タグ:バレエ ( 38 ) タグの人気記事

Benjamin Millepied, Maurie Béjart @Opéra Bastille

 欧州内での乗り継ぎで色々痛い目にあってるので(シンプルなディレイはもちろん、霧や豪雨で空港閉鎖とか着陸したもののドアが開かないとか)出来るだけ帰国日には乗り継ぎしたくない・・・ってんで、前日にパリに飛ぶことにして(って前日と言ったってトータル2泊なんだけどさ)さくっとバレエ鑑賞。

 前半のDaphnis et Chloé。黒い衣装の男の子(アリュくんらしい)と白い衣装の女の人がよかったわ〜、と素人目線。
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 後半のボレロ。メロディはバレエクラスタさんたちが絶賛するマチアス・エイマンくんではなかったけれど、やっぱり素晴らしい作品。アマンディーヌさんは熱さみたいなものは感じなかったけれどその分クールで清廉な感じで巫女のように見えた。それとなんといってもリズムの男性達の色っぽさよ。
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Daphnis et Chloé
Daphnis•Germain Louvet
Chloé•Valentine Colasante
Dorcon•Marc Moreau
Lyceion•Léonore Baulac
Bryaxis•François Alu

Boléro
Soliste•Amandine Albisson
Danseurs principaux•Florian Magnenet•Arthus Raveau
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by tigersandcatlover | 2018-03-29 19:43 | 18/ベルリン・パリ

The Red Shoes X3

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 マシュー・ボーン率いるNew Adventuresの新作:The Red Shoesの公演を観に秋分の日の連休をつかって弾丸してまいりました。現地滞在わずか32時間。金曜の夜出発するANA便に乗り、金曜の夕方LAに到着し、そこからソワレを一本、翌日はマチソワして日曜の0時過ぎ発の便で月曜早朝日本へ戻ってそのまま仕事をするという、休みをとらずにすむ一泊四日という超ハード弾丸。さすがにここまでのはしたことないなあ~と苦笑しつつ。

 なぜこないな無謀な弾丸をすることにしたかというと、3年前にNAのSwan Lake来日公演で観てダダ嵌りしてしまったマルセロ・ゴメスさんがゲスト出演することになったから。当初アメリカツアーが決まった時はまだ発表になっていなかったのだけれど、今回の会場であるAhmanson theatreでの公演の発売日直前にそのニュースが入ってきたのだった。LAなら弾丸でも行ける!しかもちょうど連休と重なってる!!ってんで、公演ごとのキャストが発表になる前に3公演分のチケットを買ってエアも確保してしまった。3つもあれば一公演は出演してくれるだろう、の思いを込めて。結果的には公演数週間前に公演ごとのプリンシパルキャストが発表され、ギリギリ確保した最後の日にマルセロの初日を目にできることがわかってホッ。そしてそれがわかった途端にぽっかり空いていた前方センターの良席に買い直したら、同行の友人がその隣をほぼ同時刻に買ったことがわかったのもご愛嬌。

 そして負け惜しみではなく、本当にいいタイミングだった。一度目はまっさらな状態で全体を観て、二度目は少し細かくチェックして、最後の三回目は思う存分マルちゃんだけを目で追うことが出来た(怪しい観劇態度w)。前2回のドミニクのジュリアンもキャラがあっててよかったんだけど、そのぶん差というか違いがくっきり分かって面白かった。

 その三度目はジュリアンばかりを目で追っていたせいか、ドミニクのときは少し分かりにくかった、2人が恋に落ちる過程がマルちゃんのときは初対面からの細かい演技の積み重ねですごくストンと来た。あと、ジュリアンの人物設定も。リーディンググラスかけてるんだから、音楽を愛しつつ芽が出なかったお堅い中年男性なんだよね。だからヴィクトリアを始め小馬鹿にしたように、こんな簡単な曲楽譜なんていらないよ、な態度をとる。でも彼女の踊りをみてみるみるやるじゃないか!の愉快めいた表情に。

 その堅い彼が、The Red Shoesの予稿をみて魅せられて、殻に入ってた音楽への情熱を解放する踊りは本当に鳥肌が立った。ああ、これから観ることができる人が羨ましい〜。きっとさらにどんどんエモーショナルになっていくんやろな。

 最後にはぐぐっと泣けたし、何より彼の初日を見届けられたというのが嬉しい。

 もともと観劇自体は好きなんだけれど、ある特定の出演者のことを考えるとドキドキしてしまうようなことはなかったので、スワンのマルちゃんにダダ嵌りした時は自分でもびっくりして、マルちゃん自身に嵌ったのか・NAに嵌ったのか・それともその二つの融合であるゴメスワンに嵌ったのか自分でもよくわからず、そのどれかをはっきりさせたい気持ちにもなった。それからバレエガラでマルちゃんの踊りを観たり、NAのCarmanやSleeping Beautyを観たりしたけれど(Carmanのロンドン公演は日程があわず彼の舞台を観ることができなかった無念もありつつ)今回スワンから三年ぶりに彼の全幕通しての演技を観て、そんなことどうでもよくなった。ともかく惹かれるものは惹かれるんだよ!
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9/22 ソワレ
Boris Levermontov;Sam Archer
Victoria Pago;Ashley Shaw,
Julian Craster;Dominic North,
Irina Boronskaja;Anjali Mehra
Ivan Boleslawsky; Liam Mower
Grischa Ljubov; Glenn Graham

