Benjamin Millepied, Maurie Béjart @Opéra Bastille

 欧州内での乗り継ぎで色々痛い目にあってるので(シンプルなディレイはもちろん、霧や豪雨で空港閉鎖とか着陸したもののドアが開かないとか)出来るだけ帰国日には乗り継ぎしたくない・・・ってんで、前日にパリに飛ぶことにして(って前日と言ったってトータル2泊なんだけどさ)さくっとバレエ鑑賞。

 前半のDaphnis et Chloé。黒い衣装の男の子(アリュくんらしい)と白い衣装の女の人がよかったわ〜、と素人目線。
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 後半のボレロ。メロディはバレエクラスタさんたちが絶賛するマチアス・エイマンくんではなかったけれど、やっぱり素晴らしい作品。アマンディーヌさんは熱さみたいなものは感じなかったけれどその分クールで清廉な感じで巫女のように見えた。それとなんといってもリズムの男性達の色っぽさよ。
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Daphnis et Chloé
Daphnis•Germain Louvet
Chloé•Valentine Colasante
Dorcon•Marc Moreau
Lyceion•Léonore Baulac
Bryaxis•François Alu

Boléro
Soliste•Amandine Albisson
Danseurs principaux•Florian Magnenet•Arthus Raveau
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# by tigersandcatlover | 2018-03-29 19:43 | 18/ベルリン・パリ

Tristan und Isorde@Berlin Staatsoper Unter den Linden

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 海外でちょろちょろ観劇するようになってから一度は入ってみたかったBerlin Staatsoper Unter den Linden。2011年末にベルリンへいったときは改装工事まっただ中でシラー劇場へ行ったんだっけ。当初は2010年から3年間の改装工事とアナウンスされていたはずだったんだけれど、延期延期で結局ようやく今シーズンからのリニューアルオープンということで、念願叶って行ってまいりました。
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 中は適度にゴージャスに適度なサイズ。大きすぎず小さすぎず(だってやっぱりMETとかバイエルンは大き過ぎるよなあ)。

 演目はバレンボイム振るトリスタンとイゾルデ。シャーガーとカンペ。鉄板。

 演出は例によってのドイツ演出。今回はマフィアかなんかのボス(マルケ王)とその片腕(トリスタン)みたいな。舞台の一番手前に薄い幕がかかっていて時折そこに過去の映像が映し出される(その間舞台の上はストップモーション)というもの。なので微妙に舞台上に紗がかかったみたいに見えた。

 シャーガーのトリスタンは、声も演技もハイテンションでまるでドラッグ中毒のよう・・・。1幕の媚薬飲んだ後もイゾルデとゲラゲラ笑って床に転がりまくったりするし。2幕最後ではメローに首を締められそうになるけど怪我をするわけでもなく、なのに3幕の弱り方は薬の禁断症状か?。で飲まず食わずで脱水になってるところにイゾルデが来るってんでコーフンして心筋梗塞起こした??な絶命の仕方で、笑っちゃいけないのにちょっと笑いのスイッチが入りそうになって困った。そーいやテンションあがって椅子を壁に投げつけたらそのままぐさっと壁に突き刺さってたけどあれはたぶん偶然だよな(思い出しニンマリ)。イゾルデとブランゲーネの関係性もちょっと謎な感じではあったな~。上から目線のブランゲーネ(最後はマルケ王とできちゃったの?)に嫉妬深いイゾルデ。

 目からの情報は終始そんな感じなのに歌をはじめとした音楽は至福。疲れも相まってか3幕イゾルデの 愛の死 ではほろほろとしてしまったほど。去年のバイロイトのマイスタージンガーのときも思ったけど、耳と目が別々に情報を処理してあとからいろんな解釈をああだこうだと反芻する。まるごと全身その世界に入ってしまうオーソドックスな読み替えなしのオペラが基本好きだけれども、こういうオペラの楽しみ方もあったんだね。
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 あと、これは時々素人発言的に書いてるけど、眠くならないオペラは指揮とオケが自分に合ってるとき、ってのがあって、この日はかなりのハードスケジュールで到着後すぐに観劇する憂き目となったんだけれども、ほとんど眠くならなかったことも自分メモしとく。
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(ちなみにこんな席。これじゃあ眠くなりようがないか・・・)

