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佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2018 「魔弾の射手」

 毎年夏に上演されている佐渡さんプロデュースのオペラ。ずっとかかさず行ってたのだけれど、今年は少々気乗りせずチケットは買っていなかった。のだが、友人が直前にチケット余ってると声をかけてくれた日が珍しく予定を入れていない週末だったので二つ返事で行くことにした。まあ、これもご縁ってことかしらね。

 ウェーバー作曲の魔弾の射手。どういう意味合いの作品かはぼんやり知識としては持っていたが、全くの初見、予習なしで。こういうことが出来るのも日本での上演ならでは。

 オケはやはりどうしてもいろんな海外のオペラハウスと比べてしまって少々部が悪かったけれども、断片的に馴染みのあるメロディに素直でひねりはないものの洒落た演出に、歌手陣は主役級のお三方は正直うわ〜っという引き込まれ方はしなかったけれど(辛口?)、エンヒェン役のローゼンドロフスキー嬢が声も演技もキュートで、彼女が出るとふわっと空気が軽くなってニコニコしてしまうという感で、全体的には素直に楽しめた。日本人キャストに関しては先入観だけではないドイツ語の壁みたいなのはもやもや感じけどね〜。うん、でもええんちゃうかな(辛口&上から目線w)。なによりこのレベルのオペラがこの値段(平土間12,000円)で観れるてのは本当にありがたい。来年はバーンスタインのOn the townをかけるらしいので、なんやかんやとやっぱり次も行くとしようかな(珍しく東京公演もあり)。

指揮:佐渡裕
演出:ミヒャエル・テンメ

オットカー侯爵:町 英和
アガーテ:カタリーナ・ハゴピアン
エンヒェン:マリア・ローゼンドルフスキー
カスパー:ジョシュア・ブルーム
マックス:クリストファー・ヴェントリス
隠者:斉木健詞
クーノー:鹿野由之
キリアン:清水徹太郎
ザミエル:ペーター・ゲスナー
合唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

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by tigersandcatlover | 2018-07-31 20:26 | その他の舞台

ウル虎の夏×2

 恐ろしい猛暑の中2週連続で甲子園へ。ここ数年、夏休み期間にユニフォームジャージを来場者全員に配ってみんなで応援しよう!という名付けて ウル虎の夏 が開催されていて、今年は7月16-18日巨人戦と24-26日の広島戦の計6試合。決して狙ったわけではなかったんだけど、両日ともそれにあたったのでジャージが一人2枚ずつにwしかしこれだけ暑いとこんなん着る気になれんよなあ。
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~7月18日対巨人戦~

 先発は阪神:才木、巨人:メルセデス。才木は立ち上がりのコントロール悪く、ボール先行のあげく、ヒット~四球~四球~で陽に右中間に走者一掃タイムリーを打たれてしまいいきなり初回から3点のビハインド。2回からはやや持ち直したがタイガース打線がさっぱりで援護ゼロ。継投で藤川~岩崎~桑原と来たのだが、その桑原が8回にヒット~ヒット~さらに陽に2点タイムリー打たれてしまう。この日は全く無風状態で暑さのあまり熱中症っぽい感じになってきてしまったので5-0になったところですごすごと球場をあとにしてしまった。どうやらそのあと9回にロサリオ~鳥谷のヒット~伊藤隼人のサードゴロのあいだに1点、さらに代打原口が2点タイムリーを打ってそれなりに盛り上がったもよう。そう思うと8回の2点が痛かったんだなあ~。

~7月25日対広島戦~

 この日も阪神の先発は才木。広島は九里。やはり才木は立ち上がり悪く四球2連発に松山にタイムリー打たれていきなり1点献上。そして2回以降は先週と同じで案外いいピッチングで粘ってるあいだに3回裏、北條・伊藤隼人・ナバーロのタイムリーで一気に4点とって逆転!広島相手にこんなに点取るの久しぶりじゃあるまいか。さらに4回にもなんと北條にタイムリー。ただ広島もこのままってことはなく、5回に鈴木のタイムリー、6回にはバティスタにソロホームランが出てじりじりと迫ってこられてひやひや。継投は能見~藤川~桑原(前回とは違ってしっかり押さえた)6回裏、代打原口にタイムリーが出てなんとか3点差のまま9回はドリスが珍しく三者凡退に打ち取りゲームセット。ヒーローインタビューは猛打賞の北條に、タイムリー打ったナバーロに原口。

 てことで、我々のウル虎の夏は一勝一敗(ウル虎の夏全体の勝率はなんと1勝5敗・・・あかんやん!)。

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by tigersandcatlover | 2018-07-27 11:52 | 野球(タイガース)

Evita

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 猛暑の海の日連休の中日、ミュージカル;エビータ来日公演へ。こんな暑い日はインドア活動に限るわあ。

 ラミンがチェを演じるってことだけでチケットを買ったのだけれど、実は劇団四季の公演も観ておらず、マドンナがエビータを演じた映画も音楽だけ(それもハローブエノスアイレスとDon't cry for me~だけかな)しか知らないという全くの初見。

