The Band's Visit

 今回滞在中唯一の雪の日。でもどうせインドア活動だからねw
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 てことで三本目はこちら。
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 2018年トニー賞に絡む可能性ありという作品。2007年のイスラエル映画:邦題「迷子の警察音楽隊」を舞台化したもの。映画のDVDを友人に借りて、なんともほんわかした気持ちになった勢いでチケットを買った。

 ただ舞台への感想はちょっと辛口。物語はエジプトの警察音楽隊がイスラエルでの招待公演に出演すべくやってきたものの、出迎えもなく自力で目的地に行こうとしたところ、街の名前を間違えてバスで砂漠に囲まれたホテルもないような小さな町に辿り着いてしまい、そこで市井の人に一夜の宿を借りるというもの。映画ではその町の佇まいというか、砂漠や空港のがらーんとしたヒト気のないところに警察の制服をかっちり着た音楽隊が紛れ込むというミスマッチな可笑しさがツボなだけに、その「なにもなさ」を表現するのに舞台というのはかなりハンディだなあと思った。それはミュージカル版プリシラで感じたときの物足りなさに似ていて・・・。そんなわけで、ちょっぴりスイマーに襲われてしまった。

 素晴らしかったのはアンコールがわりの民族楽器なども使っての生演奏。

Dina; Katrina Lenk
Tewfiq: Tony Sharhoub
Itik; John Cariani
Haled; Ari'el Stachel
Camal; George Abud
Papi; Etai Benson
Telephone Guy; Adan Kantor
Avrum; Andrew Polk
Elger; Bill Army
Julia; rachel Prather
Sammy; Jonathan Rativ
Anna; Sharone Sayegh
Iris; Kristen Sieh
Simon; Alok Tewari
The Band; Ossama Farouk, Sam Sadigursky, Harvey Valdes, Garo Yellin



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# by tigersandcatlover | 2018-01-15 20:09 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY

Sweeney Todd

 二本目はこちら。
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 去年観劇した友人に薦められていくことにしたオフブロードウェイのこの舞台。Barrow Streetに面した小さな公民館みたいなスペースをラヴェット夫人のパイショップに見立てて100席ほどの観客を入れてという贅沢さ。ホールに入っただけでもうわくわくしてくる。
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 とにかく演出が面白いから観て!というのがその友人談だったのだけれど、さもありなん。客席がパイショップの食卓になっているので開演前にそこでパイが食べられたり(全席で食べられるわけではないのと公演チケットを買うときに申し込んだ人のみに対応。ちなみに私はホリデーパイを注文)、出演者がテーブルの上に乗って歌ったり、観客の頭を撫でたり(毛生え薬のシーンで該当男性客たちの頭を触りまくっていたw)、はたまた客の首にスイニーが布を巻いたり・・・。客席がそのままステージと融合してしまうさまにガラスの仮面の「忘れられた荒野」のある週の演出を思い出した。もちろん生歌。演奏はピアノとクラリネットとヴァイオリン(あとはスプーンや食器を叩く音にもちろんあのピーッと不吉な笛の音!!)

 出演者は10人ほど。すでに初演からはキャスト変更後ではあったのだけれど、ファントムで有名だったヒュー・パナロがスイニーを、パレードでオリジナルキャストを演じたキャロリー・カーメロがラヴット夫人がキャスティングされていたのだが、この日はラヴェット夫人とトビーが代役。けれどけれどそんなことは全く不満に数えあげる必要もないほどに素晴らしい観劇体験でありました。
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 今もし、いろんな舞台を一通り観てしまっている友人に「NYに行くんだけど何かおすすめの舞台はない?」と訊かれたら、私も前述の友人のようにこの作品を推すに違いない。間違いなくこれまでしたことない経験ができますよ、と。席は必ずパイの食べられるテーブル席にしてね、と申し添えて。


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# by tigersandcatlover | 2018-01-12 13:08 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY

