カテゴリ:その他の舞台( 179 )

マリア・ジョアン・ピリス ピアノリサイタル

 今シーズンで引退を発表しているピリスさんのリサイタルを聴いてきた。ベージュの少しハイネックなゆるりとしたカットソー?に深緑のロングスカートにトレードマークの銀髪のショートカット。華奢な少女のような姿からは想像できないような力強い演奏。2015年の11月にも演奏してくれたピアノソナタ32番の第二楽章を聴いているとき、不思議とこの10年くらいのことがぐるぐる思い返された。ホント、10年前までは自分がこんなに舞台や音楽を楽しむことになるとは思わなかったよなあ。

 アンコールのあとも鳴りやまぬ拍手に何度も何度も頭を深々と下げて感慨深い表情を浮かべる彼女の姿にじんわりしてしまった。ふっと気がかわってまた演奏会してくれたりしないかな。

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13「悲愴」
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
     アンコール;ベートーヴェン:六つのバガテル第5曲 ト長調 Op126-5

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by tigersandcatlover | 2018-04-17 17:12 | その他の舞台

Benjamin Millepied, Maurie Béjart @Opéra Bastille

 欧州内での乗り継ぎで色々痛い目にあってるので(シンプルなディレイはもちろん、霧や豪雨で空港閉鎖とか着陸したもののドアが開かないとか)出来るだけ帰国日には乗り継ぎしたくない・・・ってんで、前日にパリに飛ぶことにして(って前日と言ったってトータル2泊なんだけどさ)さくっとバレエ鑑賞。

 前半のDaphnis et Chloé。黒い衣装の男の子(アリュくんらしい)と白い衣装の女の人がよかったわ〜、と素人目線。
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 後半のボレロ。メロディはバレエクラスタさんたちが絶賛するマチアス・エイマンくんではなかったけれど、やっぱり素晴らしい作品。アマンディーヌさんは熱さみたいなものは感じなかったけれどその分クールで清廉な感じで巫女のように見えた。それとなんといってもリズムの男性達の色っぽさよ。
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Daphnis et Chloé
Daphnis•Germain Louvet
Chloé•Valentine Colasante
Dorcon•Marc Moreau
Lyceion•Léonore Baulac
Bryaxis•François Alu

Boléro
Soliste•Amandine Albisson
Danseurs principaux•Florian Magnenet•Arthus Raveau
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by tigersandcatlover | 2018-03-29 19:43 | その他の舞台

Tristan und Isorde@Berlin Staatsoper Unter den Linden

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 海外でちょろちょろ観劇するようになってから一度は入ってみたかったBerlin Staatsoper Unter den Linden。2011年末にベルリンへいったときは改装工事まっただ中でシラー劇場へ行ったんだっけ。当初は2010年から3年間の改装工事とアナウンスされていたはずだったんだけれど、延期延期で結局ようやく今シーズンからのリニューアルオープンということで、念願叶って行ってまいりました。
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 中は適度にゴージャスに適度なサイズ。大きすぎず小さすぎず(だってやっぱりMETとかバイエルンは大き過ぎるよなあ)。

 演目はバレンボイム振るトリスタンとイゾルデ。シャーガーとカンペ。鉄板。

 演出は例によってのドイツ演出。今回はマフィアかなんかのボス(マルケ王)とその片腕(トリスタン)みたいな。舞台の一番手前に薄い幕がかかっていて時折そこに過去の映像が映し出される(その間舞台の上はストップモーション)というもの。なので微妙に舞台上に紗がかかったみたいに見えた。

 シャーガーのトリスタンは、声も演技もハイテンションでまるでドラッグ中毒のよう・・・。1幕の媚薬飲んだ後もイゾルデとゲラゲラ笑って床に転がりまくったりするし。2幕最後ではメローに首を締められそうになるけど怪我をするわけでもなく、なのに3幕の弱り方は薬の禁断症状か?。で飲まず食わずで脱水になってるところにイゾルデが来るってんでコーフンして心筋梗塞起こした??な絶命の仕方で、笑っちゃいけないのにちょっと笑いのスイッチが入りそうになって困った。そーいやテンションあがって椅子を壁に投げつけたらそのままぐさっと壁に突き刺さってたけどあれはたぶん偶然だよな(思い出しニンマリ)。イゾルデとブランゲーネの関係性もちょっと謎な感じではあったな~。上から目線のブランゲーネ(最後はマルケ王とできちゃったの?)に嫉妬深いイゾルデ。