MUSIKALISCHE LEITUNG;Daniel Barenboim

TRISTAN;Andreas Schager
KÖNIG MARKE;Stephen Milling
ISOLDE;Anja Kampe
KURWENAL;Boaz Daniel
MELOT:Stephan Rügamer
BRANGÄNE;Ekaterina Gubanova
EIN STEUERMANN;Adam Kutny
STIMME EINES JUNGEN SEEMANNS, EIN HIRT;Linard Vrielink
TRISTANS MUTTER;Kristin Becker
TRISTANS VATER;Mike Hoffmann
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# by tigersandcatlover | 2018-03-27 13:21 | 18/ベルリン・パリ

三月大歌舞伎~夜の部

 ニザ玉祭鑑賞目的で切符とったはずなのに、気づいたら白糸に塗りつぶされていた・・・みたいな三月大歌舞伎夜の部鑑賞メモ。

 ついこないだ博多座で観たばかりの於染久松色読販のうち、サブストーリーのようなお六と喜兵衛のハナシのみを切り取った一演目め。小梅莨屋のニザさまの悪さムンムンの見栄と瓦町油屋の玉様の悪い女ぶりを別々に堪能する、みたいな感じ。

 神田祭はもうね~国宝ものだわ。絵になるとはまさにこのこと。大人の色気たっぷりで眼福眼福。ただ一演目めのときも思ったけれど、花道を下駄で歩く玉様のおみ足がちょっと痛そうに見えて、お大事にしてくだせえ~って心の中で叫んじゃった。

 さて、問題(?)の滝の白糸。いろいろ細かくはあるけれども、私はとにかく引き込まれて観ていた。引き込まれ過ぎて最後が本当に辛くて、欣さんの法廷での語りで松也くんのほうを正視できなかった。終演後、近くに座ってはった老紳士が「宝塚ならこのあと天国で結ばれて後味よく帰れるんだけどなー」と言うてて、たしかに!と頷くなど。そんなわけで、脳内でドライアイスの中でマツヤとかずくんをラブラブさせて気持ちを静めて座を後にした。そんな感じだったのであとから 法廷内の人たち、どこから、あ!こいつが白糸のイロか、と気付くのかちゃんと観察したらよかった、と後悔(聞くと歌六さん以外は徹頭徹尾無反応な感じだったらしい。それはそれで歌舞伎らしいといえばそうだが)。

 で、なんでこんなに辛かったんだろう、舞台を正視できないくらいにこちらが居心地悪くなってしまったんだろうと、帰宅してからようやく原作である「義血侠血」を読んで、なるほど少し合点が行く。原作の酔狂だったりあっけらかんな部分があったり、ややもすると子供っぽくて愚かしいくらいのトモに比べて歌舞伎ではウエットで大人の女寄りなんだな。3幕の強盗後はああするほうが共感されやすいんだろうけど、原作から変えるなら橋のシーンもウエットにしないと違和感がでちゃう気がした。逆に三幕をあのままでいくなら橋のシーンはもっとラブラブな感じ、切ないドギマギする感じがあれば、キャラ的に整合性があったかもしれない。松也くんの欣さんは、わざと心が読めないようなあっさりした感じにしてるんだろうけれど、それだけに余計にやるせない。もうお金いらないよ~金沢に帰るよ~ってあんたが一言いえばややこしいことにならなかったのになにエラそうに正義かざして説教してるん!?とか思っちゃって。

 そんな感じで土曜日からずっとこの作品についてあれこれ考えを巡らせている。これもまた観劇の醍醐味。

四世鶴屋南北 作

渥美清太郎 改訂

一、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)

小梅莨屋の場
瓦町油屋の場
土手のお六
山家屋清兵衛
髪結亀吉
庵崎久作
油屋太郎七
鬼門の喜兵衛

玉三郎
錦之助
坂東亀蔵
橘三郎
彦三郎
仁左衛門

二、神田祭(かんだまつり)

鳶頭
芸者
仁左衛門
玉三郎

泉 鏡花 作

坂東玉三郎 演出

三、滝の白糸(たきのしらいと)

滝の白糸
村越欣弥
南京寅吉
松三郎
桔梗
裁判長
郵便配達夫
お辰
おえつ
青柳太吉
春平
壱太郎

彦三郎
坂東亀蔵

吉之丞
寿治郎
歌女之丞

調


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# by tigersandcatlover | 2018-03-12 13:02 | 歌舞伎・文楽

