど家計簿代わり)
右は白紙に日記のような、覚書のようなものを書きなぐり。
欄外にはあとから判別不可能な走り書き。
中身だけ見たら、女性のものとは誰も思わないだろう。
ポケットは捨てられない観劇チケットの半券でぱんぱん。

しかも、持ち歩かず、家においたまま。

もはや、手帳とは言えんわね~。

でもなんか、ちょっとだけかわいいやつを選んでしまうところが
往生際悪い乙女心ってやつなんだろう。
2009年は控えめな赤に惹かれて
早々に9月に購入したものの、放置していたんだった。

よっこいしょ。
そろそろ来年の予定を書き込んでいきますかね。
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# by tigersandcatlover | 2008-12-02 13:17 | 徒然やら日記やら


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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