9/23 マチネ
Boris Levermontov;Sam Archer
Victoria Pago;Cordelia Braithwaite
Julian Craster;Dominic North
Irina Boronskaja; Nicole Kabera
Ivan Boleslawsky; Liam Mower
Liam Mower, Leon Moran

9/23 ソワレ
Boris Levermontov;Sam Archer
Victoria Pago;Ashley Shaw
Julian Craster;Marcelo Gomes
Irina Boronskaja;Anjali Mehra
Ivan Boleslawsky;Liam Mower
Grischa Ljubov; Glenn Graham


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by tigersandcatlover | 2017-09-27 11:03 | 17/ZRH MUCバイロイトLA NY

Sleeping Beauty×2

 2年前にSwan Lakeでどっぷり嵌った New Adventures。そのときには4回、さらには去年の夏にはCar Manをロンドンまで観に行ったんだったっけ。その彼らの来日公演;Sleeping Beautyを観てきた。今回は一泊二日で二回だから大人しいほうだわねw

 チャイコフスキーの眠れる森の美女を絶妙なさじ加減で読み替えたこの作品。カラボスの息子が出て来たり、王子様は幼なじみの庭師の恋人だったり、はたまたリラの精が男性でしかもカラボスと同類?!みたいな、おとぎ話をリアルに感じさせる説得力。そういえば、以前どこかのブログでカラボスとリラの精は本当は同一人物で善なる面がリラの精・邪悪な面がカラボスなのではないか?(そうでないと一歳のお誕生日パーティにカラボスを招待しないのはありえない)、という考察を読んでなるほど〜と思ったことがあったっけ。

 たった17人でプリンシパルもアンサンブルも、パペット使いまでも役代わりでこなしてしまうという、まさにザ・劇団。昨日主役を踊ったダンサーが今日はアンサンブルを踊ったりするのを観るのがまた楽しい。これってレミゼラブルのアンサンブル探しと同じ楽しみかただなあとか思ったりして。

 一度目のプリンシパルキャストはこんな感じ。
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 アシュレーちゃんはかわゆいし、ドミニクは一途青年ぴったりやし、クリスはかっこえし、リアムカラドックはセクシーだし、の鉄板キャスト。特に惹き付けられたのがリアム。カラボスでの登場シーンであるシルエットからもう美しい。知らなければ女性?と一瞬思ってしまうだろう。カラドックになってからもどことなく影のある表情についつい目が行く。成人式のシーンでもSwan Lakeでストレンジャーが登場したときみたいに、彼が舞台の端にいるだけで目で追ってしまっていた。全キャストのボードはこちら。
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 二度目のプリンシパルキャスト。
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 にキャストボード。
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いや〜トレンフィールドさんに泣かされた。最初はドミニクに比べたら「青年感」が足らないかな?と思ってしまったのだけれど、そのぶん100年経ったときの切なさが出るというかなんというか。最後の最後、オーロラが正気に戻ったときの「僕、でもこんな姿になってしまったから・・・」と哀しい顔をしたあと、オーロラに羽をすりすりされて(笑)のあとの嬉しそうな顔といったら!もうここでぐぐっと泣けてしまった。翌日反芻していて、そう言えばこれまで観た役(スワンにルカ)で彼のあんな笑顔見たことない、というかあんな無邪気な表情を見せてくれるというイメージを彼に持ってなかったからなんだ、と気付いた。

 ライラックは二日ともマーニーさんだったのだけれど、これまたSwanのときのへたれ王子と全く違うイメージで小柄でかわいらしい外見なのに、なんかカッコいい。少しわけあり妖精ってのがぴったりでありました。贅沢言っちゃうと、リアムのライラックもちょっと観たかったかな。東京に住んでたら間違いなく全キャスト制覇しちゃってるな、危険危険。

 やっぱりマシューボーンは天才だなあ〜。一度観たら二度、そしてまた次の作品が観たい!と中毒性があるんだもの。

 そんなわけで新作のRed Shoesをなんとか観に行けないかとちょっと妄想中なのだった。
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by tigersandcatlover | 2016-09-25 09:31 | その他の舞台