マイケル・ボール&アルフィ・ボー コンサート

 ミュージカルファンなら名を知らない人はいないであろう、のマイケル・ボール&アルフィ・ボー来日コンサートへ行ってまいりました(それも二回w)。一人ずつでも十分客が呼べるであろう二人がタッグを組んでイギリス国内のみならずワールドツアーをしている演出そのままに持ってきてくれるというのが、なによりありがたい。そしてこの二人、これまで動画サイトで二人が出演するテレビ番組なんかを観ていると、いたずらっ子弟アルフィーにあったかいユーモアのお兄さんマイケルという兄弟みたいな感じで本当に仲が良い。そして声は人を表すというかなんというかで、歌声のハーモニーも少し硬質で力強いアルフィーにおおらかに柔らかいマイケル、と同じ高音域の声なのにお互い補い合い・高めあう如くで、要するに相性ぴったりなんだった。

 ここ数年鑑賞したミュージカルスターたちの繰り広げる来日コンサートの中でも出色の出来の完成度の高いコンサートだったわあ。これはキャリアの違いか、はたまた呼び屋の大人の事情の違いか。

 どれもこれも素晴らしく惹きこまれたけれど、一番脳天ガツンと来たのはマイケルのゲッセマネ。泣いたわスタオベしたわ、一日目終わった時にまたゲッセマネ聴ける!二度観ることにしてよかった!!と心から思ったわ。

 一度目は生声がしっかり聴こえるような席で、二度目は少し後ろの端の席で。となると二度目は音響のあらがどうしても耳についてしまって困った、のもメモしとく。


Somewhere
Tonight
Once in my Life
You’ll be back
Music of the Night
Anthem (二公演目はNever say goodbyeに変更)
Tell me it’s not true
Not while I’m around
The Rose
Hero
A thousand years
He lives in you
You’re the voice

Stairway to Paradice
My shadow
New York New York
007 メドレー
Keep me in my heart (Alfee)
Run(Alfee)
Gethsemane (Michael)
Love Changes Everything(Michael)
Les miserables メドレー
The prayers
Wham!メドレー

自分ツイをコピペ)

生声しっかり聴こえるかぶりつき席だった幸運を差し引いてもむちゃんこ楽しかった幸せやったー!特にスタオベ&ショーストップかかったマイケルのGethsemaneは今思い返しても涙でるわ…

しかしノリのいい2人にしっかり応える観客だったなぁ。ミューファン大集結、みたいな。そりゃそうか。手拍子はもちろん、ライト振ったり、レミメドレーでは歌冒頭拍手出たり、アンコールのワム三連発のときは彼らが着てるTシャツを着た熱烈ファンの方々もいた。

B2二公演め。曲の説明が増えてたのや、三色旗のかわりにリトコゼの絵、anthemが省略されたかわりにサンセットのnever say goodbyeが、などのマイナーチェンジあるも昨日とほぼ同じ。客席のノリは冒頭から全開!楽しかったー!今日帰らなあかんのが残念なような満足なような。

耳が繊細じゃない私が聴いてもオーヴの音はホンマあかん。初日生声では聴き取れた歌詞が2日めは3分の1くらい聴こえてこなかった…あの2人でこれだったら他は推して知るべしで、ミュージカルで歌詞聞こえないって致命的じゃなかろうか?
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# by tigersandcatlover | 2018-02-28 10:38 | ミュージカル

花形歌舞伎@博多座

 日帰り博多座マラソン。

 磯異人館はハリソンさんがどうしても笑いを抑えることができなかったけど、後半の橋之助くんの演技に惹きこまれた。転げまわりかたが上手!(褒めてます)。マツヤくんの五代がすんごくいい役おいしい役。ちょんまげにスーツ着てもかっこいいって稀有なことじゃなかろうか。

 お染の七役。ごめん・・・凄く・・・眠かった。いや、早変わりは見事で特にお六のいけず~な感じとおみっちゃんのキュンキュンしてるところはしっかと目が覚めてたんだけどあとがちょっと・・・。こういう早変わり演目ってそれ自体が目的化されちゃって物語自体にすごく魅力があるわけではない(暴言)からかもなあと自らの不調法を棚に上げて思ったりする。