 オーブの音響の悪さとか、何度か来日ミュージカルで少しもやもやっとしたところもあったりとかで(ヘドウィグとか<爆)、期待しすぎないで行ったのがよかった。

 やっぱりラミンはうまいねえ。4starsなどで時々このチェ役で歌ったりしていたのだけれど、本役で観れたのが嬉しい。エヴァ役のエマさんは迫力の歌い上げ系。かなり喉に負担かける役だなあと思いつつ。あと、ペロンに捨てられる女の子(ミストレス)役のイザベラさんが儚げで透明ないい声で、その分幕切れ前にその歌の数小節流れたときにググっと来た。あそこで何故あんなにいいソロを歌うのかはじめはわからなかったんだけど、あれがラストに効いてくるんだなあ。

エヴァ・ペロン … エマ・キングストン
チェ … ラミン・カリムルー
ホワン・ペロン … マーク・リチャードソン
マガルディ … アントン・レイティン
ミストレス … イザベラ・ジェーン

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by tigersandcatlover | 2018-07-20 22:39 | ミュージカル

Water by the spoonful

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 尾上右近くんがストレートプレイに初挑戦するという作品を観てきた。
 
 ピューリツァ賞作品を舞台化してオフブロードウェイで上演されたということだったが上演期間は一か月ほどで決して興行的に成功したわけではないんだろう作品。これをなぜ日本に持ってくる気になったのかな?と素朴な疑問を持ちつつ。物語の中に散りばめられている、俳句、盆栽、札幌、釧路といった断片的な日本(それは言葉で出てくるだけでやや表層的に感じた)。そういったものがきっかけになったのかな?と思ってしまった(さすがにそれだと浅すぎるけれど)。きっかけはどうでもドラッグはアルコール依存などともリンクして我々にも遠い他人事ではないはずなんだよなぁ。なのにどこか遠かったんだよね。上演時間中はむちゃ集中して引き込まれてたんだけど。

 男性が女性を演じるかたちのエリオットの産みの母・物語の中心ともいえるオデッセイを演じる篠井さんがよかったわぁ。逆に女性陣は部が悪く感じたかも。もう少し登場人物の出自の違いによるヒリヒリした感覚を理解していたら、ストンと来るはずの作品やと思った。

 エリオット演じる右近くんは前評判よりルフィぽさはなくて自然だったな。お葬式で泣くとこなんかは素に見えてもらい泣きしそうになった。しかしなんと複雑な感情をもつ難しい役を現代劇デビューに選んだことだよねぇ。そしてエリオット自体はハリウッドに行っても明るい未来が待ってるように見えないのも、切ないながらもリアルではあるね、うん。

 個人的にはちょうど観劇当日の朝、「コルトレーンの 至上の愛 が歯科で抜歯されてるときかかってたら嫌かも」、の話題をツィッターのTLで読んでたところに、不協和音と至上の愛についての台詞があって、ニヤリとしたことをメモしとくw

尾上右近 篠井英介 南沢奈央 葛山信吾 鈴木壮麻 村川絵梨/陰山 泰
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by tigersandcatlover | 2018-07-18 08:52 | その他の舞台

ニンゲンご破算

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 大人計画の舞台;ニンゲンご破算 を観た。中村勘三郎丈(当時勘九郎丈)のために書かれたホンを15年ぶりに再演し、主役に阿部サダヲ氏をすえた公演。新感線の舞台を観たときみたいな巻き込まれ感。でももう少し軽い感じ。

 以下観終わってすぐにつらつらっとメモしたことだけ感想として羅列。

・もともと三幕だったものを二幕にして、でも休憩15分を挟んで3時間20分の長丁場。長い!のに長く感じないのが凄い。

・多部ちゃん、声がすっと通って気持ちいい。正直ぐだぐだで聞こえにくいキャストもいはったんやけど、彼女は何を言ってるかきちんとわかったもん。

・設定をネタバレした状態で観たのだけれど、サダヲ実之介の絶妙な違和感のなさ。カーテンコールの歩き方の自然さになんか感動してしまったわ・・・。

・荒川さんが古田新さんに見えたり、岡田くん演じる灰次がサダヲくんに見えたりした。

・最後の客席を照らす照明が真っ直ぐ眼に刺さる席で、眩しさにくらくらしながら、 ああ今実之介が観ている幻の舞台の先に私はいるんだなあ と妙に心がシンとした。

阿部サダヲ/岡田将生/多部未華子
荒川良々/皆川猿時/小松和重/村杉蝉之介/平岩紙/顔田顔彦/
少路勇介/田村たがめ/町田水城/山口航太/川上友里/片岡正二郎/
家納ジュンコ/菅原永二/ノゾエ征爾/平田敦子
松尾スズキ

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by tigersandcatlover | 2018-07-12 17:36 | その他の舞台

モーツァルト!