 目からの情報は終始そんな感じなのに歌をはじめとした音楽は至福。疲れも相まってか3幕イゾルデの 愛の死 ではほろほろとしてしまったほど。去年のバイロイトのマイスタージンガーのときも思ったけど、耳と目が別々に情報を処理してあとからいろんな解釈をああだこうだと反芻する。まるごと全身その世界に入ってしまうオーソドックスな読み替えなしのオペラが基本好きだけれども、こういうオペラの楽しみ方もあったんだね。
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 あと、これは時々素人発言的に書いてるけど、眠くならないオペラは指揮とオケが自分に合ってるとき、ってのがあって、この日はかなりのハードスケジュールで到着後すぐに観劇する憂き目となったんだけれども、ほとんど眠くならなかったことも自分メモしとく。
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(ちなみにこんな席。これじゃあ眠くなりようがないか・・・)

MUSIKALISCHE LEITUNG;Daniel Barenboim

TRISTAN;Andreas Schager
KÖNIG MARKE;Stephen Milling
ISOLDE;Anja Kampe
KURWENAL;Boaz Daniel
MELOT:Stephan Rügamer
BRANGÄNE;Ekaterina Gubanova
EIN STEUERMANN;Adam Kutny
STIMME EINES JUNGEN SEEMANNS, EIN HIRT;Linard Vrielink
TRISTANS MUTTER;Kristin Becker
TRISTANS VATER;Mike Hoffmann
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by tigersandcatlover | 2018-03-27 13:21 | その他の舞台

諸神的黄昏@HKG

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 昨年のジークフリートに続いてZweden率いる香港フィルによるGötterdämmerungを聴いて参りました。またしても一泊三日、すなわち土曜夕方出発して月曜朝帰国〜そのまま仕事という無謀なパターンにて。

 当初はそこまで熱烈に行きたい!と思ってなかったんだけれども、チケット発売から少ししてやっぱり行くか〜てなノリで購入したので端っこ席しか残っておらず、真横から聴くような形になってしまった。こうなるとどうしても歌手の声が前に出てこない。しかも少々二階席の屋根が被ってしまうために音響もやや落ちる。・・・のだが!まーあ、そういうハンディなぞなんのそのの演奏だった。逆に歌手が前面に来ない分、オケの音中心で聴けてこれまでと違う感覚だったというのもあるかもしれない。

 とにかく一番引き込まれたのはバークミン演じるブリュンヒルデ。ああ、リングってブリュンヒルデの物語なんだなあと思わせれるくらいに。ショートボブでそれほど大柄ではない体格からどうやってあんな声が出るのだろう?最後の最後までスタミナ切れることなく声の演技だけで(私の席からは姿はあまりよく見えなかったのだった)情景が浮かんでくるようだった。

 それに対して七三分けの60年代アメリカホームドラマの主人公みたいなルックスのブレンナ氏はコンサート形式なんだけどずっと細かい演技をしていて面白かった。他のキャストはあまりそれに呼応してなくて一人でわちゃわちゃ動いていたってのもあるけど。声が軽いかな〜と思っていたけれど三幕後半のクライマックスあたりからはぐぐっと重い声に変わって、あ、前半は能天気なジークフリートを声で演じていただけだったんだ、とあとから気付くなど。

 ハーゲンのエリックさんは少々しんどそうに半分くらい椅子に座っての出演だったけれど、歌声は全くしんどそうな気配も見せず。バークミンさんの次に大きい拍手を受けていた。

Conductor Jaap Van Zweden

Siegfried; Daniel Brenna
Gunther; Matias Tosi, Shenyang
Alberich; Peter Kalman
Hagen; Eric Halfvarson
Brünnhilde; Gun-Brit Barkmin
Gutrune; Amanda Majeski
Waltraute: Michelle DeYoung
First Norn; Sarah Castle
Second Norn; Stephanie Houtzeel
Third Norn; Jenufa Gleich
Woglinde; Eri Nakamura
Wellgunde; Aurhelia Varak
Flosshilde; Hermine Haselböck

