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Götterdämmerung

 リング最終夜。
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黄昏らしく、なんとなく不吉な雰囲気の空模様

 この日は4日間で一番正装率が高かったと思う。隣席のニューヨーカーの女性(ずっと隣なので幕間におしゃべりするようになっていた)はずっとカジュアルだったのに、素敵なワンピースを着てきたっけな。ホールには頭にヴォータンの使者であるカラスの帽子をかぶった人も。

Der Ring des Nibelungen~Götterdämmerung~

Norns; Ronnita Miller, Elizabeth Bishop, Wendy Bryn Harmer
Brünnhilde; Christine Georke
Siegfried; Andreas Schauer
Gunter; Evgeny Nikitin
Hagen; Eric Owens
Gutrune; Edith Haller
Waltraute; Michaela Schuster
Alberich; Tomas Konieczny
Woglinde; Amanda Woodbury
Wellgunde; Samantha Hankey
Flosshilde; Tamara Mumford

 一幕二場は前夜のいちゃいちゃぶりさながら。座り込んだり甘えたり。そしてブリュンヒルデいってくるよー!のとこで拍手してしまった予想を裏切らないMET民のみなさん。ただ声的にはGeorke嬢、あれ?なんか調子悪い?みたいに感じてしまった。そしてギービヒ一族も声が聞こえてこない(シャーガーさん比w)。もしかしてみなさん彼に引っ張られて調子崩した??アンドレアス・・・恐ろしい子!

 で、そのシャーガーさんの絶命のシーン。槍で刺されてばったり倒れたあと、虫の息ではいずりながらブリュンヒルデの幸せを祈る歌を歌う。もう本当にこれでもかと思うくらい涙が出た。まさに嗚咽。これは彼のリアルな演技ももちろんなのだけれど、このチクルスで同じ役を同じキャストで続けて観れた幸運によるものが大きいと思う。
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終わっちゃった〜の充足感脱力感と共に
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終演23時半。トータル15時間、よく頑張りました!


by tigersandcatlover | 2019-05-18 12:56 | 19/NY

Dialogues des Carmélites

 ジークフリートと神々の黄昏のあいだに、こちらを。
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 貴重な枠なので当初はBWへ行こうかなあと思っていたのだけれど、滅多にかからないオペラと聞いて、まあ修行旅だからね、とMET通いすることにした。
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ちょっと奮発してGT正面席にて。目の前でシャンデリアが上がる瞬間は気分も上がる。

Dialogues des Carmélites

Chevalier de la Force; David Portillo
Marquis de la Force; Jean Francois Lapointe
Blanche de la Force; Isabel Leonard
Thierry; Eduarde Valdes
Madame de Croissy; Karita Mattila
Sister Constance; Erin Morley
Mother Marie; Karen Cargill
Javelnot; Paul Corona
Madame Linoine; Adrianne Pieczonka
A Chaplain; Tony Stevenson
Sister Mathide; Emily D'Angelo
Mother Jeanne; Tichina Vaughn

Conductor; Yannick Nézet-Séguin
Production; John Dexter

 冒頭いきなり幕が上がるとポスターにもなっている十字架の上に尼僧たちがうつ伏せに倒れているシーンから始まり、ぞわぞわっとする。これが一番のハイライト的な印象だったかも。

 物語は主人公がきーきー言うだけで全く感情移入できないし、不思議ちゃんは可愛いのかもしれないけどイラつくし、いろいろ理不尽だし、マザーの死に方怖いし、緊迫のシーンのはずがあっさり進んじゃうし、最後はアンハッピーエンドの極みだし、話が進んでいくのが辛いほど。はて、でもオペラって基本そういうのがデフォだったな・・・。

 音楽がやや不協和音的でカタルシスがないのでオペラと言うより演劇を観ているような気持ちになった。いろんなメタファー的な動きやセットを紐解くような気持ちで。リピートしたくなるような中毒性はなかったけれど、全く眠くならず集中して観ていたからそれはそれで面白い体験だった。
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by tigersandcatlover | 2019-05-12 11:44 | 19/NY

Siegfried

 さて後半戦。
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Der Ring des Nibelungen~Siegfreid~