Springsteen on Broadway

 嬉しい恒例となっている年末年始のNYへのエンタメ旅へ行って参りました。去年はオペラ中心でBWは1本だけだったのだけれど、今年は逆にオペラ1本にミュージカル5本という内訳となりました。隙間が空いてるのはプレイビルを貰い損ねてしまった作品(私が帰国したあと観劇する友人に私の分も貰って来てもらいましたw)。
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 聴き入ったりびっくりしたり少しうとうとしたりw泣いたり泣いたり泣いたり、のどれも素晴らしい作品でああやっぱり私は生の舞台が好きだなあ、と実感しましたよ。

 さて、到着日に観た一本目はBossたるスプリングスティーンの舞台。複雑なチケット争奪戦を勝ち上がって友人が取ってくれた敢えての天井桟敷席はこんな眺め。まわりは我々と同年代くらいのおっちゃんたちで一杯。もう待ちきれない、とばかりのわくわくムードにこちらまでドキドキしてくる。
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 当初この公演のアナウンスを聴いた時はアコースティックコンサートということだけだったので、正直どんな感じになるのか予想できていなかった。彼が普段コンサートをする会場に比べたらぐっと狭いBWの劇場での公演ということでなんて贅沢なことだろう、というくらいの認識だったし。で、始まってみると、休憩なし2時間超の濃密な彼の人生語りだった。まるでブルース版ヘドウィグのよう。歌っている時間は半分くらいで残りは語りなのだけれど、それがまるで歌うようなリズムで心地よい。最初はどういう方向性にいくのか分ってない上に英語がすんなり頭に入ってこなくて入り込みにくかったが、彼の父親の話に至るところあたりからはすとんと彼の人生に伴走している気分になった。そしてなんと言ってもあの声!あの少し掠れたセクシーな声で節をつけるように語る様はまるでオペラのレチタティーヴォを聴いているようだった。

 たった1人で、ギターにピアノにハーモニカを駆使してのアコースティックな弾語りで時折マイク外しての生歌。同じ空間にいることに感謝という彼の言葉が沁みたわぁ。



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# by tigersandcatlover | 2018-01-08 09:39 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY

2017観劇記録

恒例の今年のエンタメ羅列。去年から年末休みに入る前までで区切ることにした。リピートも入れてのべ51公演と過去10年と同じペースでありました。

今年は去年にも増して歌舞伎をかなりしっかり観たかなあ。映画でも舞台でも観だすと次が気になって続けていっちゃうんだよねえ。そして今年はクラシックコンサートが減ってる。一つが増えれば一つが減るのはやはり枠問題ということなんだろう。それは時間的な枠というのもあるけど、心とお財布の枠ということだね。

<ミュージカル>
ノートルダムの鐘(四季劇場秋)
アラジン (四季劇場海)
ノートルダムの鐘(京都劇場)
ヘドウィグ&アングリーインチ 来日公演(シアターオーヴ)
ビリーエリオット(梅田芸術劇場)
4stars (梅田芸術劇場)

<歌舞伎>

二月花形歌舞伎(松竹座)夜の部
博多座二月花形歌舞伎(博多座)昼・夜
三月大歌舞伎(歌舞伎座)昼・夜
旧金毘羅大芝居(金丸座)昼の部
四月大歌舞伎(歌舞伎座)昼・夜
五月花形歌舞伎(松竹座)昼×2・夜
六月大歌舞伎(歌舞伎座)夜の部
七月大歌舞伎(松竹座)夜の部
七月大歌舞伎(歌舞伎座)昼・夜
研の會(新国立劇場)
ワンピース(新橋演舞場)×4
吉例顔見世大歌舞伎(歌舞伎座)夜の部
藤間勘十郎 春秋座は長田舞踏公演(春秋座)

<オペラ>
バイエルン国立歌劇場来日公演 タンホイザー(NHKホール)
バイエルン国立歌劇場来日コンサート(NHKホール)
ノルマ(びわこホール)

<バレエ>


<クラシックコンサート>
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団(兵庫県立芸術文化センター大ホール)
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
    ピアノ チョ・ソンジン
   マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

