ニンゲンご破算

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 大人計画の舞台;ニンゲンご破算 を観た。中村勘三郎丈(当時勘九郎丈)のために書かれたホンを15年ぶりに再演し、主役に阿部サダヲ氏をすえた公演。新感線の舞台を観たときみたいな巻き込まれ感。でももう少し軽い感じ。

 以下観終わってすぐにつらつらっとメモしたことだけ感想として羅列。

・もともと三幕だったものを二幕にして、でも休憩15分を挟んで3時間20分の長丁場。長い!のに長く感じないのが凄い。

・多部ちゃん、声がすっと通って気持ちいい。正直ぐだぐだで聞こえにくいキャストもいはったんやけど、彼女は何を言ってるかきちんとわかったもん。

・設定をネタバレした状態で観たのだけれど、サダヲ実之介の絶妙な違和感のなさ。カーテンコールの歩き方の自然さになんか感動してしまったわ・・・。

・荒川さんが古田新さんに見えたり、岡田くん演じる灰次がサダヲくんに見えたりした。

・最後の客席を照らす照明が真っ直ぐ眼に刺さる席で、眩しさにくらくらしながら、 ああ今実之介が観ている幻の舞台の先に私はいるんだなあ と妙に心がシンとした。

阿部サダヲ/岡田将生/多部未華子
荒川良々/皆川猿時/小松和重/村杉蝉之介/平岩紙/顔田顔彦/
少路勇介/田村たがめ/町田水城/山口航太/川上友里/片岡正二郎/
家納ジュンコ/菅原永二/ノゾエ征爾/平田敦子
松尾スズキ

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# by tigersandcatlover | 2018-07-12 17:36 | その他の舞台

モーツァルト!

 久しぶりにミュージカル;モーツァルト!を観た。2011年1月の公演ぶりになる。今回は舞台演出がリニューアルされたり(ピアノを模した舞台装置が回ることで場面展開される)、2幕にヴォルフガングとコロレド大司教の二重唱が追加になっていたり。
 
 若いキャストはがらりと交代になっていて(育三郎くんは続投だったけど私が観たのは古川くんのヴォルフガングだったので)なかなか新鮮だったのと同時にそれだけ年月が経ったんだなあとも思った。古川くんはまだクセがない感じで素直なヴォルフガング。これからどんどん良くなって行きそうな伸びしろがあるというか。シカネーダは吉野さんのイメージが強過ぎてどうなるかと思ったけど遠山さんはまた別な魅力でよかったっす。それにしても重鎮たる市村さん・山口さんのなんと安定の変わらないことよ!(いやもちろん同じってわけじゃないんだろうけどさ・・・)。ホント脅威的だわ。

 ぐわっと心掴まれるような感覚にはならなかったけれど、うん、でもやはり普遍的にいい作品だねえ、と予定調和的に満足。

キャスト

ヴォルフガング:古川雄大
アマデ:小河原美空
コンスタンツェ:木下晴香
ナンネール:和音美桜
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:香寿たつき
コロレド大司教:山口祐一郎
レオポルト:市村正親
セシリア・ウェーバー:阿知波悟美
アルコ伯爵:武岡淳一
エマヌエル・シカネーダ:遠山裕介
アントン・メスマー:戸井勝海

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# by tigersandcatlover | 2018-07-09 21:06 | ミュージカル

七月大歌舞伎@松竹座 高麗屋さん襲名披露

 二代目鸚さん・十代目幸四郎さん襲名披露の七月大歌舞伎・夜の部を観てきました。染五郎さんは学校がありはるので押隈のみのご来阪。
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 まずは綱豊卿。中車さんの助右衛門は2013年南座顔見世のとき以来(→そのときの日記)二度目なのだけれど、いやはや本当にええ役者さんになりはったなあ。当時は「歌舞伎らしいというかと言われるとそうではないが惹きこまれた」と感想を書いていたっけ。仁左衛門さんの綱豊との腹のさぐりあい丁々発止に結末がわかっていてもハラハラする感じ。浅草ではちょっとうとうとっとしてしまったのが嘘のよう(松也くん・みっくん、ごめんよ)。