Siegfried; Andreas Schauer
Mime; Gerhard Siegel
The Wanderer(Wotan); Michael Volle
Alberich; Tomas Konieczny
A Woodbird; Erin Morley
Erda; Karen Cargill
Brünnhilde; Christine Georke

 もうただただシャーガーさんに尽きる、な一夜だった。着ぐるみ熊を従えて登場したところからギア全開で笑いがこみ上げる。圧倒的な喉の強さに加えて、いちいちテンション高い!小学生みたいでかわいい!青年というより少年、いや小学生に見えたw ミーメの「苦労して育ててやった歌」で耳にタコだよ!みたいに一緒に口を動かしたり、竜の口をぱこぱこと動かしたり、岩山でブリュンヒルデが目を覚ますのを物陰に隠れて目から上だけで見つめたり、そして彼女が目覚めてからの ひゃっほー! ないちゃいちゃぶりも(ここは多分にGeorke嬢との相性の良さみたいなのも大きかったと思う)。

 思えばこの作品。ミーメやファフナーは死んじゃうけど、どちらも勧善懲悪的であっけらかんとしていて冒険活劇〜運命の女の子と結ばれる、だなんてまるでディズニーの世界じゃないか。演出もオケの音もどこかそんな感じでファンタジーだったな〜。MET民の早すぎる拍手(なんと2幕ラストで幕が降り始めたら拍手でてたwまだ音が三つくらい残ってたのに!)意外なところでの笑い(「男じゃない!」のとことかww)なんかも、気にならないどころか、それも作品の一部に思えてしまったよ。

 東京春祭でシャーガーさんのジークフリートを聴いて、こんなに楽しい作品だったんだ!彼のオペラをもっと観たい!とばかりにバイロイトやらベルリンやらヴィスバーデンまで行ってしまった私。もはやファンと行ってもいいだろう。また彼が歌うワーグナーを(レアものとしてはモーツァルトなんかも)聴きたい観たい。
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そっか今夜でヴォータンともお別れなんだ、とこの日唯一ホロリとした瞬間。


by tigersandcatlover | 2019-05-12 08:05 | 19/NY

Die Wälkure

 二夜め(リング的には一夜めか)。
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18時の開演直前。まだ外は明るい。

Der Ring des Nibelungen~Die Wälkure~

Sigmund; Stuart Skelton
Sieglinde; Eva-Maria Westbook
Hunding; Günther Görissbock
Wotan; Michael Volle
Brünnhilde; Christine Georke
Fricka; Jamie Barton
Gerhilde; Kelly Cae Hogan
Helmwige; Jessica Faselt
Waltraute; Renee Tatum
Schwertleite; Daryl Freedman
Ortlinde; Wendy Bryn Harmer
Sigrune; Eve Gigliotti
Grimgerde; Maya Lahyani
Rossweisse; Mary Phillips

 やー、泣いたわ。劇場中の全おとうさん・娘が泣いたと思う。

〜雑感メモ(またしても)〜

・ブリュンヒルデ登場!でMET民拍手でお出迎え。ここは歌舞伎座か宝塚劇場か。それだけ愛されてるってことね(彼女以外にはこの登場時拍手はなし)。いやでも本当にかわいらしい。ぷよぷよしてて仕草が少し幼くて女の子!って感じ。なので余計に父ヴォータンとのやりとりがぐぐっと来たのかな。声にも丸みがあって、これまでの数少ないワグナー生オペラ体験で聴いたソプラノに比べると柔らかく感じた。

・ノートゥングどこ?と思ったらコートかけ扱いされてたw

・ジークムントは登場時からあまり陰を感じない雰囲気に声で、あれ?と思った(ジークリンデはしっくりきた)。一幕ラストすごく好きなところなんだけど、個人的には少し不完全燃焼な感じ。そしてフンディングが弱い・・・。