オーギュスタン・デュメイ指揮 関西フィルハーモニー(いずみホール)
   シューマン;「マンフレッド」序曲 作品115
   シューマン;チェロ協奏曲イ短調作品129
    チェロ;アントニオ・メネシス
   シューベルト;交響曲8(9)ハ長調D.944「ザ・グレイト」
 
フィリップ・ジョルダン指揮 ウィーン交響楽団(兵庫県立芸術文化センター大ホール)
   メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
    ヴァイオリン 樫本 大進
   マーラー:交響曲 第1番「巨人」

<その他>
ハムレット(兵庫県立芸術文化センター中ホール)
髑髏城の七人 鳥(ステージアラウンド)

<番外編 海外にて>

Salome (MET, NY)
L'Amour de Loin (MET, NY)
Nabucco (MET, NY)
Roméo et Juliette (MET, NY)
Dear Evan Hansen (The Music Box, NY)
Siegfried (香港文化中心, HKG)
Werther (Opernhaus, Zürich)
Götterdämmerung (Staatstheater, Wiesbaden)
La traviata (Nationaltheater, Munchen)
Münchner Philharmoniker conducted by Vengerov (Gasteig, Munchen)
  Beethoven: Violin Concerto in D Major
  Violin; Maxim Aleksandrovich Vengerov
  Dvořák: Symphony No. 9 in E minor

Parsifal (Festspielhaus, Bayreuth)
Die Meistersinger von Nürnberg (Festspielhaus, Bayreuth)

The Red Shoes (Ahmanson Theatre, LA)×3


過去の観劇記録→2009年2010年2011年2012年2013年2014年
2015年2016年

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# by tigersandcatlover | 2017-12-23 17:21 | 徒然やら日記やら

4stars 再び

 4年ぶりの4stars。前回に続いてラミン・シエラ・城田君が、そして今回はなんとColor Purple主演での今年のトニー賞受賞のシンシア・エリヴォさん初来日で参加。当初はパティーナ・ミラーさんがキャスティングされていたのだけれど、お子さんを授かったということもありシンシアさんに交代となったのだった。去年GWにシンシアさん出演のColor Purpleでそのダイナマイトヴォイスにノックアウトされたことを鮮やかに思い出しつつ。

 冒頭の城田君のコメント以外一切のMCなく全く途切れることなくミュージカルの名曲が次々と歌い上げられていくさまを観て、途中からトランス状態みたいになった。凄い、凄すぎる。拍手のタイミングがつかみにくいくらい。ノリのいい楽曲では手拍子も出ていたが私は手拍子することも出来ず全身が耳になったような気分で椅子に座っていた。こんなもんを地元のホールで聴かせてもらえるなんて、なんて幸せなんだろう~。