 口上は藤十郎さん頑張れーと思いながら。口上のあと、隣席のおばさまがたが、「猿之助さんて怪我してはったよね、今日は口上だけやんね?」とか言うてはったので思わず「いやいやいやいや、今からお吉しはりますよ!幸四郎さんに殺されはりますよ!」と口を挟んでしまってそこから休憩時間ずっと舞台のお話で盛り上がる。80歳前後のおばさま方でそのうちお一人はなんと二代目猿之助さんも観たことあると(驚)。パッと見70歳くらいやったんでびっくりと同時にうらやましくなったわあ。

 そしてむっちゃ楽しみにしていた女殺。わがままなイヤ吉させたら天下一品の幸四郎さんに王道に優しい女形は久々に観たかも?の猿之助さん。こちらも結末はわかっているのに本当に手に汗握って観てしまって幕になったときはぐったり疲れていた。油で滑るシーン、笑いが起こるのだけれど私はどうしても笑えず、型が決まるところで拍手もできなかった。それくらい集中して観ていた。しかし猿之助さんの一挙手一投足ににじみ出る優しさ・丁寧さよ。目が離せないとはまさにこのこと。

真山青果 作

真山美保 演出

元禄忠臣蔵

一、御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)

徳川綱豊卿
富森助右衛門
中臈お喜世
小谷甚内
上臈浦尾
御祐筆江島
新井勘解由
     片岡 仁左衛門
     市川
     中村 壱太郎
     片岡 松之助
     上村
     中村
     中村

  二代目松本白 鸚
二、十代目松本幸四郎 襲名披露 口上(こうじょう)


幸四郎改め松本
染五郎改め松本 幸四郎
     坂田 藤十郎
     幹部俳優出演

近松門左衛門 作

片岡仁左衛門 監修

三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)

河内屋与兵衛
七左衛門女房お吉
山本森右衛門
芸者小菊
小栗八弥
妹おかち
刷毛の弥五郎
口入小兵衛
白稲荷法印
皆朱の善兵衛
母おさわ
豊嶋屋七左衛門
兄太兵衛
河内屋徳兵衛
染五郎改め松本 幸四郎
     市川 猿之助
     市川
     市川 高麗蔵
     中村
     中村 壱太郎
     大谷 廣太郎
     片岡 松之助
      橘三郎
     澤村 宗之助
     坂東 竹三郎
     中村 鴈治郎
     中村 又五郎
     中村


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# by tigersandcatlover | 2018-07-05 20:07 | 歌舞伎・文楽

雨のちカンパイ

 交流戦直後の土曜日のデイゲーム。土砂降りの雨で普通なら雨天中止になっても不思議じゃないくらいだったけどそれを覆す阪神園芸さんの素晴らしい働き。その技術を感嘆しつつ見ながら試合開始を待つ。
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 一時間ちょい遅れで何事もなかったかのようにプレーボール(とはいえ、外野の守備は足元が悪くて大変そうだった)。

〜6月23日 対広島戦〜

 先発は阪神;岩貞、広島;野村。一回表から四球のあと丸にツーランを打たれて出鼻をくじかれる。さらに5回にも丸にソロホームランで追加点。5回裏、陽川のツーベースなどで1アウト1・2塁になったところで岩貞の打順で高山を代打に出すも最悪のダブルプレー。こうなると継投がマズい最近の阪神は負けパターンの投手を出してリード広げられるんだよね〜と虎友と愚痴っていたら案の定で、代わった守屋が6回表に西川に3ランを打たれて万事休す。せっかく7回に陽川と代打原口のタイムリーで3点返したときには6回表のあの3点献上がなければなあ〜と振り返ることに。まあそのあとの継投も尾中はまあいいとしても、能見が四球連発で犠打で1点、さらにはトドメに9回には福永が下水流にツーラン、代打;松山に2点タイムリーを打たれて見事なくらいの完敗。

 いや〜もう清々しいくらいの負けっぷりと言うか、歯が立たない感じというかで気分は白旗かコールドゲームかってくらい。今季から始まった申告敬遠みたいに、申告敗戦してもええレベルやねえ、と虎友と悪態つきまくったのだった。この日は6位の中日が勝ったのでついにタイガースはヤクルトと並んでの最下位になってしまったのだったよ、とほほ。


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# by tigersandcatlover | 2018-06-24 09:09 | 野球(タイガース)

はるばる来たよ仙台〜

 はるばる仙台まで楽天戦を観に来た。

 以上!