 久しぶりにミュージカル;モーツァルト!を観た。2011年1月の公演ぶりになる。今回は舞台演出がリニューアルされたり(ピアノを模した舞台装置が回ることで場面展開される)、2幕にヴォルフガングとコロレド大司教の二重唱が追加になっていたり。
 
 若いキャストはがらりと交代になっていて(育三郎くんは続投だったけど私が観たのは古川くんのヴォルフガングだったので)なかなか新鮮だったのと同時にそれだけ年月が経ったんだなあとも思った。古川くんはまだクセがない感じで素直なヴォルフガング。これからどんどん良くなって行きそうな伸びしろがあるというか。シカネーダは吉野さんのイメージが強過ぎてどうなるかと思ったけど遠山さんはまた別な魅力でよかったっす。それにしても重鎮たる市村さん・山口さんのなんと安定の変わらないことよ!(いやもちろん同じってわけじゃないんだろうけどさ・・・)。ホント脅威的だわ。

 ぐわっと心掴まれるような感覚にはならなかったけれど、うん、でもやはり普遍的にいい作品だねえ、と予定調和的に満足。

キャスト

ヴォルフガング:古川雄大
アマデ:小河原美空
コンスタンツェ:木下晴香
ナンネール:和音美桜
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:香寿たつき
コロレド大司教:山口祐一郎
レオポルト:市村正親
セシリア・ウェーバー:阿知波悟美
アルコ伯爵:武岡淳一
エマヌエル・シカネーダ:遠山裕介
アントン・メスマー:戸井勝海

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by tigersandcatlover | 2018-07-09 21:06 | ミュージカル

七月大歌舞伎@松竹座 高麗屋さん襲名披露

 二代目鸚さん・十代目幸四郎さん襲名披露の七月大歌舞伎・夜の部を観てきました。染五郎さんは学校がありはるので押隈のみのご来阪。
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 まずは綱豊卿。中車さんの助右衛門は2013年南座顔見世のとき以来(→そのときの日記)二度目なのだけれど、いやはや本当にええ役者さんになりはったなあ。当時は「歌舞伎らしいというかと言われるとそうではないが惹きこまれた」と感想を書いていたっけ。仁左衛門さんの綱豊との腹のさぐりあい丁々発止に結末がわかっていてもハラハラする感じ。浅草ではちょっとうとうとっとしてしまったのが嘘のよう(松也くん・みっくん、ごめんよ)。

 口上は藤十郎さん頑張れーと思いながら。口上のあと、隣席のおばさまがたが、「猿之助さんて怪我してはったよね、今日は口上だけやんね?」とか言うてはったので思わず「いやいやいやいや、今からお吉しはりますよ!幸四郎さんに殺されはりますよ!」と口を挟んでしまってそこから休憩時間ずっと舞台のお話で盛り上がる。80歳前後のおばさま方でそのうちお一人はなんと二代目猿之助さんも観たことあると(驚)。パッと見70歳くらいやったんでびっくりと同時にうらやましくなったわあ。

 そしてむっちゃ楽しみにしていた女殺。わがままなイヤ吉させたら天下一品の幸四郎さんに王道に優しい女形は久々に観たかも?の猿之助さん。こちらも結末はわかっているのに本当に手に汗握って観てしまって幕になったときはぐったり疲れていた。油で滑るシーン、笑いが起こるのだけれど私はどうしても笑えず、型が決まるところで拍手もできなかった。それくらい集中して観ていた。しかし猿之助さんの一挙手一投足ににじみ出る優しさ・丁寧さよ。目が離せないとはまさにこのこと。

真山青果 作

真山美保 演出

元禄忠臣蔵

一、御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)

徳川綱豊卿
富森助右衛門
中臈お喜世
小谷甚内
上臈浦尾
御祐筆江島
新井勘解由
     片岡 仁左衛門
     市川
     中村 壱太郎
     片岡 松之助
     上村
     中村
     中村

  二代目松本白 鸚
二、十代目松本幸四郎 襲名披露 口上(こうじょう)


幸四郎改め松本
染五郎改め松本 幸四郎
     坂田 藤十郎
     幹部俳優出演

近松門左衛門 作

片岡仁左衛門 監修

三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)

河内屋与兵衛
七左衛門女房お吉
山本森右衛門
芸者小菊
小栗八弥
妹おかち
刷毛の弥五郎
口入小兵衛
白稲荷法印
皆朱の善兵衛
母おさわ
豊嶋屋七左衛門
兄太兵衛
河内屋徳兵衛
染五郎改め松本 幸四郎
     市川 猿之助
     市川
     市川 高麗蔵
     中村
     中村 壱太郎
     大谷 廣太郎
     片岡 松之助
      橘三郎
     澤村 宗之助
     坂東 竹三郎
     中村 鴈治郎
     中村 又五郎
     中村


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by tigersandcatlover | 2018-07-05 20:07 | 歌舞伎・文楽


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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