 そしてこの日の個人的メインはマツヤくん知盛。いや~よかった(語彙貧弱ぅ)。花道で傘さして登場からして恰幅良くて横から見た姿がカコイイ!そして何よりあの変幻自在な声の演技。どーしよ、惚れるよ。今こういう役出来る中堅が他に思い浮かばないくらいによかった。塗りつぶされた。義経を七之助が演るのもまた贅沢でキリッと締まって素晴らしかったなあ。

 が、実はこの大物浦くらいからどんどん熱っぽくなってしまい・・・終了間際には目が潤んできて、マツヤ知盛に身も心もやられたってのを差し引いても身体が異常事態宣言を出したため、鰯売りはパスしてここでリタイア。いやでもむっちゃ充足感あったからええとする。そしてどうやら脱水疑惑で、帰りの新幹線で給水~爆睡したら身体は随分楽になり、翌日は全く普段の体調に戻ったのだった。ってやっぱりマツヤ熱だったのかもな~。

 この日の午前・午後公演。2時間超の演目二つあってそれだけでもしんどい上に、一部と二部のあいだが30分しかないのだった(とはいえ、お染の七役は少し巻いていてこの日はあいだが40分ほどあった)。演じるほうも大変だけど、入れ替え誘導するスタッフ、ひいては二公演観るお客さんも大変。まさに博多座マラソン、いや時間的にはもはやトライアスロンだ。

昼の部

指宿大城 作(明治百年記念演劇脚本)

田中喜三 脚色

福田善之 演出

一、磯異人館(いそいじんかん)

岡野精之介
五代才助
琉璃
岡野周三郎
加代
ハリソン
松岡十太夫
中村 橋之助
尾上
中村 児太郎
中村 福之助
中村
片岡
市川 門之助

四世鶴屋南北 作

渥美清太郎 改訂

今井豊茂 補綴

於染久松色読販

二、お染の七役(おそめのななやく)

浄瑠璃「心中翌の噂」

油屋娘お染
丁稚久松
許嫁お光
後家貞昌
奥女中竹川
芸者小糸
土手のお六

鬼門の喜兵衛
石津久之進
佐々木源八

船頭長吉
油屋多三郎/女猿廻しお作
千寿姫
成田大膳
   奴三平
腰元お勝
庵崎久作
山家屋清兵衛
中村 七之助

中村 勘九郎

尾上
坂東
中村 児太郎
中村 橋之助
中村 福之助
中村
片岡
中村

夜の部

一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

渡海屋
大物浦

渡海屋銀平実は新中納言知盛
源義経
相模五郎
入江丹蔵
武蔵坊弁慶
女房お柳実は典侍の局

尾上
中村 七之助
中村 勘九郎
中村 橋之助
片岡
中村

三島由紀夫 作

二世藤間勘祖 演出・振付

二、鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)

鰯賣猿源氏
傾城蛍火実は丹鶴城の姫
博労六郎左衛門
傾城薄雲
傾城春雨
傾城錦木
庭男実は薮熊次郎太
海老名なあみだぶつ
亭主
中村 勘九郎
中村 七之助
尾上
坂東
中村 児太郎
中村
中村 橋之助
片岡
市川 門之助


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# by tigersandcatlover | 2018-02-06 12:07 | 歌舞伎・文楽

諸神的黄昏@HKG

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 昨年のジークフリートに続いてZweden率いる香港フィルによるGötterdämmerungを聴いて参りました。またしても一泊三日、すなわち土曜夕方出発して月曜朝帰国〜そのまま仕事という無謀なパターンにて。

 当初はそこまで熱烈に行きたい!と思ってなかったんだけれども、チケット発売から少ししてやっぱり行くか〜てなノリで購入したので端っこ席しか残っておらず、真横から聴くような形になってしまった。こうなるとどうしても歌手の声が前に出てこない。しかも少々二階席の屋根が被ってしまうために音響もやや落ちる。・・・のだが!まーあ、そういうハンディなぞなんのそのの演奏だった。逆に歌手が前面に来ない分、オケの音中心で聴けてこれまでと違う感覚だったというのもあるかもしれない。

