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ダンス・オブ・ヴァンパイア

 観劇旅行から帰って翌週の連休も続けて観劇三昧。土曜〜月曜をそわまちそわまちと4本行ってしまった・・・。まだ旅の途中のような気分。
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 ~キャスト~

クロロック伯爵;山口祐一郎
アプロンシウス教授;石川禅
アルフレート;平方元基
サラ;神田沙也加
シャガール;コング桑田
レベッカ;阿知波悟美
マグダ;ソニン
ヘルベルト;上口耕平
クコール;駒田一
ヴァンパイア・ダンサー;新上裕也

 3年ぶりの再演になるのかな。今回のニューフェイスは平方くん、沙也加ちゃん、ソニンちゃん、上口くん。みんな役柄にぴったり。キャスティングって大事ね。それにしても、まーあ、沙也加ちゃんの可愛らしいこと。こりゃ〜アルフレートめろめろになるわなあ。

 衣装や舞台装置はマイナーチェンジありつつも、大まかには演出などに変更無く、実に安心して観ていられた。新鮮味なくてもドキドキしなくても、わくわくはするんだよね♪ 

 BWのある意味おおらかさ満点の観客席を経験して帰って来た直後の一本目だったので、客席の笑いの控えめさとかお行儀のよさをしみじみと感じたなあ。あちらは本当にどうでもええようなところでドカンドカン笑いが起こるんだもの。そのおおらかさや置いて行かれ感を懐かしくも思いながら、帰って来たというホッとした気持ちも抱きつつの、2016年観劇はじめ。
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by tigersandcatlover | 2016-01-13 17:13 | ミュージカル

貴婦人の訪問

 初めて観る舞台を予習していくのも楽しいけれど、言葉の問題さえなければ全くのサラの状態で先がどうなるかわくわくどきどきしながら観るのが本当は一番好き。で、そんな感じで初見の作品を観てきた。
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 昨年ウィーンでロングラン上演されたミュージカル Der Besuch der alten Dame の日本版「貴婦人の訪問」(リンクは公式サイト)。スイスの作家フリードリヒ・デュレンマットの原作をもとにしたもので、なんども舞台化・映画化されている、らしい。そういや、今年のトニー賞で同じこの原作をもとにしたミュージカル「The Visit」がノミネートされていたが、別物とのこと。

 さて、まだプレビュー~金沢公演~を経て、大阪公演が始まったばかりなので、いつも以上に簡単な感想のみ。

 予備知識なしでフライヤーだけみていたら、ミステリーみたいな印象なのだけれど、こりゃ~コメディっていうか風刺作品なんだなあ。ともかく、笑っていいのかあかんのか悩むシーン多数。いやきっと笑っていいのだろうがどうにも登場人物がすべて不快な設定で、予想できる結末なのに後味が悪い。そしてその感想を抱くことが作り手の狙い通りなんだろうな、とも思うんだけど。ミュージカルよりも戯曲で観たい話かも。

出 演:山口祐一郎 涼風真世 春野寿美礼 今井清隆 石川禅 今拓哉 中山昇
演 出:山田和也
脚 本:クリスティアン・シュトルペック
歌 詞:ヴォルフガング・ホファー
音 楽:モーリッツ・シュナイダー/マイケル・リード
編 曲:マイケル・リード
企 画:クリスティアン・シュトルペック
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by tigersandcatlover | 2015-08-06 19:36 | ミュージカル

ウィーンミュージカルコンサートⅡ

 この前にもいくつか観劇してるんやけど、なんか印象がふっとんだ。のでこれから書く。
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 嬉しい恒例になりつつある、ウィーンミュージカルのキャスト来日によるコンサート。大阪公演の日程は用事があり諦めかけていたのだけれど、やっぱりいっとかなあかん!と先月になって東京公演のチケットを買った。劇場は初めてとなる東急シアターオーブ。渋谷ヒカリエの11階のまだぴかぴかの新しいホールであります。