 備忘録のために梅芸のサイトからセットリストをコピペさせていただく(順不同)。

 梅芸の特設サイトへのリンク→☆☆☆☆

“Another Day of Sun” – LA LA LAND
“アナザー・デイ・オブ・サン” 『ラ・ラ・ランド』
♪Sierra Boggess & Yu Shirota
シエラ・ボーゲス & 城田優
“Anthem” – CHESS
“アンセム” 『チェス』
♪ALL
全員
“Beauty and the Beast”
– Beauty and the Beast
“美女と野獣” 『美女と野獣』
♪Cynthia Erivo & Yu Shirota
シンシア・エリヴォ & 城田優
“Die Schatten werden länger”
– Elisabeth
“闇が広がる” 『エリザベート』
♪Ramin Karimloo & Yu Shirota
ラミン・カリムルー & 城田優
“Empty Chairs at Empty Tables”
– Les Misérables
“カフェ・ソング” 『レ・ミゼラブル』
♪Ramin Karimloo
ラミン・カリムル―
“I Could Have Danced All Night”
– My Fair Lady
“踊り明かそう” 『マイ・フェア・レディ』
♪ALL
全員
“Ich gehör nur mir”
– Elisabeth
“私だけに” 『エリザベート』
Sierra Boggess
シエラ・ボーゲス
“I’m Here”
– The Color Purple
“アイム・ヒア” 『カラー・パープル 』
♪Cynthia Erivo
シンシア・エリヴォ
“J'ai Peur” – Roméo and Juliette
“僕は怖い” 『ロミオ&ジュリエット』
♪Yu Shirota
城田優
“Kiss of the Spider Woman” – Kiss of the Spider Woman
“蜘蛛女のキス” 『蜘蛛女のキス』
♪Yu Shirota
城田優
“Losing My Mind/Not A Day Goes By“ – Sondheim on Sondheim
“ルージング・マイ・マインド/ノット・ア・ディ・ゴーズ・バイ” 『ソンドハイム・オン・ソンドハイム』
♪Cynthia Erivo & Sierra Boggess
シンシア・エリヴォ & シエラ・ボーゲス
“Muddy Water” – Big River
“マディー・ウォーター” 『ビッグ・リバー』
♪Ramin Karimloo & Yu Shirota
ラミン・カリムルー & 城田優
“My Favorite Things” – The Sound of Music
“私のお気に入り” 『サウンド・オブ・ミュージック』
♪Cynthia Erivo & Yu Shirota
シンシア・エリヴォ & 城田優
“Neverland” – Finding Neverland
“ネバーランド” 『ファインディング・ネバーランド』
♪Ramin Karimloo
ラミン・カリムルー
“Part of Your World” – The Little Mermaid
“パート・オブ・ユア・ワールド” 『リトル・マーメイド』
♪Sierra Boggess
シエラ・ボーゲス
“Take Me to Heaven” – Sister Act
“天国へ行かせて” 『天使にラブ・ソングを』
♪Cynthia Erivo
シンシア・エリヴォ
“The Color Purple”
– The Color Purple
“カラー・パープル” 『カラー・パープル』
♪ALL
全員
“The Music of the Night”
– The Phantom of the Opera
“ミュージック・オブ・ザ・ナイト” 『オペラ座の怪人』
♪Ramin Karimloo
ラミン・カリムル―
“Where Did The Rock Go”
– School of Rock
“ウェア・ディッド・ザ・ロック・ゴー” 『スクール・オブ・ロック』
♪Sierra Boggess
シエラ・ボーゲス
“Wishing You Were Somehow Here Again”
– The Phantom of the Opera
“墓場にて” 『オペラ座の怪人』
♪Sierra Boggess
シエラ・ボーゲス


 また来てくれるといいな。そのときも元気で観に来れるといいな。

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# by tigersandcatlover | 2017-12-19 12:32 | ミュージカル

藤間勘十郎 春秋座 花形舞踏公演

 土曜日、仕事をだ〜っと終えて電車に飛び乗って一路京都春秋座の藤間勘十郎さん舞踏公演へ向う。猿之助さんと藤間宗家の舞踏公演!ってんで色めきたってチケットを購入したものの、猿之助さんの怪我で日程が土日二日間だったのが土曜日のみに変更になってしまい、一度は諦めたのだったが、やっぱり観たい!とギリギリにもう一度チケットを買い直したのだった。

 冒頭、猿之助さんのサブライズご挨拶。午前の部で登場しはったと聞いていたのでびっくりはしなかったけど、やっぱりじーん。生猿之助さんのお姿ようやく観れた〜と彼の言葉に時々笑いながらもじんわり涙が。もちろんまだまだ左手は自由が利かない感じだったけど、手背に浮腫みたいなものはあまりなくてホッ。彼のあの美しい手の動きがまた遠くない将来観れるのを楽しみにしよう、うん。ホント、存分に「踊り狂う」姿を観たいわ。

一、流星 清元連中
  流星:尾上右近
  牽牛:中村隼人
  織女:中村梅丸
 
 右近くん、登場した時の華やかさとかコミカルな表情も生き生きしていて、ああ、真ん中に立つ子なんだねえ〜と感慨深く。お面を替えての力演のところはその面で息づかいが大きく聞こえてしまったり、手を伸ばして止めるところで指先が少し震えてしまうのが見えてしまったりで(この日はかなり前方席で観たので)ちょっとハラハラしてしまった。がんばれーという気分は親戚おばさん目線ですが。