 数少ないワグナー実演観劇で、なぜだか一番数聴いてるのが神々の黄昏ってことになってしまっているのだけれど、ようやくミュージカルでリピートしてる作品のように物語が・旋律が自分の中に染み込んで来た気がする。次はいつ観れるだろうな〜。



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by tigersandcatlover | 2018-01-27 21:05 | その他の舞台

フィリップ・ジョルダン指揮 ウィーン交響楽団

 フィリップ・ジョルダン氏指揮のウィーン交響楽団来日公演を聴きに芸文へ。次期ウィーン国立歌劇場の芸術監督になることが決定したジョルダン氏。オペラで幸い二度彼の振る舞台を観る機会(バスティーユでのホフマン物語とバイロイトでのマイスタージンガー)があったが、オーケストラは初めてですんごい楽しみにしていた。長い手足で伸び上がるようにしたりかがんだりしたりしつつの美しい指揮姿。ちょっと見とれてしまったわあ。

 ところがどっこい異常に疲れていたこの日。なんと後半のマーラー一番でうとうとしてしまう体たらく。まあ勿体ない。でもひょっとしたら、ちょっと折り目正しい感じに聴こえてしまったのかも。丁寧、というか。メンデルスゾーンのほうは樫本さんの超ハイペースさに目を丸くしつつ。

 アンコールのいかにもウィーンな選曲はのりのりで指揮がいらないくらいの感じでさすがお過芸だなあ。そーいや、前回大野さん指揮でここで演奏したときも同じような感じでアンコール演奏やってなかったっけかと思って昔のブログを確認したらなんとマーラー5番のあとに三曲やってたわ(▶︎
)。

指揮 ウィーン交響楽団(兵庫県立芸術文化センター大ホール)
   メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
    ヴァイオリン 樫本 大進
    ソリストアンコール:バッハ:無伴奏パルティータ第三番よりルール
   マーラー:交響曲 第1番「巨人」
    アンコール:シュトラウス:トリッチトラッチポルカ
                 雷鳴と稲妻

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by tigersandcatlover | 2017-12-10 08:17 | その他の舞台

関西フィル&メネシスさん

 木曜日の夕方、仕事を一時間早じまいしていずみホールへ。目的はメネシスさんの演奏。前半に彼が演奏するのでどうしても遅刻できなかったのだけれど、なんとか開演5分前には席につくことができてホッ。

 シューマンコンチェルト、すんばらしかったー!前半で満足しまくってグレートなくてもよかった(って失礼だな)。途中にやけてしまうくらい凄かった。ゴーシュの印度の虎狩りみたいだああと思いながら聴いていた。力強さと温かさの混在。帰ってすぐに彼のシューマンコンチェルトが収録されてる最新アルバムをダウンロードして、折々にずっと流している。予習ももちろんいいのだけれど、生演奏を聴いてから復習するとそのときの情景が頭にふわっと蘇るんだよね〜。アンコールのバッハは鉄板でありました。

 後半のグレイトは冒頭あれこんな曲だっけ?と思うくらいタメが少ない出だしで、そのあとも早い早い。途中ジャズのように聴こえたりもしてなんか不思議なグレイトだった。こちらは別の意味で途中にやけてきてしまった。つくづく同じ楽曲でも演奏者と指揮でイメージかわるなあとようやくわかってきたかも。

シューマン;「マンフレッド」序曲 作品115
シューマン;チェロ協奏曲イ短調作品129
 ソリストアンコール;バッハ;無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調BWV1007よりサラバンド

シューベルト;交響曲8(9)ハ長調D.944「ザ・グレイト」
 アンコール;ビゼー;アダージェット

指揮;オーギュスタン・デュメイ
チェロ:アントニオ・メネシス
管弦楽;関西フィルハーモニー

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by tigersandcatlover | 2017-11-26 09:08 | その他の舞台