オールスターガラ

 バレエのオールスターガラA・Bプロを観た。まずBを東京文化会館で、そして翌週Aをフェスティバルホールで。

 ガラ公演を観たのが去年のバレエフェスティバルが初めてだったこととチケットのお値段がそれなりにしていたことから勝手に3時間超の長丁場かと予想していたら蓋をあけると休憩込みで2時間30分くらいで終演でちょっと寂しかったけれども、ひとつひとつの演目は楽しくて惹きこまれての、だからこそのあっという間の時間だったのかも。全幕ものからのアダージョやパドトゥでも瞬間でその世界に入り込ませてくれる。あーでもやっぱり全幕通しで観たいなあ~。

 ちょっと忘却の彼方になりつつあるけど簡単に感想メモ。


<Bプロ>

「ラプソディ」(振付:F.アシュトン) アレッサンドラ・フェリ、エルマン・コルネホ [ピアノ:中野翔太]
 小柄なペアでかわいい!と思ったらフェリさんの実年齢を聞いてびっくり!まるで少女のようなんだもん~。

「白鳥の湖」より第2幕アダージォ(振付:M.プティパ) ニーナ・アナニアシヴィリ、マルセロ・ゴメス
 ゆうるりとしたテンポでしっとりと。もっと前で踊ってほしい~と思った。ゴメスさんの見せ場少なくて寂・・・。

「Fragments of one's Biography」より(振付:V.ワシーリエフ) ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ
 ロバートキナさん、こういうのも踊りはるんや~。

「ジゼル」(振付:M.プティパ) スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン
 ザハロワさんのジゼルは全幕公演に続いて二回目。もう彼女が自分の中でスタンダードになってるという贅沢さ。ロブーヒン氏は陰の魅力でちょっとアルブレヒトっぽさはないな~と思ってしまったけれどそれもまたよし。

「リーズの結婚」(振付:F.アシュトン) ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン
 二人が出てきたとたん、ぱーっと場の雰囲気が変わった。マチアスさんの笑顔がよいわ~。

「プレリュード」(振付:N.カサトキナ) ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ
 あれ?なんか印象が飛んでる・・・。

「フー・ケアーズ?」より(振付:G.バランシン) ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン
 可愛らしくていいのよ~いいんだけど、でもマチアスさんはもちょっと古典で観たいなあと思っちゃった。

「ディスタント・クライズ」(振付: E.リャン) スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン
 ザハロワさんの身体の線の美しさを堪能。

「レクリ」(振付:V.チャブキアーニ~ジョージアの民族舞踊に基づく) ニーナ・アナニアシヴィリ
 グーの手を突き出すような動きが独特の可愛らしい踊り。だけれども、正直、えっ?これで終わり?と思ってしまった私はやはりバレエ初心者なんだろうなあ・・・。

「ル・パルク」(振付:A.プレルジョカージュ) アレッサンドラ・フェリ、エルマン・コルネホ [ピアノ:中野翔太]
 病衣のような近未来のような白い服装で踊る二人。不吉な雰囲気に性の香り。不思議な作品だったなあ~。
 
「眠りの森の美女」(振付:M.プティパ/A.ラトマンスキー) カッサンドラ・トレナリー、マルセロ・ゴメス
 若いトレナリー嬢と円熟なゴメスさんのペア。気持ちいいほどぴたりぴたりとポーズが決まる。


<Aプロ>

「カルメン」(振付:A.アロンソ) ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ
 カルメンの音楽を聴くともう自動的にCar Manが脳内に浮かんでしまう。いかんいかん。

「ジゼル」(振付:M.プティパ) ニーナ・アナニアシヴィリ、マルセロ・ゴメス
 Bプロでも観た同じ場面を別のダンサーで観くらべるというのも面白い体験かも。ジゼルはもうしわけないけれどザハロワさんに比べると重く感じてしまって、うーん。逆にアルブレヒトは情感たっぷりのゴメスさんに泣かされた。床に倒れたときにすごく苦しそうだったので息があがってるのかと思ったら号泣の演技だった(うるうる)。

「Tango y Yo」(振付:コルネホ) エルマン・コルネホ
 コルホネくんかっこいい!と唸った演目。ベストを素肌に来て帽子をうまくつかって。

「トリスタンとイゾルデ」(振付:K.パストール) スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン
 いや~美しいわ。ため息。最後舞台の後ろへ歩きつつ後ろを振り返るお互いの頭を前に向けさせる振り付けに少しにんまり。
 
「レクイエム」(振付:K.マクミラン) アレッサンドラ・フェリ [ソプラノ:安藤赴美子]
 生歌があるとどうしても歌手のほうを観てしまってちょっと気が散ってしまった・・すいませんすいません。
 
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(振付:G.バランシン) ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン
 リーズの結婚のときような、うわ~という感じには残念ながらならなかったけれど、安定の洗練さだわ~。 