 感想。や~、行って良かった。(もうこの一言に尽きるw)
 
 出演者は以下の通り。

Maya Hakvoort
Mark Seibert
Annemieke Van Dam
Lukas Perman
Yngve Gasoy-romdal
Kevin Tarte

 やっぱりなんといってもマヤさんよねえ。ファンの拍手もひときわ大きく。彼女が一曲目に歌ったGold von den Sternen(星から降る金)ではもともと高いキーの歌なのに最後の少し前をさらに上げて歌っていてびっくり。どんなに豊かな音域なの?もーそのあとのレベッカのダンヴァース夫人の二曲、そしてエリザベートまで。彼女が歌うたびのカタルシス。歌で心震えるってこーゆーこというんだろうなあ。

 アンナミケ嬢はエリザをウィーンで観たときにも思ったけど、今はまだもう少し若々しい役が似合うルックスに声かな。そのぶんエリザの後半生では違和感覚えてしまったんやっけ。もちろん美しくて魅力的な女優さんなんやけど。

 で、今回新旧エリザ女優が同じ舞台に立つということで、後半のメインでもあるエリザベートをどうやって演じるのかな?とちょっと心配していたらRondo(愛と死のロンド)とIch gehör nur mir(私だけに)をアンナミケが、後半のWenn ich tanzen will(私が踊るとき)とNichits, nichts gar nichts(魂の自由)とBoote inder Nacht(夜のボート)、Der Scleier fällt(愛のテーマ)をマヤさんが歌うということで巧くつなげていた。そしてアンコールの最後の最後にはマヤさんのアンコールの最後の最後にIch gehör nur mirにを聴かせてくれるサービス。さすがファンのツボをわかってらっしゃる!

 マークは2011年の年末にミュンヘンのエリザで観て冷酷で傲慢な死の帝王!という印象だったんだけど、ティボルトの露出度満点の衣装にぶっとんだ。刺激強すぎるww。おかげでトート姿でも印象変わってしまったわ。この秋からジーザスクライストスーパースターのジーザスやるっていうんやけど、そりゃまた強烈そう・・・。今回やっぱり遠征することにしたのはGWで彼のトートを観れなかったからってのもあるので満足満足。

 イングヴェはモーツァルト!のオリジナルキャスト。イメージより声がちょっとおっちゃんぽい感じだったけど(笑)Wie wird man seinen Scatten los?(影を逃れて)では鳥肌が立つような歌い上げを聴かせてくれて大満足。指揮の塩田さんのタクト奪って振ったり、舞台上のオーケストラにちょっかいだしたりと音楽の天使そのまんまの動きがかわいい。インタビューに答えるさまもまんまヴォルフガングで、あれが地なのかな?

 ケヴィンさん。しっぶい歌声。今回の男性陣のなかで声質は一番好みやったかもしれん。アンコールで歌ってくれた(この日はメンズスペシャルだった)This is the moment 、むちゃ良かった!

 ルカスは安定の貴公子ぶり。意外だったのはモーツァルトのシカネーダのEin bissel für's Hirn und ein bissel für's Herz(ちょっぴりオツムにちょっぴりハートに)。ちょっとイメージが違うな~と思ったんだけど、ノリノリでかわいかったっす。

 インタビューは趣味と余暇の過ごし方について。六人六様でしゃべりかたからも彼らの性格が見えて面白い。しかしアンナミケにトートにルカスと、現ウィーンエリザの主要キャストが来日しているってどんだけ贅沢なん?

