ウィーンミュージカルコンサートⅡ

 この前にもいくつか観劇してるんやけど、なんか印象がふっとんだ。のでこれから書く。
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 嬉しい恒例になりつつある、ウィーンミュージカルのキャスト来日によるコンサート。大阪公演の日程は用事があり諦めかけていたのだけれど、やっぱりいっとかなあかん!と先月になって東京公演のチケットを買った。劇場は初めてとなる東急シアターオーブ。渋谷ヒカリエの11階のまだぴかぴかの新しいホールであります。

 感想。や~、行って良かった。(もうこの一言に尽きるw)
 
 出演者は以下の通り。

Maya Hakvoort
Mark Seibert
Annemieke Van Dam
Lukas Perman
Yngve Gasoy-romdal
Kevin Tarte

 やっぱりなんといってもマヤさんよねえ。ファンの拍手もひときわ大きく。彼女が一曲目に歌ったGold von den Sternen(星から降る金)ではもともと高いキーの歌なのに最後の少し前をさらに上げて歌っていてびっくり。どんなに豊かな音域なの?もーそのあとのレベッカのダンヴァース夫人の二曲、そしてエリザベートまで。彼女が歌うたびのカタルシス。歌で心震えるってこーゆーこというんだろうなあ。

 アンナミケ嬢はエリザをウィーンで観たときにも思ったけど、今はまだもう少し若々しい役が似合うルックスに声かな。そのぶんエリザの後半生では違和感覚えてしまったんやっけ。もちろん美しくて魅力的な女優さんなんやけど。

 で、今回新旧エリザ女優が同じ舞台に立つということで、後半のメインでもあるエリザベートをどうやって演じるのかな?とちょっと心配していたらRondo(愛と死のロンド)とIch gehör nur mir(私だけに)をアンナミケが、後半のWenn ich tanzen will(私が踊るとき)とNichits, nichts gar nichts(魂の自由)とBoote inder Nacht(夜のボート)、Der Scleier fällt(愛のテーマ)をマヤさんが歌うということで巧くつなげていた。そしてアンコールの最後の最後にはマヤさんのアンコールの最後の最後にIch gehör nur mirにを聴かせてくれるサービス。さすがファンのツボをわかってらっしゃる!

 マークは2011年の年末にミュンヘンのエリザで観て冷酷で傲慢な死の帝王!という印象だったんだけど、ティボルトの露出度満点の衣装にぶっとんだ。刺激強すぎるww。おかげでトート姿でも印象変わってしまったわ。この秋からジーザスクライストスーパースターのジーザスやるっていうんやけど、そりゃまた強烈そう・・・。今回やっぱり遠征することにしたのはGWで彼のトートを観れなかったからってのもあるので満足満足。

 イングヴェはモーツァルト!のオリジナルキャスト。イメージより声がちょっとおっちゃんぽい感じだったけど(笑)Wie wird man seinen Scatten los?(影を逃れて)では鳥肌が立つような歌い上げを聴かせてくれて大満足。指揮の塩田さんのタクト奪って振ったり、舞台上のオーケストラにちょっかいだしたりと音楽の天使そのまんまの動きがかわいい。インタビューに答えるさまもまんまヴォルフガングで、あれが地なのかな?

 ケヴィンさん。しっぶい歌声。今回の男性陣のなかで声質は一番好みやったかもしれん。アンコールで歌ってくれた(この日はメンズスペシャルだった)This is the moment 、むちゃ良かった!

 ルカスは安定の貴公子ぶり。意外だったのはモーツァルトのシカネーダのEin bissel für's Hirn und ein bissel für's Herz(ちょっぴりオツムにちょっぴりハートに)。ちょっとイメージが違うな~と思ったんだけど、ノリノリでかわいかったっす。

 インタビューは趣味と余暇の過ごし方について。六人六様でしゃべりかたからも彼らの性格が見えて面白い。しかしアンナミケにトートにルカスと、現ウィーンエリザの主要キャストが来日しているってどんだけ贅沢なん?

 舞台は三つの階段でオケを包むように配置して、シンプルなんだけど奥行きや高さを上手に工夫していた。そして毎回そうなんだけど「コンサート」と銘打っているのにほとんど舞台のダイジェスト。ちゃんと衣装もその作品の実際(おそらく)ものを用意し、演技も振りも舞台さながら。もちろん全曲ではないのだけれど一曲ずつはきちんとフルで歌ってくれる(メドレー的になってしまい、少しぶつ切り感があった4starsと比べるわけではないが)。ただ今回は三度目(IIとなっているが2008年・2012年とあわせて)ということもあり、2008年の初回のときのように一つずつの作品のあらすじをバックスクリーンに流したり、初めての観客がその作品がどんなものかをわかるような作りにはなっていなかったので初めてのお客さんにはやや不親切だったかもしれん。でも逆に今回来日してくれたキャストの見せどころ・聴かせどころを存分に楽しませてくれたので、従来からのファンには堪らない企画やったんちゃうかな?(もちろん私も含めて)。

 こと観劇に関しては節操の無いワタクシではありますが、やっぱりウィーンミュージカルに対する<好き>の感情は格別、と再認識したのでありました。
by tigersandcatlover | 2013-07-22 08:54 | ミュージカル


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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