 とにかく一番引き込まれたのはバークミン演じるブリュンヒルデ。ああ、リングってブリュンヒルデの物語なんだなあと思わせれるくらいに。ショートボブでそれほど大柄ではない体格からどうやってあんな声が出るのだろう?最後の最後までスタミナ切れることなく声の演技だけで(私の席からは姿はあまりよく見えなかったのだった)情景が浮かんでくるようだった。

 それに対して七三分けの60年代アメリカホームドラマの主人公みたいなルックスのブレンナ氏はコンサート形式なんだけどずっと細かい演技をしていて面白かった。他のキャストはあまりそれに呼応してなくて一人でわちゃわちゃ動いていたってのもあるけど。声が軽いかな〜と思っていたけれど三幕後半のクライマックスあたりからはぐぐっと重い声に変わって、あ、前半は能天気なジークフリートを声で演じていただけだったんだ、とあとから気付くなど。

 ハーゲンのエリックさんは少々しんどそうに半分くらい椅子に座っての出演だったけれど、歌声は全くしんどそうな気配も見せず。バークミンさんの次に大きい拍手を受けていた。

Conductor Jaap Van Zweden

Siegfried; Daniel Brenna
Gunther; Matias Tosi, Shenyang
Alberich; Peter Kalman
Hagen; Eric Halfvarson
Brünnhilde; Gun-Brit Barkmin
Gutrune; Amanda Majeski
Waltraute: Michelle DeYoung
First Norn; Sarah Castle
Second Norn; Stephanie Houtzeel
Third Norn; Jenufa Gleich
Woglinde; Eri Nakamura
Wellgunde; Aurhelia Varak
Flosshilde; Hermine Haselböck

 数少ないワグナー実演観劇で、なぜだか一番数聴いてるのが神々の黄昏ってことになってしまっているのだけれど、ようやくミュージカルでリピートしてる作品のように物語が・旋律が自分の中に染み込んで来た気がする。次はいつ観れるだろうな〜。



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# by tigersandcatlover | 2018-01-27 21:05 | その他の舞台

新春浅草歌舞伎

 成人式連休になってようやく初詣。
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 と言ってもメインの目的はお詣りではなくて、浅草公会堂での花形歌舞伎なんだった。
 
 新春浅草歌舞伎というと亀ちゃんが出演していた頃に一度行ったなあ~何年前だったかと拙ブログを遡ってみると2012年だったわ・・・(→そのときの日記 なんと中村座とのハシゴ観劇だった)。当時子役除いての最年少だった隼人くんのご挨拶を初々しいなあと思ってみていたんだっけ。その彼が真ん中を張るようになっての公演だからまあ年月にともなう世代交代を感じちゃうなあ~。

 舞台の印象メモ。

 米吉君のご挨拶、まるで高座w電車で来てこのへん歩いてると人形焼もっていき~とか声かけられるという話とか銀座浅草線?の高麗屋車両について。

 鳥居前。隼人君、声がうらがえっちゃうところなんかは少し笑ってしまったけれど花道上での横顔の美しさよ。

 忠臣蔵。松也くんとみっくんの駆け引きは途中ちょっとスイマーが・・・。いやでも松也くんはまるでゲスト出演のような重鎮のムードを醸し出していたなあ。ただ綱豊が冒頭から真面目なのに磊落してる振りが見えすぎてて、もちろんそれが彼の綱豊なんだろうけど、物語の先が読め過ぎちゃうのが難かしらね~。ってエラそうな感想。まあ歌舞伎は基本ネタバレ万歳な世界だからこれはこれでもちろんよいのだ。これ前誰で観たっけ?と思ってブログ読み返すと梅玉さんと中車さんやったんやわ。

 後半の挨拶は種之助くん。あいさつに続いての三番叟。どうしてもこの演目は亀ちゃんの見事な人形っぷりが今も目に焼き付いてるので分が悪い。

 引窓。今回の公演でもっとも惹きこまれたのはこれ。なんなのなんてかっこいい長五郎なの?な松也くん。いや~もっていかれました。彼は本当に声の演技がいいな好きだな。そして歌昇くんの愛嬌たっぷりの与兵衛よ。米吉お早との細かいアドリブなんかも可愛らしくて、やっぱりこの夫婦役はこれくらいの若い役者が演じるとリアルだねえ。