沼尻竜典オペラセレクション ベッリーニ作曲 歌劇『ノルマ』

 オペラスキーの友人にマリエッラ・デヴィーアは素晴らしいよ、と薦められて、観ることにした一本。

 序曲でオケがあまりにもマイルドな演奏でハニャ~としたけれど、ポップが出てきたあたりから歌手の力に引っ張られてどんどん惹きこまれていった。デヴィーア、ほんまに素晴らしかった。冒頭ちょっと声が裏返った?と思ったけど、あとはコロコロ響かせてくれて、幕間に年齢チェックしてびっくり。とても70歳前とは思えない・・・。演技も細かくてまさにノルマを生きてるって感じだった。二幕はじめのアダルジーザとの二重唱なんかもう泣けてしまったわよ。

 日本人キャストの中では松浦さんがよかったなあ、というのも自分メモ。

沼尻竜典オペラセレクション
ベッリーニ作曲 歌劇『ノルマ』全2幕〈イタリア語上演・日本語字幕付〉


指揮:沼尻竜典 Ryusuke NUMAJIRI(びわ湖ホール芸術監督)
演出:粟國 淳 Jun AGUNI
美術:横田あつみ Atsumi YOKOTA
衣裳:増田恵美 Emi MASUDA
照明:原中治美 Harumi HARANAKA
舞台監督:菅原 多敢弘 Takahiro SUGAHARA

■キャスト

ノルママリエッラ・デヴィーア Mariella DEVIA
アダルジーザラウラ・ポルヴェレッリ Laura POLVERELLI
ポッリオーネステファン・ポップ  Stefan POP
オロヴェーゾ伊藤貴之 Takayuki ITO
クロティルデ松浦 麗  Rei MATSUURA
フラーヴィオ二塚直紀 Naoki NIZUKA
                

■管弦楽  トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

■合唱  びわ湖ホール声楽アンサンブル/藤原歌劇団合唱部


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by tigersandcatlover | 2017-11-01 10:24 | その他の舞台

NHK音楽祭~バイエルン国立管弦楽団

 タンホイザー観劇からわずか2日をはさんでまたしても上京。この日はNHK音楽祭の一環であるコンサート。ピットの中では全身が見えないペトレンコの指揮姿をしっかと見せてもらいました。楽しい。

 ただマーラーはほんのり睡魔が・・・すいませんすいません。でもワルキューレは冒頭から目がぴょんと覚めた。一幕で終わってしまうなんて酷だわあ~~。つづきが強烈に観たくなって欲求不満な感じに。これって壮大なるミュンヘンへのいざないかしらん。

 ペトレンコがタクトを挙げるとすっと客席が真空状態みたいに無音になる瞬間に、出演者だけでなくわれわれも指揮されてるんだ、と思った。

マーラー作曲 こどもの不思議な角笛

マティアス・ゲルネ

ワーグナー ワルキューレより第一幕

ジークムント;クラウス・フロリアン・フォーククト
ジークリンデ;エレーナ・パンクラトヴァ
フンディング;ゲオルグ・ツェッペンフェルト

指揮;キリル・ペトレンコ

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by tigersandcatlover | 2017-10-03 17:26 | その他の舞台

バイエルン国立歌劇場来日公演 タンホイザー

 平日さぼってバイエルン国立歌劇場来日公演を観にNHKホールへ。話題のペトレンコが振る新演出とあって、どうしてもどうしても観てみたくなったのだった。

 まずはそのペトレンコ指揮。序曲のふわりとした優しい始まりからすっかり魔法にかかってしまった。なんというか…ワグナーなのに勇ましくないのだ。あったかくて優しいタンホイザー。よいわよいわ。そして弾丸LAから帰国直後で強烈に疲れているはずなのに、睡魔はちらとも訪れず。どうやらペトキョンは私のスイマーセンサーを反応させないらしい。

 フォークトは合わないかと思ってたけどギャップ萌えみたいな説得力もあり(清廉なオトコが魔力で道を誤ってしまったような痛々しさみたいな?)だからこそのエリザベートの行動に説得力があった。根っからいかにも誘惑に弱そうなオトコにみえちゃうと、なんでヴォルフラムじゃダメなん?てツッコみたくなるんだもん。そして逆に誰でもヴェーヌスベルグへ落ちてしまうのだ・タンホイザーが特別じゃないんだというメッセージが際立つ感じだった。穿ち過ぎかもしれんが。