 舞台は三つの階段でオケを包むように配置して、シンプルなんだけど奥行きや高さを上手に工夫していた。そして毎回そうなんだけど「コンサート」と銘打っているのにほとんど舞台のダイジェスト。ちゃんと衣装もその作品の実際(おそらく)ものを用意し、演技も振りも舞台さながら。もちろん全曲ではないのだけれど一曲ずつはきちんとフルで歌ってくれる(メドレー的になってしまい、少しぶつ切り感があった4starsと比べるわけではないが)。ただ今回は三度目(IIとなっているが2008年・2012年とあわせて)ということもあり、2008年の初回のときのように一つずつの作品のあらすじをバックスクリーンに流したり、初めての観客がその作品がどんなものかをわかるような作りにはなっていなかったので初めてのお客さんにはやや不親切だったかもしれん。でも逆に今回来日してくれたキャストの見せどころ・聴かせどころを存分に楽しませてくれたので、従来からのファンには堪らない企画やったんちゃうかな?(もちろん私も含めて)。

 こと観劇に関しては節操の無いワタクシではありますが、やっぱりウィーンミュージカルに対する<好き>の感情は格別、と再認識したのでありました。
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by tigersandcatlover | 2013-07-22 08:54 | ミュージカル

Elisabeth@Raimund Theater

 GW旅行中最後の観劇はこちら。
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 ウィーンに帰ってきたElisabethであります。2005年のTheater an der Wienでの千秋楽以来、ドイツなどでのツアーはあったものの、ようやく本拠地ウィーンへ戻ってきたこの作品をここウィーンで観たい、という一心で今回の旅行の計画を立てたくらいなので気合が違う。午前中にシェーンブルン宮殿へ散歩にいくついでに劇場を下見にいったくらい。いやまあ、気合というよりは、ミュンヘンで劇場が移転していて冒頭を見逃したトラウマからの行動だったような気もするけれどもww(→そのときの日記)。

 劇場前にはツアーバスが何台か停まっていて観光客がわらわらと降りてくる。なかなか盛況のようす。そういった観光客向けなのだろうか、英語の字幕が舞台両サイドに出るようになっていた。

Elisabeth; Annemieke Van Dam
Der Tod; Rory Six
Luige Luchieni; Kurisch Abbasi
Kaiser Franz Joseph; Franziskus Hartenstein
Erzherzigin Sopie; Dagmar Hellberg
Erzherzog Rudolf; Anton Zetterholm
Rudolf als Kind; Aeneas Hollweg
Herzig Max in Bayern; Christian Peter Hauser
Herzigin Ludovika/Carin Filipcic

 ミュンヘンで観たときははアンダーだったのでAnnemiekeのエリザベートにようやくご対面。神経質そうな美しさがイメージぴったりな女優さん。ただ歌はちょっと高音がきんきんする感じ。中年以降も若い頃と同じような歌い方なので年を重ねて背負った苦悩みたいなのはちょっと伝わってきにくかったかも。でもまあ観れてよかった。

 逆にこの日のトートは残念ながらアンダー。Seibertのゾクゾクするような硬質な美しさに比べるとどうしても物足りない。どちらかというと真面目でおとなしい感じに見えてしまって。まー、本当はこういうルックスの男性のほうがキレたら怖いんだよなあ、と邪な感想なり(笑)。

 他の主だったキャスト(ルキーニ、フランツ=ヨーゼフ、ゾフィー、ルドルフ)はかなり満足。特に若い頃のフランツ=ヨーゼフの貴公子ぶり。そして彼の年齢を重ねた雰囲気はよかったな~。

 演出は基本的には以前のウィーン版と変わりないようだったがいくつか変更が。まずは昨年来日したコンサート版のときに披露されたエリザとトートによる「愛と死の輪舞」デュエット。そしてシェーンブルン宮殿・ウィーンの街並み・湖などなど映像をかなりつかっていた。これはちょっと賛否両論あるかも。あくまで私見だけどちょっと安っぽく感じてしまったので。面白かったのは高さの演出。ルドルフとフランツの会話の際にフランツが以前のときよりかなり高い位置に立つことで隔絶された感を演出していたこと、ルドルフの葬儀の際にフランツとエリザが高さの違う盆に立つことで二人の心の絶望的に離れたさまを表現しているように思えたこと、など。