 京人形。初見。うむ(で終わっちゃいかんw)。

 浅草寺でお詣りして亀十で松風買って、梅園で粟ぜんざい食べて、小柳の鳥重を幕間と一部二部の間に半分ずつ楽しむ(どれもお友達にご指南いただいた食の楽しみ方)。なんか浅草ええやん、楽しいやん。
 

 第1部

  お年玉〈年始ご挨拶〉中村米吉



一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

鳥居前

佐藤忠信実は源九郎狐
源義経
静御前
逸見藤太
武蔵坊弁慶
中村
中村 種之助
中村
坂東 巳之助
中村

真山青果 作

真山美保 演出

二、元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)

御浜御殿綱豊卿

徳川綱豊卿
富森助右衛門
御祐筆江島
中臈お喜世
上臈浦尾
新井勘解由
尾上
坂東 巳之助
坂東
中村
中村 歌女之丞
中村 錦之助

第2部

  お年玉〈年始ご挨拶〉中村種之助



一、操り三番叟(あやつりさんばそう)

三番叟
千歳
後見

中村 種之助
中村
中村
中村 錦之助

双蝶々曲輪日記

二、引窓(ひきまど)

南与兵衛後に南方十次兵衛
女房お早
平岡丹平
三原伝造
母お幸
濡髪長五郎

中村
中村
坂東 巳之助
中村
中村 歌女之丞
尾上

銘作左小刀

三、京人形(きょうにんぎょう)

彫物師甚五郎
京人形の精
娘おみつ実は義照妹井筒姫
女房おとく
奴照平
坂東 巳之助
坂東
中村
中村 種之助
中村

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# by tigersandcatlover | 2018-01-25 12:07 | 歌舞伎・文楽

Dear Evan Hansen

 幸せなリピート(→前回の日記)。
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 前回の年末年始に、トニー賞有力候補と友人に教えてもらってなんの予備知識もなく観て前半から涙が止まらなかったこの作品。前評判通りに作品賞・主演男優賞など最多6部門を取ったわけだけれども、その後何度も音源を聴いて、もう一度観たい欲が高まっての観劇となりました。ベンは残念ながらエヴァンの役を降りてしまったけれど、その他のキャストはまだほとんど去年のまま。

 現エヴァンのノア君。素晴らしいし、むしろベンより演技と歌の差がなく繋がってる感じがリアルだった。だが、あのベンが歌い始めた瞬間のエヴァンのおどおどした殻が霧が晴れるようにとれて彼の内面の透明感みたいなのがふわぁっと現れるゾクゾク感みたいなのはなかったな。あれはベンの個性なんやろな。

 ゾイのローラさんは去年より少しふっくらしてティーンエイジャーという感じが少なくなっていたけれど、声に厚みが増していた。そしてやっぱりお母さん達。もうね、So Big/So Smallでは Is there another truck~の始まりくらいでパタパタと涙が垂れてしまった・・・。前回はエヴァンの孤独にばかり目が行ってそこが泣きポイントだったんだけど、今回はお母さん達に感情移入しまくったわあ。子供を産み育てた経験が無くてもこんなんだから、さぞかしリアルお母さん達は胸ぐらを掴まれるような作品なんではないだろうか。

Cast
Evan Hansen; Noah Galvin
Heidi Hansen; Rachel Bay Jones
Connor Murphy; Mike Faist
Cynthia Murphy; Jennifer Laura Thompson
Zoe Murphy; Laura Dreyfuss
Larry Murphy; Asa Somers
Alana Beck; Kristolyn Lloyd
Jared Kleinman; Will Roland
 

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# by tigersandcatlover | 2018-01-24 14:39 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY

Miss Saigon

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 2018年観劇始めはミス・サイゴン。あまりの素晴らしさにリピートしてしまった25周年のロンドン公演のHDのときのキム・エンジニア・クリスが出演しているということ、元日に公演があるということでめでたく観劇リスト入り。

 がが、プレイビルに不幸の白い紙が…なんとエンジニアがジョンジョンではなかった・・・。が!やはりこの作品はキムがキモ。エヴァちゃんキムはさらにさらに良くなってた。特に後半の母になってからの演技は瞬間瞬間目が耳が離せないほど。クリスとの相性も素晴らしくもう他のミスサイゴンでは満足できなくなりそう。