二、日高川 清元連中
 清姫:藤間勘十郎
 船頭:若柳吉蔵
 
 道成寺の前場ともいえる日高川の場面。清姫が恋に狂って蛇の化身と化す様を素踊りで。正直宗家が登場してきたときは衣装がないことで不思議な感じがしたのだけれど、すぐにそれを忘れて清姫そのものに脳内変換してしまえるのはやっぱり踊りの力なんだよねえ。

三、京鹿子娘道成寺
 白拍子花子実は蛇体:藤間勘十郎
 強力:尾上右近・中村隼人・中村玉太郎・中村梅丸

 そして続いてのおなじみの道成寺をまたも素踊りで。華やかな衣装ではないぶん、着物の背中の姿がくっきりわかって、いかに動きが綺麗かどうかが分ってしまうという厳しさ。宗家の、踊ってる最中にも背中に不自然な皺が一つない美しい立ち姿を見て心からそう思った。そして右近くんの背中もやっぱり綺麗ということも改めて思ったんだった。

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# by tigersandcatlover | 2017-12-11 10:46 | 歌舞伎・文楽

フィリップ・ジョルダン指揮 ウィーン交響楽団

 フィリップ・ジョルダン氏指揮のウィーン交響楽団来日公演を聴きに芸文へ。次期ウィーン国立歌劇場の芸術監督になることが決定したジョルダン氏。オペラで幸い二度彼の振る舞台を観る機会(バスティーユでのホフマン物語とバイロイトでのマイスタージンガー)があったが、オーケストラは初めてですんごい楽しみにしていた。長い手足で伸び上がるようにしたりかがんだりしたりしつつの美しい指揮姿。ちょっと見とれてしまったわあ。

 ところがどっこい異常に疲れていたこの日。なんと後半のマーラー一番でうとうとしてしまう体たらく。まあ勿体ない。でもひょっとしたら、ちょっと折り目正しい感じに聴こえてしまったのかも。丁寧、というか。メンデルスゾーンのほうは樫本さんの超ハイペースさに目を丸くしつつ。

 アンコールのいかにもウィーンな選曲はのりのりで指揮がいらないくらいの感じでさすがお過芸だなあ。そーいや、前回大野さん指揮でここで演奏したときも同じような感じでアンコール演奏やってなかったっけかと思って昔のブログを確認したらなんとマーラー5番のあとに三曲やってたわ(▶︎
)。

指揮 ウィーン交響楽団(兵庫県立芸術文化センター大ホール)
   メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
    ヴァイオリン 樫本 大進
    ソリストアンコール:バッハ:無伴奏パルティータ第三番よりルール
   マーラー:交響曲 第1番「巨人」
    アンコール:シュトラウス:トリッチトラッチポルカ
                 雷鳴と稲妻

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# by tigersandcatlover | 2017-12-10 08:17 | その他の舞台

ワンピース歌舞伎リピートアゲイン&アゲイン(要するに4回目)

 昨日2ヶ月間におよぶ長い公演を終えた新橋演舞場でのワンピース歌舞伎。その1週間前に4度目になる観劇をしてまいりました。

 実は3度目観劇のあと、以前大阪公演の前に51〜60巻だけダウンロードして流し読みしていた原作をきっちり読み直し始めたところその前後がどんどん気になってしまって結局第一巻から読み始めてしまったんだった。で今更どっぷり嵌った嵌った。冒頭の麦わらの一味のこれまでの冒険やインペルダウンの囚人との交流、そしてもちろんルフィの能力(いろんな意味での)が見えてくると舞台への理解がさらにさらに深まって、これまで聞き取れていなかった台詞やわかっていなかった設定なんかが見えて濃密な舞台体験になった。特に二幕でのチョッパー登場(この日は右近ちゃん)のシーンでの桜が舞った瞬間は本当にやばくて、涙で一気に目の前が見えなくなったほど。