 で済ませたい試合だったなあ〜〜。

〜6月17日対楽天戦〜

 先発は阪神;才木、楽天;美馬。阪神はヒット4本、エラー3つ(記録にはならないまでもへっぽこな守備が他にもいくつか)。銀次にツーラン、アマダーと藤田に連続ソロホームラン、敬遠満塁にしたあとにアマダー・藤田にタイムリー、とどんどん得点されていき、どちらも最後は淡白な試合運びになってきた・・・ところで7回裏で退散。疲れたわあ。

 で、疲れついでに、この日はなんと東北新幹線が車両故障で立ち往生したせいで全線不通。私は飛行機での帰宅だったが、同行の友人は5時間くらい遅れてようやく帰路に着いたというオチ付き。いろいろトラウマになりそうな遠征観戦になってしまったのだった。

 球場は素晴らしく気持ちよく、いろんな工夫もされてて(メジャーリーグを模していて)、楽しかったんだけどね!飲食物持ち込み禁止(カップに入れ替えとかもさせてもらえず没収)とか売り子さん不足で飲みたくても飲めない、ってのもまあ試合運びのまずさに比べたらご愛嬌だぜ、全く。
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悔しいから仙台駅の善治郎で食べた夕食の写真でもあげとくかw
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# by tigersandcatlover | 2018-06-20 14:01 | 野球(タイガース)

ワンピース歌舞伎大千秋楽

 再演&ロングランのワンピース歌舞伎の大千秋楽を観に名古屋は御園座へ。数え上げてみると10度目のリピートとなるのだなあ(松竹座1~博多座1~新橋4~松竹座3~そして御園座1)。すべての始まりだった新橋はスルーしてしまった(やや懐疑的だったので)のだが、松竹座で「よくわかんないけど楽しいー!(ちょっと混乱気味)」になり、博多座で「猿之助さん凄いー!」、新橋で「ケンケン応援せねば!」な気持ちからあの事故のこともあって「もっとケンケン応援せねば!!」、さらに松竹座で「猿之助さん可愛い♡ケンケン逞しい♡」、で御園座突入とあいなったわけ。

 楽しみで寂しい気持ちで名古屋へ向かう。真っ赤な御園座(トイレのドアまで真っ赤)はまるでルフィのために建てられたようだ・・・。
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 もうなんかねえ、感無量だよ。本当に。千秋楽独特の客席の空気(小さいお子さんの「ボンちゃん頑張って~」の蚊の鳴くようなけれどよく響く声)、全速力に駆け抜けたかと思うと感無量な表情のケンケン、この数か月でどんどんよくなっていった隼人くん新悟くん、逆にウルトラ安定のみっくん、声変わり途中の猿くん、右團次さんのいつもより熱い台詞回し、平さんの吹っ切れたような兄貴らしい演技、出演者全員一人一人頭を下げるカーテンコール、そしてシャンクスに自分の冒険のことを一生懸命子犬のように報告してるように見えたケンケンと猿之助さんの二人で並んだ姿(ああ、もっと書きたいけどきりがない)。

 歌舞伎ファンのすそ野を確実に広げた、まさにエポックメーキングだったこの作品。個人的にも2年ほど歌舞伎を観なくなっていてどこか冷めた気持ちだった歌舞伎熱がぐぐっと再燃した。特に若手の役者さんたちがすごく身近になって、古典で彼らが決して大きいお役ではなく出演しているのもしっかり見つけて応援するような身近な気持ちで観るようになったもん。あとから振り返ったときに、あの舞台からすべてが変わったよね、と言われるんじゃないかなと思うんだった。

 帰宅して、ふ~と一息ついて鞄の中身を出すときに、はらり、と紙吹雪が一枚床に落ちたのを目にして、ちょっと涙ぐんでしまった。いやはや、しばらくワンピロスになってしまいそう。

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# by tigersandcatlover | 2018-05-28 12:49 | 歌舞伎・文楽

今季初サヨナラゲーム

 今季初サヨナラゲームを観ることができた爽やかな5月の土曜日。始球式には懐かしの田淵幸一氏が。おいくつやったっけ?・・・とググったら70代になってはったんやね。星野監督のことを思い出してちょっとしんみり。
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〜5月26日対巨人戦〜