 東洋人である個人的な見方としてはトゥイの死に際がどんな風かでこの物語の感動がいつも変わってくるんだけど、この日はキムに手を差し伸べるようにして倒れて行き、その手を両手で握りしめて号泣するキムでまずは落涙。こうなるともう泣きスイッチがしっかり入ってしまって、キムがホテルの部屋でエレンと対峙するところでは嗚咽をこらえなければならないくらいになってしまったわ〜。まさに滂沱の涙。
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Cast
The Engineer; Billy Bustamante
Kim; Eva Noblezada
Gigi; Dorcas Leung
John; Nicholas Christopher
Chris; Alistair Brammer
Thuy; Devin Ilaw
Ellen; Katie Rose Clarke



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# by tigersandcatlover | 2018-01-23 12:19 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY

Tosca


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 5年前から毎年年末にNYへ来させてもらってるんだけど、その毎回楽しませてもらっているMETのガラで、2017年の観劇ライフも締めくくることができました。

 予定されていた指揮者やら主要キャストやらがほぼ全員交代してしまったというこの作品。もちろん残念な気持ちもあったけれど、その代役たる主役二人が今がまさに旬の歌手と言うこともあり、大大満足な一夜でありました。

 印象的だったのは観客席の反応。冒頭幕が上がって舞台の全景が見えたとき、主役二人が初めて登場する各シーンに暖かい拍手が。まるで歌舞伎か宝塚のようでニンマリ。度重なる出演者の変更、前回のプロダクションの演出、さぞや忸怩たる思いがあったのだろうなあ。もっと単純で素直な拍手だったかもしれないけれど。

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 もーう、可愛い可愛いグリゴロくん。トスカがやってきたときに教会の聖水で顔を洗って濡れた手を髪で拭いて・・・で客席から大きな笑い。こういう演技にキュンとさせられるのは彼ならでは。ヨンチェバとの相性もばっちり。アンコールのときに台の下に引っかかった客席からの花束を手を伸ばして取ってヨンチェバに渡していてさらに萌えたわ~。彼の全幕ものはマノン、ロミジュリ、そして今回のトスカと三回目。前2作もイタリア人テノールらしい明るくスコーンと抜ける声にメロメロっとなったけれど、今回が一番キャラに合ってたと思う(それとも少し声が変わったのかも)。彼のイタリアオペラをもっと聴きたいわあ。ちなみに今回が初役だったとのこと(ROHで今後歌う予定にはなっている)。

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 初役といえば、ヨンチェバもそうだった。2017年5月のミュンヘンで彼女のヴィオレッタを全く予備知識なしで観て、うわーーーー!と思って他の役もぜひ観たい!トスカとか似合いそう~~と思っていたところだったので交代で彼女の名前が出たときは嬉しかったなあ。当初は同じときにかかっているフィガロの伯爵夫人にキャスティングされてたところからのスライド登板だったのだけれど、そりゃ~トスカ受けるでしょう!だよね。ヴィオレッタのときはアルフレートとの声のボリュームに差がありすぎて(ヴィオレッタ>>アルフレート)気になってしまったのだけれど、グリゴロくんとだと全くそういうこともなく、ただルチッチとのやりとりではまたしてもヴィオレッタ>>>スカルピアになってしまってて2幕の緊迫感が薄らいでしまったのだけが難だったかも。

 生舞台っていうのは予定されていたキャストが全員そろってっていうのは本当に難しいんだなあとここ数年痛い目に合って身に染みてわかっているのだけれど、交代で物足りないとかちょっと寂しいとか全く思わない舞台は珍しくも嬉しい誤算。それもまた観劇の醍醐味ってことですわね。

Tosca...................Sonya Yoncheva
Cavaradossi.............Vittorio Grigolo
Scarpia.................Zeljko Lucic
Sacristan...............Patrick Carfizzi
Spoletta................Brenton Ryan
Angelotti...............Christian Zaremba
Sciarrone...............Christopher Job
Shepherd................Davida Dayle
Jailer..................Richard Bernstein
Conductor...............Emmanuel Villaume
Production..............David McVicar
Designer................John Macfarlane
Lighting Designer.......David Finn
Movement Director.......Leah Hausman



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# by tigersandcatlover | 2018-01-22 18:01 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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