 あと高さと言えば、これはTheater an der Wienの時もそうだったのだろうが、皇帝の悪夢のときの空飛ぶ絨毯のように高い盆。ぐるぐる周り不安定に傾き、そしてV字型に真ん中が折れたまま高く上っていき、最後はそのまま堕ちていくように奈落(まさに奈落だ)へ消えていく・・・。3列目から眺めているとそのものすごい高さに恐怖を覚えるほど。以前の映像をDVDで観て知ってはいたものの、これほどのものだとは!キャストに関して少し物足りなさを感じたことを先ほどは書いていたけれど、そんな気持ちも一気に吹っ飛ぶカタルシスだった。これを観るためだけにこの劇場に足を運ぶのもあり、だと思うくらいに。

 なにはともあれ、やはりこの作品は素晴らしい!いつになるかわからないけれど、次にウィーンへいくときにもやっていますように~~!!
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by tigersandcatlover | 2013-05-17 22:00 | 13/VIE・EDIetc・MUC・NY

ウィーン版エリザベート20周年記念コンサート

 1992年にTheater an der Wien で初演され、その後20年の間世界中で上演されているエリザベート。2007年に梅田でそのウィーン版来日公演を観てから私のミュージカル狂いが始まったと言っても過言ではないその舞台のコンサートバージョンを観て来た。

 いや、もうこれはコンサートじゃないわ。完成された舞台。初めてこの作品を観る人でも十分にその世界が楽しめるような。舞台装置はごくごく簡素で展開もないし(セリはつかっているものの、両側に階段舞台後面が橋のようになっているのみ、舞台の真ん中にオケが乗っている)机と椅子とベッドが出てくるだけ。あ、木馬は出て来たなw それなのにこのゴージャスさはどうだろう?やはり演出とキャストの力なのか。

〜キャスト〜

エリザベート;マヤ・ハクフォート
トート;マテ・カマラス
ルキーニ;ブルーノ・グラッシーニ
フランツ・ヨーゼフ;アンドレ・バウアー
ルドルフ;ルカス・ペルマン
ゾフィー;ガブリエレ・ラム

 この日の席は5列目の比較的センター寄り。先日観た日本版とは違い(笑)オペラグラスなしでしっかり表情が見える。それでもなお、時々はオペラグラスを使ってしまうという気合いの入れようの違いよ。我ながらゲンキンだなあ・・・。
 
 20周年というこの時に、このキャストで、しかも大阪で観劇できるということに感謝しつつ、早くも開演前にパンフレットと特典映像付きDVD を買ってしもたよ。
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パンフレットには主立った曲の歌詞が日本語ドイツ語で掲載されていてうれしい(ただ、ドイツ語が全部大文字になってて読みにくい!w)

以下少々ネタバレありです。
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by tigersandcatlover | 2012-10-21 09:58 | ミュージカル

東宝版;エリザベート

 今年めでたく初演から20周年となるウィーンミュージカル;エリザベートを観てきた。場所は梅田芸術劇場。

 昨年末にミュンヘンで観て、個人的には満ち足りてしまったし、10月のウィーンキャスト版コンサートを観にいくし、ってんでぎりぎりまでスルーするつもりだった東宝版を、結局行くことにしてしまったのは、日本語でトートを演じるマテをやっぱりちょっと観てみたかったから。
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 で、結論は 

マテ・トートかわゆし。

 これに尽きる。少したどたどしい日本語も、シャウトな歌唱も、性格悪そうに笑う表情も、すねたような顔も。ド派手な衣装も違和感なし。でもやっぱり思いっきりドイツ語で歌わせてあげたかったな~~。ま、それは来月のウィーン版の楽しみとしよう。