先発は阪神小野、巨人田口。一回表、初球からいきなり右中間ツーベースヒットを坂本に打たれて、亀井のタイムリーで先制を許してしまう。二回も大城のソロホームラン。前回観戦したDeNA戦の一点ずつのボディブローのような攻撃がトラウマになってるだけにいや〜なムード。しかしこの日のタイガースはちょっと違っていた。2回裏に大山〜江越〜梅野の三連打で追いつき、さらには3回は大山のタイムリー、4回は糸井の犠牲フライで2点リード。小野も尻上がりに調子を上げて来て継投で逃げ切れるかな?と甘いことを考えたらそこに落とし穴が。8回表、小野から変わった岩崎がツーアウト1塁までもってきたところに交代した桑原がなんとなんと長野にツーランを打たれてしまい振り出しに。こういうことがあるから野球って怖い・・・。が、そこからまたドラマが。8回を三者凡退に抑えた澤村が、9回はなぜか乱れて四球2つ。ここでこの日全く打てていなかった中谷の打順。てっきり代打かと思ったのだがベンチ動かずで、結果的にはその中谷の打球が少し弱いながらもレフトに抜けて行って、2塁ランナーの糸原がかなり暴走ぎみではあったがホームイン。こういうことがあるから本当に野球って・・・な試合になりました。
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# by tigersandcatlover | 2018-05-27 20:12 | 野球(タイガース)

いいとこなし、の二戦目

 前回は100点満点の試合だねえ~と気持ちよく六甲颪を歌ったのだが・・・。やはり虎ファンってえのは忍耐だなあと思った第二戦。

~5月16日 対DeNA戦~

先発は阪神が岩貞、DeNAが東。一回表、桑原ツーベース→ロペスのタイムリーであっという間に一点献上。その後も三回にはソトのソロHR、4回にはエラーがらみ+田中浩のタイムリー、5回・7回はロペスのタイムリー(なんか書いてて嫌になってきた)と着々と一点ずつボディブローのように点を取られてしまう。対するタイガース打線はほとんどチャンスらしいチャンスなく、8回終わったところでヒットわずか1本。唯一のもりあがりは9回裏の植田と糸井の連続ヒット。でもそこで福留が併殺打に倒れて、しゅるしゅるしゅる~と気分も萎んでゲームセット。

 ちゃんちゃん。

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# by tigersandcatlover | 2018-05-22 10:51 | 野球(タイガース)

切られの与三

 フィデリオのあと、タクシーに飛び乗ってシアターコクーンで17時開演の 切られの与三 へ。いやはや、我ながら酔狂ではある。5分遅れくらいで与三が登場する前に席に滑り込むことが出来た。

 コクーン歌舞伎は実は初めて。衣装や舞台化粧は歌舞伎で見得もあれば型もある。が、台詞はわかりやすくストレートプレイに近い。もちろん歌舞伎の型がきちんとある役者さんが演じているからこその気持ち良さもある。シンプルで遊びのあるセット、そしてジャズで奏でる音楽。いや~新鮮だなあ。
 
 七之助さん。与三郎で登場した時のなよなよした感じはさすが女形だもんねえ、だったのが、源氏店のあの台詞から、ぐぐっと男になるところで鳥肌立った。このがらりと空気をかえるのが、本当に巧いねえ。前もこういうので鳥肌立ったっけとあとから記憶をたどったら阿弖流為のときだったけな。そして後半、気弱なところも残しつつ高い声なのに太くなっていって、ああ与三の人生が声に出ている・・・と思った。

 梅枝くんは決してファムファタールって感じじゃないんだけど、だからこそのお富の怖さや弱さがリアルだったかな。

 忠助との再会~父親に扉越しにすがるところでもらい泣き。

 お富のところを最後に立ち去り、御用の縄をかけられつつ逃げて逃げて走って走って、そして最後に一人膝を抱えて、あの世なのかもしれないけれど、幸せな思い出をかみしめるように静かに優しくしみじみと、あの有名な源氏店での名台詞をもう一度語って終幕となる。救われない物語なのに、この後味の良い爽やかな空気はなんなんだろう?昼公演のフィデリオとはまるで真逆ってえのがなんとも面白い。こういう揺さぶられ方するから観劇はやめられないねえ~~。