「トッカーレ」(振付:M.ゴメス) カッサンドラ・トレナリー、マルセロ・ゴメス [ヴァイオリン:小林美恵、ピアノ:中野翔太]
 ゴメスさん振り付けの作品。後ろ手に頬を叩くような振り付けがユニークと思ってたら最後のカーテンコールでその振り付けをもう一度みせてくれたから、彼も気に入ってる部分なんだろうな。

「グルックのメロディ」(振付:A.メッセレル) ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ
 ヴェールをかかげて流れるようにロバートキナさんが登場した途端、ほぅというため息が劇場内を包んだような気がした。

「海賊」より寝室のパ・ド・ドゥ(振付:K.セルゲーエフ/A.M.ホームズ) ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン
 赤いターバン?バンダナ?姿のマチアスかわゆし。でももうちょっと見せ場欲しい~。
 
「ロミオとジュリエット」第3幕より寝室のパ・ド・ドゥ(振付:K.マクミラン) アレッサンドラ・フェリ、エルマン・コルネホ ※変更前:シナトラ組曲(振付:T.サープ)
 フェリさんがもうもうジュリエットそのもの。14歳に見えるもんなあ・・・。コルホネくんとのペアは本当に少年少女の愛って感じでぴったりだった。

「瀕死の白鳥」(振付:M.フォーキン) ニーナ・アナニアシヴィリ [チェロ:遠藤真理、ピアノ:中野翔太]
 ニーナさんの腕!羽というよりゴムゴムの~とか思っちゃったわw

「海賊」(振付:M.プティパ) スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン
 途中から笑いがこみあげてくるほどに超絶高速回転を繰り広げる二人。ザハロワさんがちょっと最後バランス崩したのもご愛嬌。
 
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by tigersandcatlover | 2016-08-01 11:21 | その他の舞台

ミハイロフスキーバレエ来日公演 白鳥の湖

 成人の日連休の観劇行脚ラストはこちら。
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 あら、正方形で撮影されちゃった。前から2列目ガン見席にて。

〜キャスト〜

オデット/オディール アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
ジークフリート王子 ヴィクトル・レベデフ
悪魔ロットバルト/ ミハイル・ヴェンシコフ
道化 /デニス・トルマチョフ
王妃 /ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師/ ロマン・ペトゥホフ
パ・ド・トロワ/タチアナ・ミリツェワ ワレーリア・ザパスニコワ ニキータ・ナザロフ

指揮:ヴァレンティン・ボグダーノフ
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団

 ゴメスワン沼友たちがおロシアで、そしてちょうど去年の今頃の来日で<目をつけた>(笑)レベデフ王子をようやくこの目で観ることができました。第一印象は脚が意外に細い!だったけど、どうやら一幕のやや長めのトップスの衣装のせいだったようで、二幕には上下とも白い衣装で健康的な「これぞ白タイツ!」を見せてもらえましたわ。眼福(おばさん目線w)。それにしても笑顔のかわいらしいこと。他のキャストたちが踊っているときも袖で細かい演技してたりするのでついつい彼ばかり目で追ってしまったという・・・。まあそういう見方は邪道なれど、やりたいようにやらせてもらうわ、もう。

 ヴォロンツォーワは体操選手っぽい体格で健康的なお色気だったかな〜。コケティッシュな黒鳥がことのほか魅力的だった。

 あと座付きオケはやはりよろしいねえ。踊りに合わせるがあまりに、あれ?こんな音楽だっけ?と思うこともあったけど、それも新鮮だったし。何より目と耳からの刺激がぴったり合う心地よさがあった。来年も来日してくれたらぜひ観たい。けど、せっかくだから演目はちょっと工夫してくれたら嬉しいな。
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by tigersandcatlover | 2016-01-17 22:29 | その他の舞台

Stars in the moonlight~月夜に煌めくエトワール

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 オーブからオーチャドへ移動。渋谷内マチソワ。で、観たのはパリ・オペラ座のエトワールたち三人とヴァイオリンとピアノの競演。舞台後方のモニターに作品名・キャスト、そして月が効果的に映し出されて幻想的。

 背中を見せて立っているだけでも美しいエルヴェさん(吐息が素敵、というファンの方々の言うてはることがちょっとわかった・・・いい意味でどこかアンニュイなのよねえ)。余分なものが削ぎ落とされたような佇まいのドロテさん、健康的な筋肉の美しいマチューさん(体操着みたいな衣装のせいでそんな印象になったのかもしれないけどw)。そして個人的にうれしかったのは彼が18歳のころから何回か演奏を聴いてる三浦文彰くんがすっかり大人になってこういう場に声がかかって演奏するようになっていること。彼の演奏は外連味がなくて誠実感にあふれているので、今回のようなプログラムにはぴったりだなあと思った。

 静謐で美しくて洒落ていて・・・大人な時間だった。昼間はオーブでぐわ~っと魂持っていかれたのだけれど、それをいい意味でクールダウンするような。こういうニュートラルな気持ちになる観劇体験って初めてかもなあ。