 この日はかなりの後列だったのだが、なんとオペラグラスを忘れる失態。で、顔立ちの薄めな日本人キャストの表情はほとんど見えなかったのだが(爆)、マテだけはきっちり見えた。悪夢のシーンで舞台後方で演技しているときでさえ。やっぱ濃ゆい顔なのね・・・。

  それにしても、初めて一路さんでエリザベートを観たときは、波乱万丈な女の一生の物語のように思ったが、観れば観るほど、頑固一徹で生き方を曲げない女に翻弄される男たちの物語に思えてくる。エリザとの重唱もつい男性側の歌詞ばかり拾ってしまった。それだけちとエリザベートに感情移入しにくくなってしまっているのかもしれない。受け取る自分の問題なのか、エリザの演じかたのせいなのかはわからねど。

その他のキャストのことも少し。
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by tigersandcatlover | 2012-09-18 22:19 | ミュージカル

ウィーン・ミュージカルコンサート

 先日M.クンツェ&S.リーヴァイの世界~2nd Season~ ウィーン・ミュージカルコンサート を観に名古屋は中日劇場へ行ってきた。大阪でも公演があったのだが、日程の都合上プチ遠征(ええもう、名古屋だったら「プチ」に感じてしまう自分が恐ろしいw)。

 曲目はミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』より。

山口祐一郎
新妻聖子
石川禅
一路真輝
パトリック・シュタンケ(スペシャルゲスト)
土居裕子
井上芳雄
武岡淳一(司会)

 土居さんと聖子ちゃんの美声にうっとりし、パトリックくんのパンチのある歌声に魅了され、井上くんのルドルフを観たことがない私には嬉しい彼の「闇が広がる」にわくわくし、やたら若く見える禅ちゃんにドキドキし、山口さんと一路さんに懐かしくなり。休憩入れて三時間とまあまあ長い上演時間なのに本当にあっという間だった。

 パトリックはドイツ語で歌っていたが二重唱でも合唱でも全く違和感なし。なので是非とも東宝さんには某公演の海外からの客演キャストのドイツ語歌唱のご英断をいただきたいものだわ~。

以下は自分メモとしての曲目羅列です。
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by tigersandcatlover | 2012-03-19 22:30 | ミュージカル

ダンス・オブ・ヴァンパイア

 関西では初上演となるTdVの前楽を観た。わざわざウィーンまでリピートしてしまったという酔狂な私だけれど、この作品に関しては日本版もオリジナルと全く遜色ないくらいに完成度が高い演出やな~、とつくづく思う。いや、オリジナル以上のノリのよさもあるな(笑)。

 今回はなんと観光地にあるような<顔出し記念撮影等身大パネル(これでわかりますかね?)>がホールにあったり、カーテンコール用に光るブレスレットが入場時に全員に配られたり。なんかテーマパークのノリ??

 この日の席は梅田芸術劇場での数少ない2階ボックス席でありました。てか、それしか残ってなかったのよ~。でもこれがなかなかの良席で。客席をキャストが縦横無尽に駆け回るさまが存分に観察できて面白かった。そして何よりカーテンコールのときの先述の光るブレスレットが会場中で揺れるようすときたら!初めて観る作品ならば見切れてしまうところもあるので強くオススメはしないけれど、この席案外ええな、と思った。


~この日のキャスト~

クロロック伯爵;山口祐一郎
アプロンシウス教授;石川禅
アルフレート;山崎育三郎
サラ;高橋愛
シャガール;コング桑田
レベッカ;阿知波悟美
マグダ;Jennifer
ヘルベルト;馬場 徹
クコール;駒田一

ヴァンパイア・ダンサー;森山開次

 前回の公演とはガラリとキャストが変わっていた。山崎くんはどことなく泉見くんのアルフレートを髣髴させるかわいらしさ。高橋さんを観るのは全くの初めてだったんだけれど、こちらも初々しかったなぁ。さすがに歌はちょっとしんどそうなところもあったけれど表情なんかはサラにぴったりだった。他の新キャストの方々もキャラにあってたし、前回からのキャストの安定感もあって安心して観ていられました。山口さんは少し声の調子がいつもと違って、低音が苦しそうで聞き取れない部分があった。珍しい~。