 演出はシンプルで読み替え過ぎずで音楽に集中できてよかった。まぁ、歌合戦のシーンでヘルマン以下全員寝そべったのがツボに入ってしまい、笑いを堪えるのに苦労したがww あと、現地なら完全ラで演じたのかな?な薄手肉襦袢の下りもちょっと集中力削がれたわね(これは現地でも今回と同じでちゃんと肉襦袢を着用していたとフォロワーさんに教えていただいて安心<なんでやw)最後、皆が並んで彼岸に佇むさまはレミゼの「列に入れよ我らの仲間に♬」を連想してしまったのはやはり私がミューヲタ脳だからだろう。

指揮;キリル・ペトレンコ
演出;ロメオ・カステルッチ

ヘルマン;ゲオルグ・ツエッペンフェルト
タンホイザー;クラウス・フロリアン・フォークト
エリーザベト;アンネッテ・ダッシュ
ヴォルフラム;マティアス・ゲルネ
ヴェーヌス;エレーナ・パンクラトヴァ

バイエルン国立管弦楽団

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by tigersandcatlover | 2017-10-02 22:31 | その他の舞台

髑髏城の七人~Season 鳥~

 髑髏城の七人~鳥~を観てきました。

 1990年の初演以来、再演・アカ・アオ・ワカと7年ごとに再演を続けてきた劇団新感線の髑髏城の七人。今年は前回のワカドクロから6年めなのだけれど、ステージアラウンド東京なる360度回転式の劇場で花鳥風月のキャスト4パターンを一年かけてのロングランで次の七年目を迎えるというにぎにぎしい企画の今回の上演。でも大阪まで来ないしなあ~(って劇場もってこれないから当たり前)、とりあえず小栗くんの捨は観たしなあ~と花はスルーしてしまった・・・のだが!友人に鳥を誘われた途端、あっさり行ってしまうという腰の軽さなのだった。
 
 感想羅列。

 まだ新しい匂いのする劇場。ホワイエ狭い!が結構いろいろ売ってて時間あれば一杯飲んだりしたいのに~。休憩が20分てのがなんとも惜しい。システマチックではあるがカオスなトイレ休憩で終わってしまったよ。が、まあ新感線は作品が長いからしゃあないか・・・。

 捨のキャラ、かなり変えてるってことだったけど違和感ゼロ。むしろこのテーマパーク感ある劇場には、女たらし度ゼロのおっちゃんやのに少年みたいな不思議キャラな捨が合ってるとすら思った。彼によくあてられる役のパターンのおどおどしたようなキレるようなキャラじゃなくて正統派だったね、うん。

 そして前回観たワカドクロでノックアウトされた太一くんと未来くん。うおー、進化しとる!?未来くんは前回にも増してあの怪しい井上節のセリフに踊るような殺陣。そして太一くんは殺陣はもう安定の速さ美しさなんだけど演技がむちゃ色っぽくなっとる!ワカドクロのころはまだまだ青臭い感じやったけど十代やったもんなあ、そりゃあ当たり前だ。

 あとはやっぱりなるしーだなあ。彼を新感線の舞台で観てからはテレビドラマで出てきてもなんかやらかすんじゃないかと笑い待ちしてしまうもん。贋鉄斎のシーンは声あげて笑い続けてしまったよ・・・。これ次はじゅんさんが演るのよね?いやーなんかそれだけでも観たい気がするw

 最後にまさにお目当ての大きなひとつともいえる劇場のこと。今回の席はステージのほぼほぼ中央だったせいというかおかげというかで、しばらくいつ回転するのだろう?と思うくらいに回転に気付かなかった(爆)。端のほうの席だとかなりGかかるんだろうなあ。カーテンコールですべての場をもう一度ぐるりとみせてくれるという演出もニクい。しかしこのクオリティを一度体験させられちゃうと今後の作品を選ぶなあとは思う。場所もまあまあ不便だし。でも楽しみでもある。ので、偉いヒト頑張ってください~。

~キャスト~

捨之介;阿部サダヲ
天魔王;森山未来
無界屋蘭兵衛;早乙女太一
沙霧;清水葉月
極楽太夫;松雪泰子
兵庫;福田転球
贋鉄斎;池田成志
狸穴二郎衛門;梶原善

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by tigersandcatlover | 2017-07-24 12:00 | その他の舞台


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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