~演目リスト~

音楽:ジュール・マスネ (「タイスの瞑想曲」)
振付:エルヴェ・モロー
振付協力:イザベル・シアラヴォラ
バレエ:ドロテ・ジルベール&エルヴェ・モロー
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

イザイ:『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調" バラード"』
ヴァイオリン:三浦文彰

ポンセ:『メキシカン・バラード』
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『トリスタンとイゾルデ』よりパ・ド・ドゥ日本初演
音楽:リヒャルト・ワーグナー
振付:ジョルジオ・マンチーニ
バレエ:ドロテ・ジルベール&マチュー・ガニオ

『ツクヨミ』 世界初演
音楽:アルヴォ・ペルト「アリーナのために」
振付:中村 恩恵
バレエ:エルヴェ・モロー
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『それでも地球は回る』
音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ (「バヤゼット」より“私はないがしろにされた妻”)
振付:ジョルジオ・マンチーニ
バレエ:マチュー・ガニオ
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

サン=サーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ』
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『瀕死の白鳥』
音楽:カミーユ・サン=サーンス「動物の謝肉祭」より第13曲「白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン
バレエ:ドロテ・ジルベール
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

Musicリスト:『バラード 第2番 ロ短調』
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス

『月の光』
音楽:クロード・ドビュッシー
振付:イリ・ブベニチェク
バレエ:エルヴェ・モロー
ピアノ:ジョルジュ・ヴィラドムス
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by tigersandcatlover | 2016-01-15 15:49 | その他の舞台

シルヴィ・ギエム Life in Progress

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 2010年のHope Japan公演で初めてその踊りを生で観たシルヴィ・ギエム(→そのときの日記)。それまでバレエで涙したことは一度もなかったのにうわ~っと来てしまった彼女の踊りをもう一度観たくて、引退公演ツアーのチケットを買った。もう一つボレロやTwoを地方を回って踊ってくれるファイナルツアーもあるのだが、日本以外の国で今年の春から彼女の引退公演として上演してきたこのLife in Progressは東京限定ということで日帰り上京までしたのだった。

 三階のやや離れた席からでもその動きの美しさ・独特さはすっと目を引いて引き込まれる。大地と木と一体化するような「Techne」では這うような動きですら美しく、「Duo」でのほんのちょっとの出演ににんまり、「Here and After」では床の照明と戯れるような終盤に息をのむ。けれどやっぱり何といっても最後の演目「Bye」。

 柄のシャツに黄色のスカート、ソックスに革靴を履き、カーディガンをさらっと着たその人は、あどけない少女のようでもあり、歳を重ねた私たち世代の女性のようでもあり。普段着で踊るような姿はどこかコミカルで切なくて生命力に溢れていて。最後の最後、扉の向こうのたくさんの人たちに紛れて振り返りながら去っていく姿に落涙してしまった・・・。大好きなベートーヴェンピアノソナタ32番第二楽章の音楽にのって。この日唯一耳になれた曲だったのだけれど、そのぶん「もう半分過ぎた…あぁ、もう終わっちゃう」とどんどん切なくなってしまったのもあるかもしれない。

この日の演目メモ
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by tigersandcatlover | 2015-12-21 20:00 | その他の舞台

シュツットガルト・バレエ団来日公演 オネーギン

 11月というのに真冬の寒さの土曜日、兵庫県立芸術文化センターで観劇。シュツットガルト・バレエ団 オネーギン をば。

 もともとはチャイコフスキー作のオペラをシュツットガルトバレエ団がバレエ化するにあたり、オペラの楽曲をバレエに使うというのは当時前例がなかったらしく、チャイコフスキーの他の楽曲をクルト=ハインツ・シュトルツェが編曲したという作品。いずれにせよこの団がオリジナルということになるんだよね。1967年4月13日初演。

オネーギン:フリーデマン・フォーゲル
レンスキー:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ラーリナ夫人:メリンダ・ウィサム
タチヤーナ:エリサ・バデネス
オリガ・アンジェリーナ・ズッカリー二
乳母:ダニエラ・ランゼッティ
グレーミン公爵:ロマン・ノヴィツキー

指揮:ヴォルフガング・ハインツ

 終演したときにまず思ったのは、さすが本家、ようできた作品やな〜ということ。古典的なバレエももちろん素晴らしいのだけれど、こういう演劇性のある舞台の方が私は好きかも。マノンや椿姫やオテロなんかもいつか観てみたいな、と思った。

 そしてバレエフェスで観た時よりフォーゲルのオネーギンが、しっくり感じた。1幕のパドドゥでもにんまりな笑顔もなく自然やったし(ってこのシーンはタチアナの空想のオネーギンだからしっくりとか言う問題でもないかもしれないけど)。やはり全幕でみないとだね。
 
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by tigersandcatlover | 2015-11-30 20:30 | その他の舞台

サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター 眠れる森の美女

 Konstantin Tachikin's St.Petersburg Ballet Theatreの来日公演「眠れる森の美女」を観た。

 土曜日の夜というのにガラガラの客席、(予算の関係か)来日できなかった座付きオケ、冒頭まったく音が客席に届かないオケ、で一体どうなることかと思ったが、そこは観劇中毒たる所以か、物語が進むにつれ案外すんなりと入り込むことができた。バレエでこの演目を観たのは今回が初めてだったというのもあるかもしれない。

 バレエ自体とは関係ないのだが、物語のなかで「あれっ?」と思ったのがオーロラの両親のエピソード。彼女が眠りについてしまってから、両親だけはリラの精の魔法を受けずにそのまま嘆きながら立ち去ってしまうのだ。初めは寝室に移動でもするのかな?とかのんきなことを考えていたのだが、その後はオーロラが眠りから覚めた後も登場することはない(オーロラと王子の結婚式は王子の両親のみが出席)。幼少時に読んだグリム童話では両親もともに眠りともに起きるのだと記憶していたので、その違和感からオーロラじゃないけど、ずっと棘が指にささったような気持ちで第三幕の華やかな踊りを観続けることになった。

 で、その後少し調べたのだが、我々がよく知っているグリムの「茨姫」はヨーロッパの古い民話がベースになっていて、そのもとの民話ではオーロラの両親は姫が眠った悲しみとともに城を去る、らしい(ちなみに王子のキスで目覚めるわけではなく、魔法通り100年の眠りから覚める)。へええ、知らんかった。とはいえ、やはりバレエでも今回のような設定は珍しいらしい。

 バレエはまだまだ親しみ中なので、ざっとした感想をば。

 まずはカラボスにオーロラの両親が子宝に恵まれるようになんとかしてほしいと頼みにくるシーンから(頼んでおいて誕生パーティに誘わないってどゆことなの?とカラボスに同情してしまったわw)。ここの部分と、一幕一場ラストの同じくカラボスが出てくるシーンの禍々しい不吉な音楽の盛り上がりがともかく弱くて、なんかへにゃ~っとした呪いのように思えてしまった・・・。

 オーロラと4人の求婚者の有名な踊りの部分。以前ROHのアリスをライブビュー観たときに、ここのシーンのオマージュという部分があって、ああ、ここの踊りなのねえ、としみじみした。案外覚えているもんだ。

 コレスニコヴァは16歳設定には見えない貫禄と迫力と踊りの確かさで、その分わざとなのかもしれないけど、求婚者たちのへにゃへにゃしたルックスの対比ににんまりしてしまう。

 二幕、ようやく出てきた王子!ロジキンはどこか陰のあるような不思議な雰囲気で、よくあるバレエの王子のようなひたすら陽のオーラがあんまりない。どこか一生懸命さが滲む感じで、とくにオーロラを回すところなんかはまるでろくろ回しのようにむっちゃ真剣モード。かと思うとジャンプはものすごく軽くて羽が生えているよう。ギャップ萌えに陥りがちな私の琴線に触れる王子でありましたわ(笑)。

 三幕はまるでガラのように赤ずきんちゃんやら猫やらシンデレラやらいろんな登場人物が出てきてお祭りモード。青い鳥とフロリナ姫(日本人の直塚さんが演じている)はグラン・パ・ドゥ・ドゥになっていて、主役級だな~と思った。

オーロラ姫;イリーナ・コレスニコヴァ
フロリムンド王子;デニス・ロヂキン

カタルビュット(式典長);ドミトリー・ルダチェンコ
カラボス;ディムチク・サイケーエフ
リラの精;マリア・ベリカイア

優しさの精;エカテリーナ・ボンダレンコ
元気の精;リュドミラ・ミジノワ
鷹揚の精;直塚美穂
呑気の精;ヴァレリア・アンドロポワ
勇気の精;ディアナ・エルモラエヴァ

ダイアモンド;リュドミラ・ミジノワ
サファイア;エリザヴェータ・サヴィナ
ゴールド;ヴァレリア・アンドロポワ
シルバー;ユリア・コチェマソヴァ
フロリナ王女;直塚美穂
青い鳥;ミハイロ・トカチュク
白い猫;ラリッサ・ファブリクノワ
長靴をはいた猫;アントン・マリツェフ
赤ずきんちゃん;橋本有紗
狼;ディムチク・サイケーエフ
シンデレラ;ナデージャ・ラーシュコ
フォーチュン王子;ユーリィ・バリシニコフ

指揮;ティムール・ゴルゴヴェンコ
管弦楽;東京ニューシティ管弦楽団
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by tigersandcatlover | 2015-09-07 12:25 | その他の舞台

