カテゴリ:歌舞伎・文楽( 68 )

歌舞伎マチソワ!

 俄かに歌舞伎熱再燃の今日この頃。先月に引き続きの歌舞伎座通いと相成りました。この日は昼夜遠しで朝11時から夜9時までの10時間。ミュージカルや短めオペラは経験あるけれど、さすがに歌舞伎でマチソワは初めてだねえ・・・。

七月大歌舞伎 昼の部

一、柳影澤蛍火(やなぎかげさわのほたるび)

柳澤騒動
本所菊川町浪宅より
駒込六義園庭園まで

柳澤吉保 海老蔵
護持院隆光 猿之助
茶道千阿弥 市川右近
犬役人久保勘兵衛 男女蔵
成瀬金吾 亀三郎
篠原数馬 九團次
おさめの方 尾上右近
侍医順庵 寿猿
お伝の方 笑三郎
曽根権太夫 猿弥
奥方松江 笑也
犬役人酒井万蔵 市蔵
柳澤弥左衛門 家橘
徳川綱吉 中車
桂昌院 東蔵

 まさかこの演目で最後泣いちゃうとは・・・!「昔のおさめと死んでくださいませ~」から吉保が狂った目からふと正気に戻ってかすかに頷くところで涙腺崩壊しちゃった。それもこれもやはりおさめちゃん役の右近さんのこれまでの説得力ある演技のおかげと思う。まだ若干24歳というのになんなのこの貫禄~!彼がまだ10代のころの海老蔵さんとの連獅子を観たことがあるけれど、そのときも末恐ろしい、とメモしていたが、今日もそのままその言葉を連ねるわ。末恐ろしい!てか末楽しみ!!海老蔵さんはいつも声がこもるような感じでちょっと苦手だったんだけど、この日は全く気にならなかった。少し観ないうちに自分の感覚が変わったのかな?それともお席がよかったせいかな?

二、流星
流星 猿之助
織姫 尾上右近
牽牛 巳之助

 いや~踊りだけでこんなに楽しくわくわくするなんて、の演目。歌舞伎公演って長丁場ゆえ、だいたい踊りのあたりで睡魔が襲ってくることあるんだけど、なんかもう一挙手一投足から目が離せないんだよねえ。しかしあれだな、猿之助さんは人外役が似合うね(爆)。

夜の部

真山青果 作
真山美保 演出
江戸絵両国八景
一、荒川の佐吉(あらかわのさきち)

荒川の佐吉 猿之助
相模屋政五郎 中車
極楽徳兵衛 男女蔵
大工辰五郎 巳之助
お八重 米吉
絵馬屋重作 桂三
あごの権六 由次郎
鍾馗の仁兵衛 猿弥
丸総女房お新 笑也
隅田の清五郎 門之助
成川郷右衛門 海老蔵


 さて、人外が似合う猿之助さん。どんなおとうちゃん役を見せてくれるかとむっちゃ楽しみにしていた。なんかかわいいおとうちゃんだったなー。でもよく考えたら佐吉ってそうなんだよね。女性にはあんまりモテなくて(良さがわかってもらえなくて)でも男には惚れられる。ある意味そういうカラッとした色気のない佐吉像っていうのかな?まあうがった観方かもしれないけど。海老蔵さんはやらしいほどかっこいいねえ。幕があいたとたん背中がすでにただモノじゃないもん。ふと彼が佐吉をしたらどんな感じかしらん?とか思ったりもした(ええ、決して贔屓というわけじゃあございません)。

川崎哲男 脚本
松岡 亮 脚本
藤間勘十郎 演出・振付
壽三升景清
二、歌舞伎十八番の内 鎌髭(かまひげ)
歌舞伎十八番の内 景清(かげきよ)