 幕間のクコちゃん劇場は育三郎くんとのデュエットでモーツァルト!から「このままの僕を愛して欲しい~~」を「このままの僕<ら>を愛して欲しい~」と替え歌していて爆笑。

 この日は高橋さん、山崎くん、そして森山さんの楽日で最後に三人の挨拶が。山崎くんの「こないだ大阪に来たと思ったらもう終わり!」という言葉にうんうんと頷く。この演目で6日間っていくらなんでも短すぎる。平日マチネなのにびっしり埋まった客席を見渡しながら、次回はもうちょっと長く公演して欲しいな~と願ったのでありました。
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by tigersandcatlover | 2012-01-19 23:00 | ミュージカル

Elisabeth~ドイツ・ツアー

 旅の目的は色々あれど、観劇が第一義ってのがいかにも私らしい(?)。まずは2012年に初演から20周年となるミュージカル:Elisabethのドイツ・ツアーが丁度ミュンヘン滞在中に上演されるということを知り、もちろん(笑)行くことにした。
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 これが今回の旅行中、最も大変な目に遭うことになろうとは・・・(遠い目)。

 この日は朝から遅めの朝食がてらビールにWurstなどなどを楽しんだあと観光してまわって、私一人で劇場に向かうべくMarienplatzで解散となった。

 会場であるDeutsches Theaterはガイドブックにも載っている由緒ある劇場でMarienplatzからS-Bahnで1駅のKarlsplatzから南西に10分ほど歩いたところにある。初めての劇場に行くときは余裕をみて開演30分前には到着するようにしていたのだけれど余裕で45分前にはついてしまいそう。せっかくだからKarlsplatzあたりでなにか買っていこうかな〜でもま、一応劇場を見てからにしよう、と現地に向かったところ・・・

・・・ない(劇場が)。
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 どうもそれらしき場所は取り壊されて工事中の大きな看板が。でも哀しいかなその内容がちゃんと読めるほどドイツ語がわからない。しかもかなりのパニックになってしまった私。裏に入り口があるんちゃうか?とささやかな希望を胸にぐるりと周辺を回るがやっぱり劇場は陰も形もない。さあ困った。iPhoneで検索する手もあったが、すでにその時点で開演35分前を切っている。もうその時間も惜しい。ってんで取り壊された劇場の隣にある、その名もHotel Deutsches Theaterに駆け込んでフロントのお姉さんに泣きそうになりながら訊く。

「あの〜Deutsches Theaterって、どこにあるんですか?」

すると、「新しい劇場の住所はここよ」とチラシをくれるではないか。が、そんなんもらってもどこかわからへんよ??(涙目)なので必死でどうやっていくのか、聞くとMarienplatzからU-Bahnに乗って10駅くらい、とのこと(実際には11駅だった)。

 あまりのことになんかもうあきらめようかと絶望的な気分になる。タクシーのほうが早いか?と聞くと、それなら20分くらいで行けると思うというのでタクシーを呼んでもらおうとしたが、今度は電話がなかなかつながらない。もうあかん!とここで業を煮やして自力で行くわ!ありがとうっ!と叫びつつ駅までダッシュ。この時点で開演30分前。

 さあ、そこからが普段運動不足の私には心臓破裂ものの激走でありました。駆け込み乗車〜乗り換えに7分のロスでイライラ〜走ったあとの汗&脂汗のまま目指すFröttmaning駅に着いたのが開演5分前。駅から劇場は見えてはいるのだが、それはそれ、あちらの縮尺なので意外に遠くて全速力で息も絶え絶えについたのがまさに開演直後。すでにルキーニの声が聴こえてきていた(余談だが同じようなぎりぎり飛び込み客があと5人ほどいた)。けれどもう客席は暗くて自分の席に辿り着けない(涙)。案内のお姉さんにここが空いてるから座っていいわよ、と10列目の通路側の席に誘導してもらってそこで一幕は見ることに。せっかく5列目センター席を取ってたのに、とはもう言うまい。もうここまでこれただけで良いとしよう。あ〜疲れた。