第13回世界バレエフェスティバル <プログラムB>

 バレエ親しみ月間第三弾により、2週連続でバレエ観劇上京してまいりました。

 まずは沼ってる対象:マルちゃんのことを(笑)。

 当初バレエフェスの両プロとも観よう!と決心した時はまだマルセロ・ゴメス氏の出演は決まっていなかったのだが、その後のBプロ出演が発表され狂喜。ただふたを開けると7日のロンドンでのThe Car Manのソワレを終えて翌日東京へ飛んで、9日朝に到着してそのまま踊る、というハードスケジュールと知り、あまりの綱渡りにびっくりするやら心配するやら。私ら弾丸観劇族のスケジュールじゃあるまいしw。でもそんな心配はどこへやら、なんと2時開演の第一部に登場して、軽やかに優雅な姿を見せてくれた。

 そんな彼がこの日特別に踊ったのは(当初ヴィシニョーワとVertigoを踊るはずたったのがさすがに合わせる時間がなかったため変更となったらしい)、彼自身が振り付けしたTRISTESSEからの一部抜粋で、4人のソロパートを一人で繋げて。先日のロンドンで観たときはピアノの側で皆の踊りを楽しげに眺めたり、仲間とささやきあったりする彼につい目がいって、他の3人のパートに気持ち集中できなかったwので、今回しっかり観れて嬉しかったなあ。そして一番コミカルでキュートなゴメスさんのパート。自分でもびっくりするくらい記憶に残っていて、あのときは到着直後で入管に一時間半ならんでクタクタだったけれど、やはりむっちゃ集中してたんやなぁ〜。そして今回はつなぎに少し仕草を加えたり(袖をたくし上げたり、襟元をあけたり、嘆き悲しむように頭を振ったり)、最後に纏めるように手を上げたりするのも、まるで元からそう振りつけたように自然で、なんかじわっとした。まるで一人の男性の人生の喜怒哀楽、みたいな物語を観ているようだった。そして今回のパートだけだと、ハッピーエンドみたいに終わってほわっと幸せな気分になった。あとを知ってるだけに切なさもありつつ。

 あ~なんか沼目線で長々と書いてしまった・・・。あとは一言ずつ感想を羅列(前回の記憶喪失を反省してw忘れないうちに)。

<第 1 部>

「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ/音楽:チェーザレ・プーニ
ヴィエングセイ・ヴァルデス オシール・グネーオ

 Aプロオオトリを務めたペアで幕が開くとなんだか、ずっと続いて観ているような気になった。今回はバランスは一回だけと控えめだったかな?

「シンデレラ」
振付:ウラジーミル・マラーホフ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
ヤーナ・サレンコ ウラジーミル・マラーホフ


 マラーホフの白タイツ姿。やっぱり王子なのよねえ。もうちょっとみたーい、と思った。

「シナトラ組曲」より"ワン・フォー・マイ・ベイビー"
振付:トワイラ・サープ/音楽:フランク・シナトラ
イーゴリ・ゼレンスキー


 ミュージカルのワンシーンのようなソロ。今回彼がフィナーレのラストなんだけど(アルファベット順だとZelenskiだからね~)、ヴィシニョーワペアのあとでちょっと申し訳なさそうにさらっと出てくるのが、なんだかおかしかったなあ。

「ペール・ギュント」
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:アルフレット・シュニトケ
アンナ・ラウデール エドウィン・レヴァツォフ

 不吉な近未来のような衣装に雰囲気。ラウデールさんの髪型が一瞬スキンヘッドに見えて余計にそう思っちゃったのかも。

「悲しみのエチュード」より 4つのダンス
振付マルセロ・ゴメス/音楽:フレデリック・ショパン
マルセロ・ゴメス

 前述しまくったのでw省略。

「ライモンダ」より 幻想のアダージオ
振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
ウリヤーナ・ロパートキナ ダニーラ・コルスンツェフ

 ロパートキナさんの踊りは音楽と合ってるとか以上に、なんかもう音楽が纏わりついてるような感じ。

<第 2 部>

「眠れる森の美女」
振付:ルドルフ・ヌレエフ/音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
リュドミラ・コノヴァロワ マチアス・エイマン

 Aプロのマンフレッドの独特の振り付けと跳躍(と華麗なる床転がりw)でおお~っと思ったマチアスさんの王子ぶり。なんでだろう?他のダンサーよりポージングがぱしっぱしっと小気味よく、ほんのゼロコンマ数秒くらいの余裕を感じるんだよなあ(あくまで素人目線)。

「ノー・マンズ・ランド」
振付:リアム・スカーレット/音楽:フランツ・リスト
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

 少女のようなコジョカルさんの時々コボーさんを拝むようなポーズ。リストの曲がものすごくモダンに聴こえた。

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
サラ・ラム ワディム・ムンタギロフ


 なんか・・・王子だわあ<ワディム。

「ギリシャの踊り」
振付:モーリス・ベジャール/音楽:ミキス・テオドラキス
オスカー・シャコン


 プログラム表を熟読してなくてもベジャールの振り付けと私でもわかるような独特の動き。肉体の美しさを際立たせるというか。カーテンコールの拍手もひときわ大きかった気がする。