〈鎌髭〉
修行者快鉄実は悪七兵衛景清 海老蔵
猪熊入道 市川右近
下男太郎作実は梶原源太 亀三郎
下男次郎作実は尾形次郎 九團次
下男三郎吾実は愛甲三郎 巳之助
下女お梅実は梶原妹白梅 尾上右近
下女お菊実は尾形妹園菊 米吉
下男四郎丸実は三浦四郎丸 鷹之資
うるおい有右衛門 市蔵
かわうそお蓮 萬次郎
鍛冶屋四郎兵衛実は三保谷四郎 左團次


〈景清〉
悪七兵衛景清 海老蔵
梶原源太 亀三郎
尾形次郎 九團次
愛甲三郎 巳之助
三浦四郎丸 鷹之資
阿古屋 笑三郎
岩永左衛門 猿弥
花菱屋女房おさく 右之助
秩父庄司重忠 猿之助


 荒事は時々退屈に思えてしまうワタクシ。どっちかというとそれほど期待してなかったんだけど、むっちゃ楽しかった。やはりお江戸は違うねえ~、てかこの歌舞伎座の広さがあってこそなのかもしれん、とすら思ったよ。

 さすがに夜の部後半あたりからは腰痛との戦いみたいになってしまったけれど、我ながら驚いたのは全く退屈しなかったこと。本当にチラとも眠くならなかったんだよね。ますます歌舞伎熱再燃しそうでヤバいなあ・・・。
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by tigersandcatlover | 2016-07-19 09:32 | 歌舞伎・文楽

義経千本桜@歌舞伎座

 日曜に用事があって上京した土曜日、ふと思い立って歌舞伎座へ。少し息を切らしながら「今日の三部のチケットまだあります?」と訊くと2階の一等席がほんの少しだけ残っていた。開演20分前にチケット買って観劇するなんて、まるでBWやWEみたいでわくわくする。

道行初音旅
 佐藤忠信実は源九郎狐;猿之助
 逸見藤太;猿弥
 静御前;染五郎

 染五郎さんには悪いけど、ずっと猿之助さんばっかり観ていたかもw。二階席からでもふと狐になってしまうのがわかってしまう。キリッと胸はってエラそうにしててもちょっと可愛らしくて。

川連法眼館
 佐藤忠信実は源九郎狐;猿之助
 駿河次郎;松也
 亀井六郎;巳之助
 川連法眼;寿猿
 飛鳥;吉弥
 静御前;笑也
 源義経;門之助

 川連法眼館は狐忠信が去ってからの続きもあるけど狐六法で終わる短いバージョンのほうがなんか無闇に幸せな気持ちになって帰れるから個人的には好きだなぁ。なんかもう狐の姿になってからはずっとニコニコしながら観てしまう。ずっとずっと観ていたいような終わるのが寂しいような気持ちになりながら。

松竹座での猿之助さん襲名公演以来の吉野山に四の切の狐忠信充。いや~堪能しましたわ。
 
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by tigersandcatlover | 2016-06-29 18:53 | 歌舞伎・文楽

ワンピース@博多座

 熊本の震災で九州で余震続く中、日帰りでワンピースを観に博多座へ。前日、猿之助さんが開演前に「上演するかどうか様々な意見があり悩み抜いたがいつも通り淡々と上演すること。役者はひとりでもお客様がいれば絶対に舞台に立たなければいけない、それが使命である(以下略)」と口上されたとのことだったけれど、逆も真なりで、直接被災していない我々のできることとしては<舞台が中止にならない限り、いくわよー!>ってなもんである。

 まずはチケットセンターで引き取り。博多座のチケットセンターは本当に神対応で、戻り券情報が錯綜する中、何度も電話して満足いく座席を確保することができた。支払いは窓口で、なのでこれを逆手にとる輩もいるんじゃないかと他人事ながら心配になったけれども。

 博多座自体は2011年9月の「三銃士」以来だから5年近くぶり?ひえー。久しぶりに来て本当にいい劇場だよなあとしみじみ。座席は傾斜はないものの千鳥になっていて見やすいし、足元もゆったりめ、舞台もゆったりめでせせこましさがない。2階の催し物会場みたいな雰囲気とかお手洗いのゆったりさとかとかも合わせて何もかもが余裕ある感じなんだよね~。