しがねぇ恋の情けが仇
命の綱の切れたのを
どう取り留めてか 木更津から
めぐる月日も三年越し


~~~略~~~

よくまぁお主ゃぁ 達者でいたなぁ
(ここで幕)


瀬川如皐 作 「与話情浮名横櫛」より

木ノ下裕一 補綴

串田和美 演出・美術

切られの与三(きられのよさ)

与三郎
お富
伊豆屋与五郎
下男忠助
赤間源左衛門
おつる
小笹
海松杭の松五郎
観音久次
中村 七之助
中村
中村 萬太郎
笹野
真那胡 敬二
中村
中村 歌女之丞
片岡
中村


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# by tigersandcatlover | 2018-05-21 18:18 | 歌舞伎・文楽

フィデリオ@新国立劇場

 フィデリオ@新国立劇場の初日を観てきました。カタリーナ・ワグナー演出。となるといやまたいろんな意味で話題になるんやろうな~、一筋縄ではいかへんのやろうな、とちょっと心の準備をしつつ。

 過疎ブログとはいえ、ネタバレにならない程度に感想羅列。

・2層式の舞台、と思いきや途中せりあがってきて3層式。第一幕はほとんどその3階部分で繰り広げられるので一階前方列の観客はかなり首がしんどかったと思われる。私は2階席だったのでその点は助かったが。逆に二幕の終盤一階部分で物語が進むのだが、私の席からでも舞台奥は見切れていたので3~4階からはなにがなんだか、だったかも。

・一幕目冒頭はピンクの花だったり、お人形だったりの可愛らしい雰囲気でマルツェリーネの石橋さんが声量豊かで聴かせてくれて、なかなか微笑ましいシーンになっていた。

・フロレスタンのグールドさんが一幕からずっと2階部分の牢獄にいて壁にチョーク?で絵を描き続ける。お疲れ様ー!と言う感じ。けれど全く疲れたようすもウォーミングアップできない様子もなく、二幕のGott! Welch Dunkel hier! は鳥肌モノの素晴らしさ。いや~来てよかった。

・一幕終わった段階では、意外に素直な演出だな、と思った私が甘かったことを後で思い知らされるw

・レオノーレ序曲第三番。これあとで夢に出てきそう・・・。

・まさか、これで終わるの?もういっちょどんでん返しないの?、という一縷の望みを胸に、半ば緊張しながらラストまで突っ走る。

・やー、さすがカタリナ、後味悪い~~!

・開演14時で終演16時40分との掲示があったが、幕切れは16時55分くらいになってしまっていた。まあ初日だからね・・・。一幕は時間通りに終わっていて、二幕始まりが5分おしていたから結局二幕がゆっくりペースだったのかな。

と、なんかまとまりない殴り書きになってしまった。好き嫌いはあるだろうし、私も決して好きとは言えないけれども、個人的にはここ数年のことだけれどもドイツでのオペラ観劇を何度か重ねて多少の免疫はできた今、こういうのが日本で観られるってのはちょっと嬉しい。逆にドイツ的演出だからと手放しに喜ぶのも違うとは思う。好き・嫌いをはっきり表明してもいいし、わかった風なことをいう必要もない。後味悪いのに愉快、という相反する可笑しな気持ちで、次の観劇のためにブー響く中(日本のオペラファンがここまでブーを飛ばすのを聴くのは初めてかも?)、劇場をあとにしたんだった。

フィデリオ

作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

台本:(初版)ヨーゼフ・フォン・ゾンライトナー

(第2版の改訂者)シュテファン・フォン・ブロイニング

(第3版の改訂者)ゲオルク・フリードリヒ・トライチュケ

指揮:飯守泰次郎

演出:カタリーナ・ワーグナー


【キャスト】


ドン・フェルナンド:黒田博

ドン・ピツァロ:ミヒャエル・クプファー=ラデツキー

フロレスタン:ステファン・グールド

レオノーレ:リカルダ・メルベート

ロッコ:妻屋秀和

マルツェリーネ:石橋栄実

ジャキーノ:鈴木准

囚人1:片寄純也

囚人2:大沼徹


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# by tigersandcatlover | 2018-05-21 17:30 | その他の舞台


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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