・二幕のジークムント絶命のところではヴォータンがちゃんと出てくるんだね。で、ブリュンヒルデもそこにいる。となるとジークリンデとブリュンヒルデ逃げる隙あるのかな?と心配していたら、ヴォータンはジークムントの亡骸を茫然としながら抱くんだよね。ここでまず涙腺ががが。で、その隙に二人は逃げる、と。離れていた息子の死でここまでショック受けるんだからさぞかし愛娘との別れでは・・・とこれまた心配していたら案の定で、ローゲを呼び寄せたあと岩屋から立ち去ろうとするときにがくっと膝を折るヴォータン。愛おし過ぎる〜〜。
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by tigersandcatlover | 2019-05-09 20:24 | 19/NY

Das Rheingold

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 到着日のソワレからさっそくMETへ。チケット申し込んだ時はバルコニー前方席(balcony premium)を第一希望、後方席(balcony balance)を第二希望にしたのだけれど、当初は第一希望の値段がカード決済されたものの、結局あてがわれたのはbalanceの席でその差額がカード会社通じて返金されるというスタイルだった。でも結果的にはバルコニー後方でも十分満足だった。それにしても4演目同じ席だなんて、まるで甲子園の年間シートみたいな気分だなあ。
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 4演目ともこの状態(奥の照明の色だけが違う)から始まるのが印象的だった。

Der Ring des Nibelungen~Das Rheingold~

Woglinde; Amanda Woodbury
Wellgunde; Samantha Hankey
Flosshilde; Tamara Munford
Alberich; Tomasz Konieczny
Fricka; Jamie Barton
Wotan; Michael Volle
Freia; Wendy Bryn Harmer
Fast; Günther Görissbock
Fafner; Dmitry Belosselsky
Froh; Adam Siegel
Donner; Michael Todd Simpson
Loge; Narbertt Ernst
Mime; Gerhard Siegel
Erda; Karen Cargill

Conductor; Philippe Jordan
Production; Robert Lepage

〜雑感メモ羅列〜

・ルパージュ演出は2016シーズンのL'Amour de Loinで観たのだったけれど(→その時の日記)、無機質とファンタジーの一見相反するテイストが不思議に融合していて面白かったんだった。今回もどこかそんな風。ただやはり8年前のものということもあり、大掛かりなんだけどどこかシンプルにも感じた。ヴォータンとローゲがニーベルングへ降りていくところの演出や神々がヴァルハラへ入って行くところの壁を使った演出は唸ったなあ。

・アルベリヒ、ちょっとイケメンすぎへん??ラインの乙女たちとラインゴールド並んで眺めてるところなんかまるで仲良しに見えてしまったw

・Volleさん、やっぱりよいわよいわー。むっちゃ人間臭いヴォータン。そして彼が歌うときりっと場が締まる。ヴォータン(今回とティーレマン指揮サントリーホールでのコンサート形式のRheingold)以外は2016年バイロイトのマイスタージンガーでのザックスと、映像で同ベックメッサーを演じてるのしか観たことなんだけど、役によって印象がすごく変わる人だなあ〜。化けるというか。(追記)自分のブログをあとで見直したらザルツブルグのコジファントゥッテでドンアルフォンソを演じてるのも観てたわ私・・・記憶喪失。てか本当に印象が全然違うんだよおお。

・フレイヤをまさかあんな風に黄金に埋めてしまうとは・・・重そう。

・ホルンが・・・いろいろやらかしてましたねえ。特にドンナーが雷作るところでは盛大にパフってた。あれじゃ雷落とせないw

・フリッカ出てくるとこでセット止まったみたいで上昇してこず、変な間が。上がってきた時Jesusというメト民の声が聞こえたよww そしてそのフリッカ、ちょっと弱くて厳か感が物足りなかったー締めて欲しかったー。
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やっぱりこの日一番拍手を浴びてたのはこの人。
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 実は初めてMETでオペラ観劇したのは2011年のGW。このときはまだほとんど海外での観劇経験もなく、あまりこだわりなくRigolettoを観たんだった。そのときちょうど新演出としてルバージュのリングがかかっていて、こういう垂れ幕があったのだけれど、今回はなかったなあ(寂)。しかしそうか、あれから8年か〜〜。感慨深いねえ。

by tigersandcatlover | 2019-05-08 22:39 | 19/NY

2019 リングチクルス修行旅@NY

 
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 2019年GWはNYでリングチクルス観劇修行(天国ともいう)してきた。