 で、そういうハコの違いからか、大阪公演で感じたアトラクション感は少し弱まっていた。プロジェクトマッピングも煩わしくなかったし、水のかかり具合とか塩素臭さもそこまでではなく。上品になっていたというかね。

 舞台自体は二度目ということで先がわかっているからこそ泣けるシーンも。冒頭のナレーションやエース絶命はしゃあないとしても、まさかルフィがエースの腕の中で「・・・やった?やった、やった!」と半信半疑から喜ぶところで泣いちゃうとはねえ(赤面)。今回のキャストで正直最もビジュアル的にもキャラ的にも頭に??が浮かんだ猿之助さんのルフィが熟成していたような。二幕終了後、宙乗りからすぐに客席に降りてきて休憩時間をほぼ全部使って一人一人の目をしっかりみて握手して震災のための義捐金募金を続けた猿之助さんはまだなんかルフィのままのように思えた。

 何かがあったからまとまったとかよくなったとか言いたくないし、そんなことで変わるもんじゃないって言われちゃいそうだけど、そういうこともひっくるめて生なんだよな。意識しようがしまいが演技に出ないわけがないし、受け取るほうの感受性も変わってくる。うまく言えないけど、これからワンピースを観たり読んだり思い出したりするたびに、この数日のことをひっくるめて思い出すことになるんであろう。
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by tigersandcatlover | 2016-04-18 17:22 | 歌舞伎・文楽

スーパー歌舞伎II ワンピース

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 当初の発表があったときは、「うーん・・・パス」と思ってしまったワンピース。新橋での公演が始まった途端に続々と届く絶賛の声に抗えずw大阪公演まで待って行くことにした。

 で、感想。びっくりぽん だよ。

 スーパー歌舞伎というよりウルトラスーパー歌舞伎。もはや体感型アトラクションの趣。大音響に客席まで覆うマッピング、塩素の匂いが充満するような大量の水仕掛けだったり、舞台と一体化するような宙づりだったり。松竹座のちんまりした空間とあいまって劇場全体が舞台の、いやワンピースの世界と化していた。

 物語はあくまで漫画で荒唐無稽で、一歩間違うと安っぽくなる危険てんこもりなのに説得力持たせるって本当に凄い。一流の役者とケチらずとことんお金と労力つかってやりきる演出の無敵感たるや。いや〜ええもん観せてもらいました。

ルフィ/ハンコック/シャンクス…市川猿之助
白ひげ…市川右近
ゾロ/ボン・クレー/スクアード…坂東巳之助
サンジ/イナズマ…中村隼人
ナミ/サンダーソニア…市川春猿
はっちゃん/戦桃丸…市川弘太郎
マルコ/サディちゃん…尾上右近
アバロ・ピサロ…市川寿猿
ベラドンナ…坂東竹三郎
ニョン婆…市川笑三郎
ジンベエ/黒ひげ(ティーチ)…市川猿弥
ニコ・ロビン/マリーゴールド…市川笑也
マゼラン…市川男女蔵
つる…市川門之助
エース…平岳大
ブルック/赤犬サカズキ…嘉島典俊
イワンコフ/センゴク…浅野和之

 ほとんどのメインキャストが複数役を演じるんだけど、猿之助さんはまあ(笑)として、他のキャストはメイクと声色の変化のせいはあるにしても、ぱっと見だれか分からないくらいに化けきってて、これって凄いことだなあ、と思った(いや、よく役代わりしてもあまり変わってなくて混乱する作品もあるので)。特に化けてたのは二幕の巳之助さんと尾上右近さん浅野さん。私が全く予備知識なしに行ったせいもあるけれど、番附読んでやっとわかるレベルやったもんw 
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by tigersandcatlover | 2016-03-13 10:09 | 歌舞伎・文楽