 それにしても本当に良く出きた原作、そしてそれを巧く省略するところはして膨らませるところは膨らませての脚本、さらにはあの荒唐無稽ともいえる世界を映像ではなく生の舞台で表現してしまったという歌舞伎の底力。こりゃ〜観る人の心を鷲掴みするのは必然だよね・・・。

 そんなわけで、ワンピース歌舞伎 偉大なる世界、なる本まで買ってしまったよ。来年春の大阪公演が今からもう待ち遠しい。

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# by tigersandcatlover | 2017-11-26 09:27 | 歌舞伎・文楽

関西フィル&メネシスさん

 木曜日の夕方、仕事を一時間早じまいしていずみホールへ。目的はメネシスさんの演奏。前半に彼が演奏するのでどうしても遅刻できなかったのだけれど、なんとか開演5分前には席につくことができてホッ。

 シューマンコンチェルト、すんばらしかったー!前半で満足しまくってグレートなくてもよかった(って失礼だな)。途中にやけてしまうくらい凄かった。ゴーシュの印度の虎狩りみたいだああと思いながら聴いていた。力強さと温かさの混在。帰ってすぐに彼のシューマンコンチェルトが収録されてる最新アルバムをダウンロードして、折々にずっと流している。予習ももちろんいいのだけれど、生演奏を聴いてから復習するとそのときの情景が頭にふわっと蘇るんだよね〜。アンコールのバッハは鉄板でありました。

 後半のグレイトは冒頭あれこんな曲だっけ?と思うくらいタメが少ない出だしで、そのあとも早い早い。途中ジャズのように聴こえたりもしてなんか不思議なグレイトだった。こちらは別の意味で途中にやけてきてしまった。つくづく同じ楽曲でも演奏者と指揮でイメージかわるなあとようやくわかってきたかも。

シューマン;「マンフレッド」序曲 作品115
シューマン;チェロ協奏曲イ短調作品129
 ソリストアンコール;バッハ;無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調BWV1007よりサラバンド

シューベルト;交響曲8(9)ハ長調D.944「ザ・グレイト」
 アンコール;ビゼー;アダージェット

指揮;オーギュスタン・デュメイ
チェロ:アントニオ・メネシス
管弦楽;関西フィルハーモニー

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# by tigersandcatlover | 2017-11-26 09:08 | その他の舞台

ワンピース歌舞伎リピートアゲイン

 今季(?)三度目のワンピース。

 この日は三階後方席から。松竹座からの参戦で博多座回って今回の演舞場なのだけれど、その中で初めて一階席以外で観たことになる。一階席からは見えないことがいろいろわかって実に楽しかった。たとえばこんなふう。

・照明の効果と面白さ。舞台の床面はもちろん、くじらの背中に虹があることとか宙乗りのときにルフィが向かうところから光がさすところとか。

・奈落が意外にあきっぱなしの状態で演技されてること。正直ちょっとひやひやしてしまった。

・歌舞伎という身体の動きで感情をあらわす演技の深さ。全くオペラグラスつかわずに存分に笑えた泣けた。

・近くで観るほうが映える役者さんと遠くから観るほうが良さがわかる役者さんってのがいるんだなあということ。そしてその両方を備えてるケンケンの魅力にあらためて感じ入った。

 そんな感じでええじゃないの、三階席!お財布にも優しいし。花道が見えないけれど脳内補完できるリピーターは無問題。周りはどうやらそんなリピーターばかりだったみたいでみなさん感情豊かにご覧になってるのがわかってそこに身を置いてるのが楽しかったわ~。

自分メモ)この日のチョッパーは右近くん。劇中ところどころあったアドリブで個人的に一番ツボだったのはカマーランドで落ちたカツラを凄い勢いでルフィが投げ返したところかな。客席から拍手出たくらいだった。

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# by tigersandcatlover | 2017-11-14 11:36 | 歌舞伎・文楽


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


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