 今シーズンMETスケジュールが出た昨年2月。そのときはまだ今回の令和への改元にともなう10連休は決まってなかったのだけれど、4/30 5/1 2を休めばリングチクルスできる!という日程に小躍りしてチケット申し込みしたのだったなあ。一年あっという間過ぎて怖いわ。

 終わってみると4日トータル15時間近くのリングをこうやって連続して同じキャストで観ることができて幸せだった。もちろん長いんだけど、終わってみるとまるで4幕ものを一気に観たような気分になってしまっている。そのぶん、各登場人物の最後のシーンでは本当に寂しかった。またぼちぼち記憶喪失と戦いながらw一演目ずつ振り返っていけたらいいな、と思っていますです、はい。

 

by tigersandcatlover | 2019-05-08 14:45 | 19/NY

マルセロ・アルバレス スペシャルリサイタル

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 今年初めての国内エンタメはオペラ界のマルちゃんことマルセロ・アルバレスさんのリサイタルへ。東京や名古屋ではオーケストラをバックに歌ったのだが、大阪ではピアノのみの伴奏。けれどこれが個人的にはすごーくよかった。歌だけに気持ちが集中できるような感じ。そして彼の完全に役に入り込んだ姿に・歌声に、さっと舞台が目の前に浮かぶような気がした。ただ、歌〜ピアノ演奏〜歌〜ピアノ演奏と進んでいくので、申し訳ないがピアノのみのところでは軽くスイマーが・・・。もうちょっと歌ってくれ〜みたいな気分にもなったし。けれど二部の星は光りぬのあとからの怒涛のプッチーニ連続〜アンコール4曲で尻上がりに盛り上がって気分良く帰路につけた。

 アンコールの冒頭では小さなペットボトルを手に現れたのだが、3曲目からは1リットルボトルを持ち出してきて大受け。一曲ごとにスタンディングオベーションが増えていき、最後には前方席は9割方立っていたと思う。投げキス・お手振り・まだまだ歌うよ!のポーズが可愛らしいったら。人柄のよさが溢れてて、今回でファンになってしまう人も増えたんじゃないかな?

第一部

エドゥアール・ラロ作曲 オペラ イスの王様 より〜愛する人よ、もう〜
エンリケ・グラナドス作曲 組曲 ゴイェスカスより 嘆き、またはマハと夜泣きうぐいす
ジョルジュ・ビセー作曲 オペラ カルメン より〜花の歌〜
エンリケ・グラナドス作曲 組曲 ゴイェスカスより 愛と死
ジュール・マスネ作曲 ル・シッド より〜おお裁きの神。父なる主よ〜

第二部

リッカルド・ザントナー作曲 オペラ ロメオとジュリエッタ より〜いとしいジュリエッタ〜
ウンベルト・ジョルダーノ作曲 オペラ フェドーラ より間奏曲
フランチェスコ・チレーア作曲 オペラ アルルの女 より〜フェデリーコの嘆き〜
クロード・ドビュッシー作曲 グラナダの夕べ
ジャコモ・プッチーニ作曲 オペラ トスカ より〜星は光りぬ〜
ジャコモ・プッチーニ作曲 オペラ マノン・レスコーより 間奏曲
ジャコモ・プッチーニ作曲 オペラ トゥーランドットより〜誰も寝てはならぬ〜

アンコール

フェデリコ・モレーノ・トローバ作曲 サラスエラ マラビーリャより〜恋人よ、わが命よ〜
カルロス・ガルテル作曲 想いの届く日
エルネスト・デ・クルティス作曲 勿忘草
オー・ソレ・ミオ


by tigersandcatlover | 2019-02-17 10:58 | その他の舞台

Otello

 本当はハミルトンで今回の旅のエンタメは打ち止めの予定だった。のだが、帰国便が機材トラブルで長時間の遅延となり、思い切ってもう一泊することにしてもう一本METへ。

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 ヨンチェバがデスデモーナをやるってんで観たようなものなのだが、肝心のオテロ役Skeltonが調子悪かったようでどうにも睡魔ががが。ヨンチェバが歌うと目が覚めて、それ以外はウトウトしっぱなしになってしまった。まあでもそれもまた贅沢な夢うつつかもしれん。