阿弖流為

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 新感線と歌舞伎の幸せなコラボ;阿弖流為を観てきた。もともと新感線の舞台を観ると「ああ、ホント歌舞伎みたいだなあ」と思うことが多々あるんだけど、逆に本家本元歌舞伎役者さんたちでやると、新感線らしさがますます際立つ感じだった。意表を突くどんでん返しに小気味いいお約束。いやもう心地いいほどの巻き込まれ感でありました。前半1時間35分、後半2時間の長丁場があっという間。両花道の間に挟まれて舞台からの汗が届くような距離での観劇は舞台の上に一緒にいるような感覚になった。こじんまりした松竹座ゆえの一体感もあったかもしれない。

 少し陰のある染五郎さん、対して陽の勘九郎さん(この二人が逆でも面白いかもと思った)、妖艶かつ清純な七之助さん。主役3人とも個性が際立って素晴らしかったけど、キモは七之助さんだったかな。後半のクライマックスでは鳥肌が立ってしまったよ。強くて弱くて美しくて哀しい。なんなのこの引き出しの多さは、って感じ。

 ギャグや笑いはもちろんあるけど適度に抑え目。まあ、くま子〜五郎丸周辺は大声出して笑っちゃったけどねww カーテンコールで(これまた新感線風の)ブラヴォーを飛ばす客席に「何?」みたいに耳をあててぽやっとした表情の阿弖流為の仮面を脱いだ染五郎さんがかわいらしかったなあ。

阿弖流為;市川染五郎
坂上田村麻呂利; 中村勘九郎
立烏帽子/鈴鹿; 中村七之助
阿毛斗; 坂東新悟
飛連通; 大谷廣太郎
翔連通; 中村鶴松
佐渡馬黒縄;市村橘太郎
無碍随鏡; 澤村宗之助
蛮甲;片岡亀蔵
御霊御前;市村萬次郎
藤原稀継;坂東彌十郎
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by tigersandcatlover | 2015-10-13 13:17 | 歌舞伎・文楽

四代目中村鴈治郎襲名披露 二月大歌舞伎

 四代目にちなんでの四羽の鴈。
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 新春に続いての鴈治郎さんの襲名披露公演、夜の部へいってきた。今年初観劇。突然の仕事上のアクシデントで曽根崎心中を見逃してしまったが、連獅子に狐忠信と華やかで陽気な演目だったのでずっとニコニコしながら観ていた。特に最後の猿之助宙乗りでは、花道近くの桟敷席だったこともあり、口をあけて見上げてしまったよ。

 ああ、楽しかった。

(一、曽根崎心中

天満屋お初     坂田 藤十郎
平野屋徳兵衛 翫雀改め中村 鴈治郎
天満屋惣兵衛     坂東 彌十郎
下女お玉     中村 寿治郎
油屋九平次     中村 扇 雀
平野屋久右衛門     中村 梅 玉 )

二、連獅子

狂言師右近後に親獅子の精 翫雀改め中村 鴈治郎
狂言師左近後に仔獅子の精     中村 壱太郎
僧蓮念     市川 猿之助
僧遍念     尾上 松 緑

三、三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜 川連法眼館の場
   
佐藤忠信/佐藤忠信実は源九郎狐     市川 猿之助
静御前     中村 壱太郎
駿河次郎     坂東 亀 寿
亀井六郎     中村 亀 鶴
川連法眼     市川 寿 猿
飛鳥     坂東 竹三郎
源義経     市川 門之助
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by tigersandcatlover | 2015-02-05 11:42 | 歌舞伎・文楽

七月大歌舞伎

 松竹座で上演中の七月大歌舞伎夜の部を楽しんで来た。昨秋から肩の故障で休養してはった片岡仁左衛門さんが久々に観れる、ということでかなりいそいそと。
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一、伊賀越道中双六 沼津
   