「マノン」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ
オレリー・デュポン エルヴェ・モロー


 ベッドから誘うマノンのシーン。大人の世界だ~~とうっとりしつつ観ていた。全幕観たくなって逆にフラストレーション感じちゃったかも。

<第 3 部>

「ロミオとジュリエット」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
ヤーナ・サレンコ スティーヴン・マックレー

 ロミジュリのバルコニーのシーン。この部分は音楽も大好きなところ。そしてやっぱりこれも全幕観たくなっちゃった。
 
「伝説」
振付:ジョン・クランコ/音楽:ヘンリク・ヴィエニャフスキ
アリシア・アマトリアン フリーデマン・フォーゲル


 ああ~あかん。これ記憶からなくなってる・・・。またやっちゃったよ。ってちゃんと起きてたんですけどね!

「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
タマラ・ロホ アルバン・レンドルフ


 お恥ずかしいけど、椿姫とわからずに観ていました(爆)。いやだって覚えきれないよう~~。黒鳥が素晴らしかったタマラさん。

「レ・ブルジョワ」
振付:ベン・ファン・コーウェンベルク /音楽:ジャック・ブレル
ダニール・シムキン


 そういえば、Bプロは男性ソロが多かったな~。そしてすべてが個性的で魅力的な。スーツ姿で踊る姿は粋で大人な感じ~と思いきや、最後の最後はやっぱりキレキレのジャンプでうわっと会場を盛り上がらせてくれた。

「オールド・マン・アンド・ミー」
振付:ハンス・ファン・マーネン/音楽:J.J.ケイル、イーゴリ・ストラヴィンスキー、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ

 二度目で次はこう踊るとわかっていてもやっぱり楽しいこの演目。ヴィシニョーワの背中(肩甲骨あたり)てなんであんなにキュートで饒舌なんだろう?

<第 4 部>

「瀕死の白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:カミーユ・サン=サーンス
ウリヤーナ・ロパートキナ


 幕が開くと舞台の上にハーブとチェロが。そして下手からするすると白鳥が出てきた・・・と思ったらもう完全にその世界に入り込んでしまった。一幕でも思ったけれど、なんという音楽との融合だろう!ライトが暗くなっていって一瞬の静寂が劇場を包んだときに一緒にため息をついてしまったよ・・・。

「シルヴィア」
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:レオ・ドリーブ
シルヴィア・アッツォーニ アレクサンドル・リアブコ


 うわ~これどういうお話の一部分なんだろう?と思いつつ観ていた。ノイマイヤーの振り付けってパズルのように男女の体が入り組むようで面白い。あとで調べると神話をもとにした物語みたい?

「椿姫」より 第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメーカー


 舞踏会を体調不良で中座したヴィオレッタ(マルグリット)が咳き込みながら息を整える長い静寂から始まって、アルフレードに求愛されるシーンを舞台の一部さながらみせてくれた。

「こうもり」よりパ・ド・ドゥ
振付:ローラン・プティ/音楽:ヨハン・シュトラウス2世
イザベル・ゲラン マニュエル・ルグリ


 一言でいうと「洒脱!」。ちょび髭のルグリがオペレッタでいうとファルケ博士みたいな人物を(最初アルフレードかと思ったが一緒に舞踏会へ行ってしまった。調べるとバレエとオペレッタでは登場人物が少なくて少しあらすじが違うようだ)、ゲランがオペレッタならばロザリンデ役をコミカルにキュートに演じる。もう本当に大人のバレエっていう感じ。この二人で全幕やってくれたら絶対観たい~~。

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
マリーヤ・アレクサンドロワ ウラディスラフ・ラントラートフ


 こういうフェスのトリはこの演目、っていうのがお約束なのかな?Aプロの二人とはまた違う遊び心あふれたグラン・パ・ド・ドゥで、カーテンコールでもジャンプして出てきたり、ポワントで出てきたりと洒落っ気たっぷり。いや~、どの部も素晴らしかったけれど、もう一度だけ観たい部を一つ選べと言われたら4部にしちゃうかな・・・(あ、マルちゃんのソロは別格としてww)

 しかし2週連続の4時間半の長丁場に短いトイレ休憩。今回は前日から上京してゆったりした時間も過ごしたけれど、やはり身体はもちろん目も頭も疲れたようで、帰りの新幹線では大爆睡してふと気づくと降りる一駅前だった。ふ~危ない危ない。そして、観るだけでもこんなに疲れるのに、長いフライトのあと踊ってそしてフィナーレまでいて、目の前のロパートキナさんの姿にファンみたいな表情を見せていたマルちゃんの姿を思い出し涙。ロンドンの哀しい出来事が起こる直前の、幸せなシーンを切り取って。
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by tigersandcatlover | 2015-08-10 20:30 | その他の舞台


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