 デュダメルはMETデビューだったらしい。暖かな拍手で迎えられていた印象。序曲のノリの良さににんまり。
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Otello

Conductor; Gustavo Dudamel
Otello; Stuart Skelton
Iago; Zeljko Lucic
Desdemona; Sonya Yoncheva
Montano; Jeff Mattsey
Cassio; Alexey Dolgov
Emilia; Jennifer Johnson Cano

by tigersandcatlover | 2019-01-26 13:19 | 18/ベルリン・パリ・NY

MET New Year's Eve Gala 2018, Adriana Lecouvreur

 2018年を締めくくるMET大晦日のgala。数えたら今回で7回めだった。毎年書いてるけど本当に幸せな恒例。
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 初観のオペラ、初聴のネトレプコ。いかにもイタリアーンな作品に現代的過ぎない演出に衣装。華やかでいいわあ。

 ネトレプコは意外に篭った声だなあと思いつつも、しっかりそれがオケに負けずに聴こえてくるのが凄い。さすが歌姫ねえ。ベチャワとは相性がいいんだろうな。そしてなんといっても圧倒されたのは公妃を演じたRachvelishvili嬢。
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Maestriもいい味出してたな〜。主役だけでなく脇がいいと締まるねえ。

Francesco Cilea's
Adriana Lecouvreur

Conductor; Gianandrea Noseda

Adriana Lecouvreur; Anna Netrebko
Maurizio; Piotr Beczala
The Princess of Bouillon; Anita Rachvelishvili
Michonnet; Ambrogio Maestri

Production; Sir David McVicar
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by tigersandcatlover | 2019-01-20 15:19 | 18/ベルリン・パリ・NY

La Traviata

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 嬉しい恒例になっている年末年始のNY旅行の観劇記録をば。まず1本目はMETにて椿姫を。数日前の公演をイルキャンしたフローレス、歌ってくれるかなあと心配していたけれど、無事不幸の白い紙が挟まっていないことを確認してホッ。

 ただ、少々オケの音に彼の声が埋もれてしまうという、数少ない彼の生舞台鑑賞経験ではあり得なかった現象が。これはオケのせいか、はたまた彼の調子が悪いのか、役との相性が悪いのか??お疲れだったと思いたい〜〜。

 とはいえ、ダムラウ共々やはり役者だなあと思うところは何度もあって決して不満があったわけではない。強いて言えば私が期待しすぎていたということなのかも。

 そして予想外におお〜と胸にきたのがジェロモンパパのKelsey氏。彼とダムラウの掛け合いのところはホロりんとしてしまった。その直後のヴィオレッタがアルフレートの元を出て行くところでの照明のトーンがさっと変わるところでゾクゾクした。

 照明で思い出したけど、今回のセット、家具の配置は1〜3幕とずっと同じなんだけど照明はじめ、丸天井のところの色合いや映像、ぐるりと囲んだ扉で場面展開するという比較的シンプルかつ考えられた演出で個人的にはすごく好みだった。ペパーミントグリーンがかったセットはラデュレぽい。

 演出的には序曲でヴィオレッタの死の床を見せてから本編が始まるので、その状態にまるっと三幕で戻るのかと思い込んでいたら随分違ってたっけ。そしていらんなあと思ったのはアルフレートの妹役。

 Seguinの指揮。歌が終わりきってないところで拍手が出てしまった時に指揮を止めてしまうというところに大いに違和感。観客に合わせすぎる必要はないような気もするな。
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La Traviata

Conductor; Yannick Nezet-Seguin
Violetta Valery; Diana Damurau
Flora Bernois; Kirstin Chavez
The Marquis D'obigny; Jeongheol Cha
Baron Douphol;; Dwayne Croft
Dr.Grenvil; Kevin Short
Gastone; Scott Scully
Alfredo Germojnt; Juan Diego Florez
Annina; Maria Zifchak
Giuseooe; Marco Antonio Jordan
Giorgio Germont; Quinn Kelsey
A Messenger; FRoss Benoliel

Production; Michael Mayer

by tigersandcatlover | 2019-01-08 22:20 | 18/ベルリン・パリ・NY


舞台と音楽と本と、ときどき旅行。


by tigersandcatlover

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