呉服屋十兵衛 藤十郎
お米 扇 雀
池添孫八 進之介
雲助平作 翫 雀


 親子が逆(親が子を、子が親を)に演じるというのも歌舞伎であればこそ、なわけだけど、いやはや藤十郎さんお元気やわあ。数年前に同じ役を演じてはったのを懐かしく思い出しながら。

二、新古演劇十種の内 身替座禅   
山蔭右京 仁左衛門
太郎冠者 橋之助
侍女千枝 梅 枝
同 小枝 児太郎
奥方玉の井 翫 雀


 待ってました!の仁左衛門さん。夜の部はこの演目だけで、決して舞台に乗ってはる時間は長くないので少し寂しいかなあ〜と思っていたのだけれど、もーともかく可愛らしい。そして艶やかでやっぱり色たっぷり。彼の怖かったり男前だったりの役どころももちろん好きではあるのだけれど、こういう少しお茶目で愛嬌のある演技は本当に天下一品だなあ。嫉妬深い奥方の気持ちもわからいでか、と感情移入しちゃったわw

三、真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)
豊志賀の死
   
豊志賀 時 蔵
お久 梅 枝
噺家さん蝶 萬太郎
伊東春海 橘三郎
勘蔵 竹三郎
新吉 菊之助


 一人暮らしが案外多かった江戸の長屋における独り者の病死を扱った演目にちょっとズキンとしながらも。菊之助さんはこういうヘタレな二枚目をやらせると本当に可愛らしくていいなあ、とオバ目線。

四、女伊達
   
女伊達木崎のお秀 孝太郎
男伊達淀川の千蔵 萬太郎
同  中之島鳴平 国 生


 5時間の長丁場の最後にはちょうどいい、短く後味のいい演目。まつしまや、の傘が華やかに開くところで、仁左衛門さんの復帰を祝うかのように感じた。
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by tigersandcatlover | 2014-07-13 08:59 | 歌舞伎・文楽

吉例顔見世興行 2013

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 年の瀬恒例の京都南座での顔見世。段四郎さん・仁左衛門さんが出はらへんことになってちょっと残念やったけど、昨年から始まって各地で行われた亀ちゃんの猿之助襲名披露のトリでもあるし、そら行かいでか、てなわけで観てまいりました。蓋をあけてみると梅玉さんほぼ出ずっぱりの大活躍、という印象が一番大きかったかな?

第一 元禄忠臣蔵   御浜御殿綱豊卿                
徳川綱豊卿       梅 玉                 
新井勘解由       我 當                
中臈お喜世       孝太郎                 
小谷甚内       松之助                
御祐筆江島       時 蔵               
富森助右衛門       中 車  

 中車さんの気持ちが刻々と変わって行く細かい演技はさすが。歌舞伎らしいかといわれると少し違うのかもしれないけど、ぐいぐいと引き込まれた。今回は席に恵まれて彼の表情がつぶさに見えたおかげってのもあったかも。 
                   
第二 二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露 口上

 猿之助さん・中車さんと藤十郎さん三人でのご挨拶。藤十郎さん、しんどそうに見えてちょっと心配。

第三 猿翁十種の内 黒塚     
老女岩手実は安達原の鬼女  亀治郎改め猿之助
山伏大和坊       門之助                
同 讃岐坊       右 近                
強力太郎吾       猿 弥                
阿闍梨祐慶       梅 玉

 お目当ての亀ちゃんはこの黒塚のみの出演。月夜に一人で踊るシーンのオドロオドロシイなかの可愛らしさ。これはもう彼の真骨頂な感じよねえ。
 
第四 道行雪故郷   新口村                 
傾城梅川       藤十郎                
亀屋忠兵衛       翫 雀

 封印切の後日談となる新口村の冒頭部分。
 
第五 児雷也           
児雷也実は尾形弘行   梅 玉
高砂勇美之助      愛之助
仙素道人        猿弥
妖婦越路 実は綱手   笑也
山賊夜叉五郎      松緑  