 さて肝心の舞台。この日はElisabethがオリジナルのAnnemieke Van Damではなく、Alice Macura。エリザベートにしてはかなり小柄でかわいらしい雰囲気の女優さんで、中年以降はちょっと違和感。でもいいの。今回はなんといってもDer TodのMark Seibertが目的だったんだから。やー、かっこよかった。クールで美しくて、自信たっぷりでまさに死の帝王。
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この高慢そうなドヤ顔よ!

 演出は2007年のウィーン版来日とほぼ同じ。仮説会場みたいな劇場なのに、ちゃんと回転盆が二つ作ってあったし、ヤスリモチーフの跳ね橋もそのまま。来日版ではIch gehör nur mirで床が山のようにせりあがってくる演出だったように記憶しているが、今回はそれはなくてElisabethは降りてきたヤスリの途中まで登って歌う。あと衣装はかなり変更されていて、ハプスブルグ家の人々の衣装にほどこしてあった蔦のような模様は一切なし。オケピがないのでカラオケ??と思ったが、カーテンコールで後ろからオケが出てきたので下で演奏していたようだ。

 そうそう。ドイツの観客に向けてということをつい考えてしまうせいか、Hass!のシーンとそのときの静まり返った客席は本当に怖かった。来日版よりひょっとしたら恐ろしさが強かったかもしれない。

 二幕目には自分の本来の席に移動できて、ちょっと落ち着いて会場を見渡すことができた。
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ああ、ここから1幕も観たかった・・・(涙)
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青いテントみたいな外観(さすがに余裕なく、写真はなし)で遊園地の中みたい。でもよく考えたらこの舞台、登場人物の動きといい、演出といい、すべてが遊園地の中の出来事のように見立てられてることを考えたら、この作品に実にぴったりな劇場だったのかもしれない。

CAST

Alice Macura: Elisabeth
Mark Seibert: Der Tod
Kurosch Abbasi: Luigi Lucheni
Oliver Arno: Kronprinz Rudolf, Cover Tod
Mathias Edenborn: Kaiser Franz Joseph
Betty Vermeulen: Erzherzogin Sophie
Elissa Huber: Herzogin Ludovika/Frau Wolf
Dennis Kozeluh: Herzog Max in Bayern
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by tigersandcatlover | 2012-01-05 15:00 | 11/NY・ロンドン・ドイツ

M!×2

もいっちょ(笑)、手抜き観劇日記。

昨年わざわざ帝劇まで観劇しにいってしまった
モーツァルト!(リンクはその日の拙日記)。
梅芸公演は、当初井上くんヴォルフガングで
一度っきりに留めておくつもりが、
ことのほか育くんがよかったので追加でチケット購入してしまい、
結局二回観ることに。

育くんは歌がさらに安定していて大満足。
表情豊かでかわいいだけでなく、狂気の表情からも目が離せない。
やー、彼のヴォルフはまた是非観たい!!

井上くんはややワイルド過ぎる歌い方が気になってしまったけど、
自由を求めるヴォルフガングにぴったりの演技はさすが。
最後にアマデと額をつけるシーンではググッと来た。

4回の公演でトリプルキャストのアマデを
ひと通りみることができたのもうれしかったな~。

<1月9日マチネ>

ヴォルフガング:山崎育三郎
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:涼風真世
アマデ:坂口湧久

<1月22日ソワレ>

ヴォルフガング:井上芳雄
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:涼風真世
アマデ:黒木璃七

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by tigersandcatlover | 2011-01-23 12:33 | ミュージカル


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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