 亀ちゃん早替わりで博多座でみた「天竺徳兵衛」とそっくりな感じ。荒唐無稽でギャグなんかいな?みたいなシュールなシーンてんこ盛り。ガマの登場や愛之助さんの衣装に噴出しそうになってしまったりしつつ、梅玉さんが主役だとなんか全体的に上品で生真面目な感じになるから不思議不思議。
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by tigersandcatlover | 2013-12-18 19:44 | 歌舞伎・文楽

十月花形歌舞伎~夏祭浪花鑑

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 愛之助さんが座長を務める花形歌舞伎を観て来た。松竹座、夜の部。文楽も合わせてこれで5度目の夏祭浪花鑑。住吉鳥居前の場・釣舟三婦内の場・長町裏の場の抜粋という公演もあるけれど、今回は通し狂言で。

 愛之助さんの団七九郎兵衛は二度目。やー、はまり役です。あとはやっぱり壱くんはええねえ。彼にしては大人の女の役だったのだけれど、声音もそれらしく、きっちりかっこよさも出ててホレボレ。どんどんこういう役もやって欲しい~。

通し狂言 夏祭浪花鑑
     序幕  お鯛茶屋の場
         住吉鳥居前の場
     二幕目 内本町道具屋の場
         横堀番小屋の場
     三幕目 釣舟三婦内の場
         長町裏の場
     大詰  田島町団七内の場
         同  大屋根の場
   
団七九郎兵衛 愛之助
一寸徳兵衛 亀 鶴
玉島磯之丞 薪 車
団七女房お梶 壱太郎
娘お仲 新 悟
傾城琴浦 尾上右近
下剃三吉 萬太郎
番頭伝八 猿 弥
徳兵衛女房お辰 吉 弥
釣舟三婦 翫 雀

 自分メモとしてこれまで観た公演をリスト。

2008年4月こんぴら歌舞伎
2010年5月御園座
2010年7月文楽
2010年11月平成中村座
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by tigersandcatlover | 2013-10-21 22:01 | 歌舞伎・文楽

七月大歌舞伎

 夏の松竹座恒例;七月大歌舞伎夜の部を観た。

一、曽我物語(そがものがたり)
   
京小次郎 我 當
曽我五郎 進之介
越後の禅司坊 薪 車
大磯の虎 吉 弥
曽我十郎 翫 雀

 ちょっと我當さんがしんどそうで痛々しかった。進之介さんは・・・ううむ。頑張って欲しい(涙)。

二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
檜垣
奥殿
   
一條大蔵長成 仁左衛門
吉岡鬼次郎 橋之助
八剣勘解由 亀 蔵
勘解由女房鳴瀬 吉 弥
鬼次郎女房お京 孝太郎
常盤御前 秀太郎

 待ってましたの仁左さま。前半バカ殿さまみたいな役どころなんだけど、まーあ可愛らしいこと(むちゃ贔屓目w)。そのぶん後半のかっこよさが引き立つ(さらに贔屓目ww)。

三、杜若艶色紫(かきつばたいろもえどぞめ)
序 幕 向両国の場より
大 詰 日本堤の場まで
   
土手のお六 福 助
八ツ橋 扇 雀
お守り伝兵衛 亀 鶴
玉本小三 児太郎
金屋金五郎 薪 車
萬寿屋亭主太平次 桂 三
釣鐘弥左衛門 亀 蔵
修行者願哲 橋之助
佐野次郎左衛門 翫 雀

 や~、福助さんサイコー!仁左さま目当てだったんだけど、今日は福助さんに持っていかれた感じ。しゃがれた声がお六そのもの。

 と、なんだか手抜きの感想文なれど、かぶりつき席で堪能いたしました。観劇後は例によって法善寺横町のビストロにて。つくづく幸せなワンパターン♪
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by tigersandcatlover | 2013-07-25 23:30 | 歌舞伎・文楽


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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